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最終更新日:2017年2月14日
リンク|pH|Eh|pH-Eh図|トリリニアダイアグラム|国民宿舎|
自然環境(Natural Environment)におけるさまざまな現象(Phenomenon)を理解するためには調査(Investigation)が必要である。一般に野外調査(Field Work、Field Survey)と呼ばれる。
近年は、環境問題(Environmental Problem)に関係した野外調査が多いが、資源の開発(Development of Resource)のための野外調査も重要である。
ここでは、主に環境問題に関係した情報を集めている。対象ごとにまとめている。 |
全般|環境調査|文献|
【全般】
【環境調査】
【文献】
全般|海洋|地球観測衛星|
《全般》
- 竹内均(監修)(2003):地球環境調査計測事典 第3巻 沿岸域編.フジ・テクノシステム、1297p(56800円).
竹内均(監修)(2003):地球環境調査計測事典 第2巻 陸域編A.フジ・テクノシステム、1100p(56800円).
竹内均(監修)(2002):地球環境調査計測事典 第1巻 陸域編.フジ・テクノシステム、1401p(56800円).
- グローブ日本中央センター(訳編)(2002):環境学習のための観測プログラムGLOBE 1 大気・水調査編.古今書院、144p(2500円).
- 環境省環境影響評価技術検討会(原編)環境省総合環境政策局(編)(2002):大気・水・環境負荷の環境アセスメント
環境省環境影響評価技術検討会報告書 3 環境保全措置・評価・事後調査の進め方.財務省印刷局、542p(3200円).
- 篠原重則(2001):地理野外調査のすすめ 小・中・高・大学の実践をとおして.古今書院、286p(7600円).
- 左巻健男・市川智史(編著)(1999):誰にでもできる環境調査マニュアル.東京書籍、281p(2400円).
- ダム水源地環境整備センター(編監)(1994):水辺の環境調査.技報堂出版、483p(10000円).
- 日本自然保護協会(編監)(1994):自然観察ハンドブック(フィールドガイドシリーズ1).平凡社、426p(2000円).
- 水野寿彦(編)(1985):環境調査のし方(グリーンブックス125).ニュー・サイエンス社、99p(800円).
《海洋》
- 柳哲雄(2002):海洋観測入門.恒星社厚生閣、104p(1500円).
- 中井俊介(1999):海洋観測物語 その技術と変遷.成山堂書店、334p(4600円).
- 柳哲雄(1993):海洋観測データの処理法.恒星社厚生閣、113p(2136円).
- 日本海洋学会(編)(1990):沿岸環境調査マニュアル 2 水質・微生物篇. 恒星社厚生閣、386p(7767円).
- 日本海洋学会(編)(1986):沿岸環境調査マニュアル 底質・生物篇.恒星社厚生閣、266p(5000円).
- 日本海洋学会(編)(1985):海洋環境調査法.恒星社厚生閣、666p(7000円).
《地球観測衛星》
- 大林成行(編著)(2002):人工衛星から得られる地球観測データの使い方.日本建設情報総合センター(大成出版社発売)、234p(2600円).
- 新井康平(2001):Javaによる地球観測衛星画像処理法.森北出版、122p(2400円).
- 新井康平・Leland Jameson(2001):ウェーブレット解析による地球観測衛星データの利用方法.森北出版、140p(2400円).
- 新井康平(2000):地球観測衛星データの利用方法.森北出版、131p(2200円).
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土壌|文献|
【土壌】
【文献】
全般|地質|岩石・鉱物|土壌|
《全般》
- 恩藤知典(1991):地学の野外観察における空間概念の形成. 東洋館出版社、228p(6796円).
《地質》
- 日本地質学会地質基準委員会(編著)(2003):地質学調査の基本 地質基準.共立出版、220p(2800円).
- 全国地質調査業協会連合会(編)(2003):地質調査要領―効率的な地質調査を実施するために.経済調査会、336p(5715円).
- 国土交通省大臣官房技術調査課(監)日本建設情報総合センター(編)(2002):地質調査資料整理要領(案) 平成14年7月改訂版(建設情報標準叢書4).日本建設情報総合センター(大成出版社発売)、(2800円).
- 鈴木喜計(編著)(2002):地質汚染 調査と浄化技術.オーム社、220p(3900円).
- 全国地質調査業協会連合会(編)(2002):地質調査報告書のまとめ方 IT対応.オーム社、199p(3000円).
- 狩野謙一(1992):野外地質調査の基礎.古今書院、148p(2136円).
- 湊正雄・小池清(1985):地質調査法.古今書院、161p(2500円).
《岩石・鉱物》
- 松原聡(2003):日本の鉱物(フィールドベスト図鑑Vol.15).学研、260p(1900円).
- 柴田秀賢・須藤俊男(2003):原色新鉱物岩石検索図鑑.北隆館、346p(4800円).
- 松原聡(監修)(1999):鉱物カラー図鑑 日本で採れる200種以上の鉱物を収録.ナツメ社、274p(1500円).
- 堀秀道(1999):楽しい鉱物学 基礎知識から鑑定まで.草思社、301p(2000円).
- 堀秀道(1997):楽しい鉱物図鑑 2.草思社、222p(3700円).
- 松原聡(1997):鉱物図鑑 フィールド版 続.丸善、134p(2800円).
- 豊遥秋・青木正博(1996):検索入門鉱物・岩石.保育社、206p(1554円).
- 松原聡(1995):鉱物図鑑 フィールド版.丸善、153p(2800円).
- 木下亀城・小川留太郎(1995):岩石鉱物(エコロン自然シリーズ).保育社、180p(図版64p)(1748円).
- 堀秀道(1992):楽しい鉱物図鑑.草思社、211p(3786円).
- 通商産業省工業技術院地質調査所(編)(1992):日本の岩石と鉱物.東海大学出版会、150p(8000円).
- 山口地学会(編)(1991):山口県の岩石図鑑.第一学習社、224p(4660円).
- 益富寿之助(1987):原色岩石図鑑(保育社の原色図鑑13).保育社、383p(図版72p)(5500円).
- 三木幸蔵・古谷正和(1983):土木技術者のための 岩石・岩盤図鑑.鹿島出版会、255p(図版1枚)(8500円).
《土壌》
- 日本ペドロジー学会(編)(1997):土壌調査ハンドブック.博友社、169p(2000円).
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地形|文献|
【地形】
【文献】
- 全国地質調査業協会連合会(編)(2001):日本の地形・地質 安全な国土のマネジメントのために.鹿島出版会、205p(4700円).
- 砂防学会(編)(2000):山地河川における河床変動の数値計算法.山海堂、143p(2800円).
- 宇多高明(1997):日本の海岸侵食.山海堂、442p(11000円).
水質調査|pH|Eh|導電率|COD|BOD|DO|TOC|SS|キーダイヤグラム|文献|その他
※COD〔化学的酸素要求量:酸化剤の種類によって値が変わる(代表的なものは、二クロム酸カリウムあるいは過マンガン酸カリウム)〕/BOD〔生物化学的酸素要求量:有機物を分解するために微生物が必要とする酸素量:排水にも適用される:測定法はDO(溶存酸素量)と関連する〕については、湖沼や海域のような停滞水(滞留時間が長い)についてはCODが、河川のような流水(滞留時間が短い)についてはBODが用いられることが多い。
【水質調査】
全般|海洋水|降水|河川水|湖沼|ため池|地下水|
《全般》
《海洋水》
《降水》
《河川水》
《湖沼》
《ため池》
《地下水》
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【pH】(水素イオン濃度)
【Eh】(酸化還元電位:ORP、Oxidation Reduction Potential)
【導電率】
【COD】(化学的酸素要求量)
【BOD】(生物化学的酸素要求量)
【DO】(溶存酸素)
【TOC】(全有機炭素)
【SS】(浮遊物質)
【キーダイヤグラム】〔トリリニヤーダイヤグラム(Piper's
trilinear diagram)およびヘキサダイヤグラムも〕
【文献】
全般|河川水|湖沼水|地下水|雨水|氷|
《全般
- 新井正(2003):水環境調査の基礎.古今書院、170p(2500円).
- 飯田貞夫(1997):やさしい陸水学 地下水・河川・湖沼の環境.文化書房博文社、160p(2500円).
- 半谷高久・小倉紀雄(1995):水質調査法.丸善、335p(4500円).
- 日本建築学会(編)(1995):建築・都市の水環境調査法.丸善、338p(7600円).
《河川水》
- 日本河川協会(編)(2001):日本河川水質年鑑 1998.山海堂、1161p(22000円).
- 建設省河川局(監修)/建設省建設技術協議会水質連絡会・河川環境管理財団(編)(1997):河川水質試験方法(案)1997年版.技報堂出版、1102p(27300円).ISBN
: 4-7655-3154-6
《湖沼水》
- 西条八束・三田村緒佐武(1995):新編湖沼調査法.講談社、230p(3398円).
- 半田暢彦ほか(1987):湖沼調査法.古今書院、215p(2900円).
《地下水》
- 日本地下水学会(編)(2000):地下水水質の基礎−名水から地下水汚染まで−.理工図書、189p(3500円).
- 竹内篤雄(1996):温度測定による流動地下水調査法.古今書院、480p(12000円).
- 国土開発技術研究センター(編)(1993):地下水調査および観測指針(案).国土開発技術研究センター(山海堂発売)、330p(4854円).
- 水収支研究グループ(編)(1993):地下水資源・環境論−その理論と実践.共立出版、350p(6650円).
- 榧根勇(編著)(1991):実例による新しい地下水調査法.山海堂、171p(7282円).
- 高橋賢之助(1990):実例・経験に基づく掘削のための地下水調査法 付(排水計画法).山海堂、395p(5825円).
《雨水》
- 慶応義塾大学理工学部環境化学研究室(編)(2003):首都圏の酸性雨 ネットワーク観測による環境モニタリング.慶応義塾大学出版会、253p(5400円).
- 酸性雨調査プロジェクト研究会(編)(2002):みんなでためす酸性雨調査大作戦 インターネットを使った環境実践読本.合同出版、150p(1500円).
- 酸性雨調査法研究会(編)(1993):酸性雨調査法 試料採取 成分分析とデータ整理の手引き. ぎょうせい、401p(6796円)。
《氷》
- 日本雪氷学会北海道支部(編)(1991):雪氷調査法.北海道大学図書刊行会、244p(4500円).
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【その他】
全般|文献|その他
【全般】
【文献】
- 牛山素行(編)(2000):身近な気象・気候調査の基礎.古今書院、195p(2500円).
- 毛利茂男(1990):新・気象観測の手引.日本気象協会、186p(1942円).
【その他】
生物調査|文献|
【生物調査】
【文献】
全般|植物|動物|
《全般》
- 杉山恵一ほか(2001):自然観察の基礎知識 植物・鳥類・昆虫.信山社サイテック(大学図書発売)、211p(2300円).
- 森林立地調査法編集委員会(編)(1999):森林立地調査法 森の環境を測る.博友社、284p(4300円).
- ハーストン、N.G.(堀道雄ほか訳)(1996):野外実験生態学入門 生物の相互作用をどう調べるか.蒼樹書房、420p
(6500円).
- 岡村はたほか(1996):図解生物観察事典.地人書館、419p(5600円)。
《植物》
- 松井宏光(2002):四国の樹木観察図鑑 葉で引く(自然博物シリーズ5).愛媛新聞社、480p(3600円).
- 環境省自然環境局生物多様性センター(編)(2002):巨樹・巨木林フォローアップ調査報告書.財務省印刷局、125p(1300円).
- 国土交通省河川局河川環境課(監)リバーフロント整備センター(編)(2001):河川水辺の国勢調査年鑑 河川版 平成11年度 植物調査編.山海堂、39p(CD-ROM)(14500円).
- 岩瀬徹・川名興(2001):雑草博士入門 たのしい自然観察.全国農村教育協会、186p(1500円).
- 牧野晩成(2000):野山の植物(自然観察シリーズ).小学館、359p(2250円).
- 山岸高旺(編著)(1999):淡水藻類入門 淡水藻類の形質・種類・観察と研究.内田老鶴圃、646p(25000円).
- 菱山忠三郎(1999):街の樹木観察図鑑 庭・公園・野山の身近な樹木400.成美堂出版、271p(1600円).
- 岩瀬徹(1998):野山の樹木観察図鑑 野生の木と林へのアプローチ.成美堂出版、271p(1600円).
- 岩瀬徹(1997):野草・雑草観察図鑑 身近で見る430種のプロフィール.成美堂出版、287p(1600円).
- 家永善文ほか(1993):図解植物観察事典.地人書館、818p(6800円).
《動物》
- 鈴木欣司(2003):身近な野生動物観察ガイド.東京書籍、191p(2000円).
- 杉坂学(監修)(2002):色と大きさでわかる野鳥観察図鑑 日本で見られる340種へのアプローチ.成美堂出版、271p(録音ディスク)(2000円).
- 唐沢孝一(2002):野鳥博士入門(たのしい自然観察).全国農村教育協会、180p(1500円).
- 国土交通省河川局河川環境課(監)リバーフロント整備センター(編)(2001):河川水辺の国勢調査年鑑 河川版 平成11年度 鳥類調査
両生類・爬虫類・哺乳類調査 陸上昆虫類等調査編.山海堂、79p(CD-ROM)(14500円).
- 国土交通省河川局河川環境課(監)リバーフロント整備センター(編)(2001):河川水辺の国勢調査年鑑 河川版 平成11年度 魚介類調査
底生動物調査編.山海堂、69p(CD-ROM)(14500円).
- 熊谷さとし(2001):哺乳類観察ブック(ニッポン里山探検隊シリーズ1).人類文化社(桜桃書房発売)、239p(1800円).
- 中山周平(2001):野や庭の昆虫(自然観察シリーズ).小学館、359p(2250円).
- 松田道生(1999):野鳥観察図鑑 バードウォッチング大百科(アウトドアガイドシリーズ). 地球丸、160p(1700円).
- 杉坂学(監修)(1999):野鳥観察図鑑 日本で見られる340種へのアプローチ.成美堂出版、271p(2000円).
- 森林野生動物研究会(編)(1997):森林野生動物の調査 フィールド必携.共立出版、287p(3400円).
- 自然環境研究センター(編)(1996):野生動物調査法ハンドブック 分布・生態・生息環境 哺乳類・鳥類編.
自然環境研究センター、194p(3700円).
- 青木淳一・渡辺弘之(監修)(1995): 土の中の生き物 観察と飼育のしかた.築地書館、183p(2400円).
- 谷幸三(1995):水生昆虫の観察 安全できれいな水をめざして.トンボ出版、202p(1748円).
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自然災害|地すべり|文献|
【自然災害】
【地すべり】
【文献】
- 藤田崇(編著)(2002):地すべりと地質学.古今書院、238p(4800円).
- 水谷武司(2002):自然災害と防災の科学.東京大学出版会、207p(3200円).
- 申潤植(2001):地すべり工学 最新のトピックス.山海堂、727p(17000円).
- 松下忠洋(2001):自然災害と危機管理.山海堂、270p(2300円).
- 池谷浩(1999):土石流災害(岩波新書 新赤版640).岩波書店、221p(700円).
- 国会資料編纂会(編)(1998):日本の自然災害.国会資料編纂会、637p(28000円).
- 塩田修(1998):地震・高潮・山崩れ 自然災害入門.新風舎、204p(1600円).
- 古谷尊彦(1996):ランドスライド 地すべり災害の諸相.古今書院、213p(3000円).
- 中村三郎(編著)(1996):地すべり研究の発展と未来.大明堂、356p(4500円).
- 大矢雅彦ほか(1996):自然災害を知る・防ぐ.古今書院、257p(2300円).
- 国土開発技術研究センター(編)(1995):貯水池周辺の地すべり調査と対策.山海堂、174p(図版5枚)(6602円).
- 藤原明敏(1994):地すべり調査と解析 実例に基づく調査・解析法.理工図書、222p(3300円).
- 小島圭二(1993):自然災害を読む.岩波書店、143p(1262円).
- 水谷武司(1993):自然災害調査の基礎.古今書院、124p(1942円).
- 藤田崇(1990):地すべり 山地災害の地質学(地学ワンポイント3).共立出版、126p(1340円).
- 芦田和男ほか(1983):河川の土砂災害と対策 流砂・土石流・ダム堆砂・河床変動(防災シリーズ5).森北出版、260p(3500円).
国民宿舎|少年自然の家|その他
【国民宿舎】
【少年自然の家】
【その他】
|2010|
※pH=−log〔H+〕《厳密にはpH=−log aH+(aは活量)》と定義される。〔H+〕は水素イオンの濃度であり、その常用対数(common logarithm)の負の値をとる。水素イオン指数(hydrogen
ion exponent)あるいは水素イオン濃度指数とも呼ばれるが、英語読みでピーエイチ(またはピーエッチ)あるいはドイツ語読み(年配者に多い)でペーハーと呼ばれることが多い。水素イオンが多ければpHは小さい値を示し、酸(acid)性(acidic)である〔逆は塩基(base)性(basic)≒アルカリ(alkali)性(alkaline)〕。通常の水溶液中では、水の25℃1気圧でのイオン積《H2O=〔H+〕+〔OH-〕における平衡定数(約10-14)》を用いて、中性は〔H+〕=〔OH-《ヒドロキシル基(hydroxyl group)=旧 水酸基》〕であるとし、pH=7の値を中性としている。
注)東京化学同人の『化学辞典』によれば、アルカリ性とは塩基の溶液の持つ性質で、pHが7より大きい場合を指す。一方、塩基とはさまざまな定義があるが、アレニウス(Arrhenius)によればヒドロキシル基を持ち水に溶解するもの、ブレンステッド(Bronsted(oには/が重なる))らによればプロトン受容体、ルイス(Lewis)によれば電子対供与体、とそれぞれされている。
【2010】
|2014|
【2014】
- (株)堀場製作所(HP/2014/1)による『やさしいORPの話』と『ORP測定の基礎』と『ORP測定の応用』から
ORP(酸化-還元電位)は溶液の酸化性、あるいは還元性を示す指標であり、pH測定とよく似た方法で測定されます。
ORP測定は、mV測定機能を有するpH計本体と貴金属電極(白金電極または金電極)と比較電極を用いて測定します。ORPも温度の影響を受けますので、一定温度(たとえば25℃)で測定する必要があります。
ORP〔Redox(レドックス)電位〕=Oxidation-Reduction-Potential
ここで、
Oxn+:酸化性物質、
Red:還元性物質、
ne-:やりとりされる電子
である。
|
図1 標準酸化-還元電位の縦軸表示(月刊誌『電気化学』(1969年版)表紙より) |
(株)堀場製作所(HP/2014/1)による『やさしいORPの話』と『ORP測定の基礎』と『ORP測定の応用』から |
|1960|−|1999|
- pHの『リンク』はこちらを参照。
- Ehの『リンク』はこちらを参照。
※pHはEh〔英語でイーエイチまたはドイツ語でエーハーと呼ばれる:E、酸化還元電位、oxidation
reduction potential、ORP(測定機器はORP計と呼ばれることが多い)〕と組み合わせて、天然水の化学的性質を示す場合に用いられることが多い。プールベダイアグラム(Pourbaix Diagram)(プールベ図)とも呼ばれる。Ehの+側が酸化的であり、−側が還元的である。計算方法はこちらを参照。Ehの代わりに酸素ガス濃度(の対数)を用いても酸化還元の状態を示すことができる。例えば、こちらに示す例のように、pH-Eh図とpH-logPO2図とでは、化学種の安定領域の形は異なるが、化学種間の位置関係は同じである。logPO2を用いると、異なる温度での安定領域も計算しやすい。
【1999】
【1960】
|2006|
※水質を、Na++K+/Ca2++Mg2+/Cl-+SO42-/HCO3-の4種類の成分に分けて示す菱形ダイアグラム(キーダイヤグラム)に、Ca2+/Mg2+/Na++K+の3種類の陽イオン成分を示す三角ダイアグラムとCl-/SO42-/HCO3-の3種類の陰イオン成分を示す三角ダイアグラムを合わせたものをトリリニアダイアグラム(Piper's trilinear diagram、パイパー図、Piper diagram)と呼ぶ。
【2006】
- 岩手県環境生活部環境保全課・(株)日水コン(2006)による『平成17
年度 岩手県窒素・リン環境許容量将来予測調査 報告書概要版』から
○トリリニアダイアグラムの見方
水溶液中の陽イオン(陰イオン)の当量濃度(me/l)の構成比率を示したものである。
左下の三角形内にプロットされた点は、水溶液中の陽イオン(Ca2+、Mg2+、Na++K+の3種類)の構成比率(全体は100%)を示し、右下の三角形内にプロットされた点は陰イオン(Cl-、SO42-、HCO3-の3種類)の構成比率を示している。
中央のひし形(キーダイアグラムという)内では、陽イオン(Ca2++Mg2+とNa++K+の2種類)、および陰イオン(Cl-+SO42-とHCO3-の2種類)の構成比率を示している。
上図の場合、プロットされた水溶液の溶存物質は、Ca2+:Mg2+:Na++K+=34:29:37であり、Cl-:SO42-:HCO3-=15:17:68
と読める。(1 つのサンプルに付き、3 点プロットされる。)
岩手県環境生活部環境保全課・(株)日水コン(2006)による『平成17
年度 岩手県窒素・リン環境許容量将来予測調査 報告書概要版』から |
|2013|
【2013】
- (社)国民宿舎協会(HP/2013/10)による『中国・四国』から
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(社)国民宿舎協会(HP/2013/10)による『中国・四国』から |
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