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最終更新日:2017年2月15日
地殻表層部の地質情報である基盤岩(Basement Rock、Bedrock)の岩相(Rock Facies、Lithofacies)などを生成時代(Forming
Age)別に整理してまとめ、平面図(Plane Figure)である地形図(Topographic Map)上に色分けした模様や記号によって表示したものが地質図(Geologic Map、Geological Map)である。地質構造(Geologic Structure)と呼ばれる様々な3次元的特徴〔地層(Stratum)、岩脈(Dike、Dyke)、断層(Fault)・褶曲(Fold)、火山(Volcano)・温泉(Hot spring)など〕も走向(Strike)・傾斜(Dip)などの記号を用いて記入されている。また、化石(Fossil)の産地や鉱物資源(Mineral
Resource)などの資源の分布についても併記されることが多い。 さらに、地下の地質を示すために、断面図(Cross Section Map)や柱状図(Column、Columnar Section)などが付けられることが一般的である。 普通の地質図のほか、最表層の地質を特に示した表層地質図(Superficial Geologic Map)や、水理地質図(Hydro-geologic Map)や、土壌図(Soil Map)など、多種類の類似した地図も作成されている。さらに、化学組成の特徴を示す地球化学図(Geochemical Map)などの作成も行われている。 近年は、植生(Vegetation)や人工構造物(Artificial Structure)等の土地利用情報も含めたGIS(地理情報システム、Geographic Information System)を基盤として、人工衛星(Artificial Satellite)などによるリモートセンシング(Remote Sensing)等を用いた情報も利用して、コンピュータ(Computer-aided)によって各種地図として表現することも多くなった。 |
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【地質調査総合センター関連地質図】
【参考】地質調査総合センター
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%B7%8F%E5%90%88%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC
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活断層・火山研究部門 地圏資源環境研究部門 地質情報研究部門 地質情報基盤センター 再生可能エネルギー研究センター(地熱チーム・地中熱チーム) |
地質標本館 北海道センター |
100万分の1日本地質図、ほか https://www.gsj.jp/Map/JP/geology.html ・100万分の1 日本地質図(第3版) https://www.gsj.jp/Map/jpeg/jm100/jm100_Geomap_3rd-1.jpg ・50万分の1地質図幅・活構造図 https://www.gsj.jp/Map/JP/geology1.html ・20万分の1地質図幅 https://www.gsj.jp/Map/JP/geology2.html ・7万5千分の1地質図幅 https://www.gsj.jp/Map/JP/geology3.html ・5万分の1地質図幅 https://www.gsj.jp/Map/JP/geology4.html ・特殊地質図 https://www.gsj.jp/Map/JP/geology5.html 海洋地質図 https://www.gsj.jp/Map/JP/marine-geology.html ・海底地質図(1:20万)・表層堆積図(1:20万) https://www.gsj.jp/Map/JP/marine-geology.html ・1:100万、1:200万、1:300万 広域図 https://www.gsj.jp/Map/JP/marine-geology1-2.html ・その他の地球科学図類 https://www.gsj.jp/Map/JP/marine-geology2.html 火山地質図、その他の地球科学図類 https://www.gsj.jp/Map/JP/volcano.html 重力図(ブーゲー異常図) https://www.gsj.jp/Map/JP/geophysics.html 鉱物資源図 https://www.gsj.jp/Map/JP/geo-resources.html 水文環境図・日本水理地質図 https://www.gsj.jp/Map/JP/environment.html 地球化学 https://www.gsj.jp/Map/JP/geochemistry.html アジア地域の地球科学図 https://www.gsj.jp/Map/JP/asia-area-geoscience.html |
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国内調査報告書検索 | 昭和38年度から作成された報告書681冊の検索及びpdfファイルのダウンロードが可能なシステムです。表示項目は、実施調査量、調査範囲、報告書本文です。報告書の内訳は、広域調査387冊、精密調査226冊、金鉱山調査13冊、レアメタル調査55冊です。 |
国内調査ボーリング情報検索 | 昭和38年度から実施されたボーリング1926孔について、検索・表示が可能なシステムです。表示項目は、各孔の緯度、経度、坑口標高、掘進方向、傾斜、掘進長等のボーリング概要のほか、柱状図、分析結果のpdfファイルのダウンロードが可能です。内訳は、広域調査580孔、精密調査1288孔、金鉱山調査4孔、レアメタル調査54孔です。 |
全国鉱床データ検索 | 全国の757鉱床について、緯度、経度、鉱種、鉱床タイプ、鉱化作用のタイプ、鉱床の形態、鉱化作用の年代、地質構造区分、開発状況、生産状況、鉱床母岩、鉱化帯、関係火成岩、鉱体名等の情報が検索・表示可能なシステムです。データは、地質調査所(1980):全国金属鉱山基礎資料集、金属鉱業事業団内部資料等をベースに入力を行いました。検索方法は、道府県からの検索と鉱種からの検索の2通りがあります。 |
【ソフトウェア】(【地質調査総合センター】の関連サイトも参照)
地質図 |
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(国土地理院発行の数値地図50mメッシュ (標高) を使用) |
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地質調査総合センター(HP/2014/11)による『地質図を知るページ』の『地質調査の世界』から |
地質調査総合センター(HP/2014/11)による『地質図カタログ』から 日本の地質図は、『地質図表示システム地質図Navi』および『20万分の1日本シームレス地質図』を参考。 |
5万分の1地質図副 |
5万分の1地質図幅 20の区分は50万分の1地質図幅に対応する。 |
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12.岡山 |
13.高知 |
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地質調査総合センター(HP/2014/11)による『5万分の1地質図幅』から |
土地分類図 |
土地分類調査・水調査の概要
国土交通省(HP/2014/11)による『土地分類調査・水調査 > 調査データを見る』から |
『土地をその利用の可能性により分類する目的をもって、土地の利用現況、土性その他の土じょうの物理的及び化学的性質、浸蝕の状況その他の主要な自然的要素並びにその生産性に関する調査』 |
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1/50万 土地分類基本調査 | 地形分類図、表層地質図、土壌図など。 |
1/20万 土地分類基本調査 | 地形分類図、起伏量・谷密度図、表層地質図(平面的分類図)、傾斜区分図、土壌図、表層地質図(垂直的分類図)、土地利用現況図、土壌生産力可能性等級区分図、土地利用可能性分級図、付属説明書など。 | ||
1/5万 土地分類基本調査 |
都道府県土地分類基本調査。 地形分類図、土地利用現況図、表層地質図、簿冊、土壌図など。 |
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1/5万 土地履歴調査 | |||
土地分類細部調査 | |||
土地分類基本調査(垂直調査) | |||
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1/20万 土地保全基本調査 | 自然環境条件図、土地利用・植生現況図、災害履歴図、防災保全等関係法令指定区域図、土地利用動向図、保護すべき文化財分布図、付属説明書など。 | |
災害類型別土地保全基本調査 | 自然環境条件図、土地利用・植生現況図、災害履歴図、防災保全等関係法令指定区域図、土地利用動向図、保護すべき文化財分布図、付属説明書など。 | ||
『治水及び利水に資する目的をもって、気象、陸水の流量、水質及び流砂状況並びに取水量、揚水量、排水量及び水利慣行等の利水に関する調査』 |
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主要水系調査 | |
都道府県水調査 | |||
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地下水調査 | 地下水(深井戸)資料台帳) | |
地下水マップ |