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最終更新日:2019年8月10日
全般 | メカニズム | 観測 | 災害 | その他 |
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地震の原因| 発震機構|活断層| |
地震観測網| マグニチュード| 震度| ガル| |
緊急地震速報| 地震災害| 阪神・淡路大震災| 東日本大震災| 熊本地震| 命名条件| |
深発地震| 地震予知| 前兆現象| 地震用語⇒こちら| |
断層(Fault)の形成に伴う振動による波は地震波(Seismic Wave)と呼ばれる。一般に、P波(P-wave、縦波、Longitudinal
Wave、Compressional Wave)とS波(S-wave、横波、Transverse
Wave、Shear Wave)からなる実体波(Body Wave)と、表面波〔Surface Wave:レイリー波(Rayleigh
Wave)とラブ波(Love
Wave)〕とからなる。 地震波による被害が地震被害(Impact of Earthquake)であり、自然災害(Natural Disaster)の中でも最も恐れられている。その地震の強さ(Amount of Seismic Energy)はマグニチュード(Richter Magnitude Scale、Moment MagnitudeScale)で比較され、ある場所でのある地震の影響の強さ(Strength of Earthquake)は震度(Japan Meteorological Agency Seismic Intensity Scale、Seismic Intensity、Degree of Shaking)で比較される。 地震(Earthquake)はプレート境界(Plate Boundary)部に多いため、日本付近にも多い。沈み込み(Subduction)に伴うプレート型地震はマグニチュードが非常に大きいものが多いため、特に日本列島の太平洋側での発生が警戒されている。 しかし、地震波はまた地下物質の構造の違いを示すため、地下構造探査(Exploration)等に利用されている。地球の内部構造(Internal Structure)も主に地震波によって明らかにされてきた。 |
全般 |
ウィキペディア(HP/2012/4)による『地震』から |
地震計 |
図9.2 3成分の地震観測 (独)防災科学技術研究所(HP/2011/5)による『地震の基礎知識とその観測』の『9.1 地震計の原理』から |
余震 |
要素 | パラメータ | 震源/震源域/発震機構 |
規模 | マグニチュード/震度階級(気象庁震度階級/MM/MSK/EMS98/烈度) | |
種類 | (地震性) | 前震/本震/余震/群発地震/内陸地殻内/プレート間/海洋プレート内/火山性地震/氷震/人工地震 |
非地震性すべり | 定常すべり/スロースリップ/クリープ断層 | |
メカニズム | (モデル) | 断層地震説/弾性反発説/岩漿貫入説 |
(メカニズム) | 活構造(断層/褶曲)/プレートテクトニクス/アスペリティ/応力/ひずみ/地震動(初期微動/主要動)/地震波/異常震域 | |
観測 | 地震動 | 地震計 |
変位 | 測地測量/傾斜計/歪計/SAR/GPS/VLBI | |
被害と対策 | 被害 | 震災/土砂災害/液状化/海震/津波/過去の地震年表 |
対策 | 地震工学/耐震/制震/免震/耐震基準/耐震診断/感震計/早期警戒システム(ユレダス/緊急地震速報/SAS)/日本の地震対策 | |
地震予知 | 固有地震/地震空白域/地震前駆現象(宏観異常現象/地震雲) | |
地震学 | (地震学) | 地震発生物理学/強震動地震学/地球内部物理学 |
関係機関 | 気象庁(松代地震センター/精密地震観測室)/防災科研/東大地震研/USGS/EMSC/CSA/ISS/ITIC/IRIS/IASPEI | |
地球以外の地震 | 月震/日震/その他 | |
関連カテゴリ | 地震/地震学/地震学者/断層/津波/震度階級/地震の歴史 |
■余震の基礎知識
(参考文献:「大地震のあと、余震はどうなるか」地震調査研究推進本部) |
世界の地震 |
Earthquakes of magnitude 8.0 and greater since 1900. The apparent 3D volumes of the bubbles are linearly proportional to their respective fatalities.(USGS: Magnitude 8 and Greater Earthquakes Since 1900) Wikipedia(HP/2014/4)による『Lists of earthquakes』から |
東京大学地震研究所(HP/2011/4)による『2011年3月 東北地方太平洋沖地震』から |
〔USGSによるEarthquake Hazards Programの中の『Earthquake Activity』から〕 震源分布。 |
Figure 2f-3: Earthquake events organized according to depth (yellow (shallow) = surface to 25 kilometers below the surface, red (intermediate) = 26 to 75 kilometers below the surface, and black (deep) = 76 to 660 kilometers below the surface). 〔Okanagan University CollegeのDepartment of GeographyのMichael Pidwirny氏によるPhysicalGeography.netの『FUNDAMENTALS OF PHYSICAL GEOGRAPHY』の『CHAPTER 2: Maps, Remote Sensing, and GIS』の中の『(f). Introduction to Geographic Information Systems』から〕 |
Figure 10m-5: Distribution of earthquakes with a magnitude less than 5 on the Richter Scale. Figure 10m-6: Distribution of earthquakes with a magnitude greater than 7 on the Richter Scale. 〔Okanagan University CollegeのDepartment of GeographyのMichael Pidwirny氏によるPhysicalGeography.netの『FUNDAMENTALS OF PHYSICAL GEOGRAPHY』の『CHAPTER 10: Introduction to the Lithosphere』の中の『(m). Earthquakes』から〕 |
〔文部科学省地震調査研究推進本部の『地震の基礎知識』の中の『地震発生のメカニズムを探る』から〕 |
地震の原因 |
発震機構 |
発震機構解とは何か 図2は、2000年10月6日に発生した鳥取県西部地震の際に、各地で観測されたp波の初動の分布を地図上に示したものです。黒丸印は、その場所でP波の上下動の初動が上向き(”押し”の波) だったことを示し、白丸印は逆に、最初に下向きに地面が動いた(”引き”の波)ことを示しています。鳥取県付近にある黒×印は震央を示しています。図から分かるように、震央を中心にして、白黒の分布がきれいに分かれていることがわかります。
図2 2000年10月6日鳥取県西部地震のP波の初動極性分布(黒丸は上向き、白丸は下向きに地面が動いた)
このように、地表面上の観測点での初動の”押し”、”引き”を地下の震源球上に移した上で、震源球上の”押し”、”引き”の分布をうまく説明する断層面を推定します。地震学の理論では、震源から放射されるP波の初動の極性は、震源球上で二つの直交する面によって分けられることが分かっています。図3の左側では、震源球上の”押し”、”引き”の分布を満たすように、二つの直交する面(図上ではNP1,NP2という曲線)を推定した結果が示されています。 気象庁(HP/2011/3)による『初動発震機構解とは何か』から |
CMT解とは何か
■参考図書(地震について詳しく知りたい方へ) 気象庁(HP/2011/3)による『CMT解とは何か』から |
活断層 |
日本全国には、陸域で約2000の活断層が確認されています。活断層それぞれの平均的な活動間隔は、千年〜数万年と比較的長い時間ですが、それらの中には歪の限界に近づいたものもあるかもしれません。そのため、発生する地震の規模や活動度が高いと考えられる主な活断層およそ100か所について、調査が進められています。 〔文部科学省地震調査研究推進本部の『地震の基礎知識』の中の『地震発生のメカニズムを探る』の『(1)日本の活断層分布』から〕 |
地震観測網 |
ウィキペディア(HP/2014/5)による『地震観測網』から |
マグニチュード(および断層パラメータ) |
※マグニチュードとエネルギーの大きさの関係から、マグニチュードが1増えるとエネルギーの大きさは約32倍に、2増えると約1000倍になる。つまりマグニチュード7と9は約1000倍異なる。
頻度の目安 地震の発生頻度は以下のグーテンベルグ・リヒターの関係式により表される。 log10 n = a - bM この式はマグニチュードがM のときの地震の頻度をn (回/年)で表す。傾きを表すb を「b値」と言い、統計期間や地域により若干異なるものの、0.9〜1.0前後となる。この式から、マグニチュードが1大きくなるごとに地震の回数は約10分の1となる。ただ、実際に観測される地震の回数をグラフに表すと、日本付近ではM3〜8付近では式に沿ったものとなるが、M3以下とM8以上では、正しく表されなくなる。これは、M3以下の地震は、規模が小さすぎるために観測できていないものが多いからであり、この規模の地震の観測数を調べることで地震の観測網の能力を計ることもできるとされている。一方、M8以上の地震は、発生回数自体が少ないために正確に表せていないもので、より長期間調査することで精度が高まるとされている。 日本での頻度の目安は以下の通り。規模の小さなものは、1小さくなる毎に10倍になると考えればよい。 ・M10 : 500年に1回程度 (グーテンベルグ・リヒター則の相似則を適用[) ・M9.0 - 9.9 ・M8.0 - 8.9:10年に1回程度 ・M7.0 - 7.9:1年に1 - 2回程度 ・M6.0 - 6.9:1年に10数回程度 また、M5程度の地震は世界のどこかでほとんど毎日発生しており、M3 - 4程度の地震は日本でもほとんど毎日発生している。 |
エネルギー(横軸下)とマグニチュード M(横軸上)の対応関係と、その規模の地震が発生する頻度 n(毎年、縦軸)。 このグラフの傾きがb値。 |
ウィキペディア(HP/2015/5)による『マグニチュード』から |
A History Of Large Earthquakes Data: USGS PAGERCAT 1900-2008, USGS-NEIC & gCMT 2008-present Figure courtesy of Charles Ammon, after Ammon et al., SRL, 2010 USGS(HP/2011/3)による『The 03/11/2011 Mw9.0 Tohoku, Japan Earthquake』から |
マグニチュード(magnitude)とは、地震が発するエネルギーの大きさを表した指標値である。和達清夫(1931年)の最大震度と震央までの距離を書き込んだ地図に着想を得て、アメリカの地震学者チャールズ・リヒターが考案した(チャールズ・リヒター(1935年))。マグニチュードは地震のエネルギーの対数と線形関係にあり、マグニチュードが2増えるとエネルギーは1000倍になる。なお、英語圏ではリヒター・スケール(Richter scale)との表記が一般的である。
(略)
(略) ウィキペディア(HP/2011/3)による『マグニチュード』から |
There are not too many familiar analogies for very large earthquakes, but very small events overlap the energies of many familiar phenomena. |
Magnitude and energy for large earthquakes. Near-surface earthquakes are measured in terms of their surface waves, but deep earthquakes don't produce much surface waves. Deep earthquakes are measured in terms of their P- and S- waves. The two scales are defined to coincide as well as possible for normal deep earthquakes. |
Magnitude and Energy 〔Steven Dutch氏(Natural and Applied Sciences, University of Wisconsin-Green Bay)による『Physical Geology (Earth SC 202) Notes and Visual Aids』の『Faults and Earthquakes』から〕 |
〔IRIS(Incorporated Research Institutions for Seismology)の『IRIS Programs』の中の『IRIS Education & Outreach』の『Educational Resources』の『Education & Outreach "One-Pagers"』の『"How Often do Earthquakes Occur?" 』から〕 |
震度 |
※震度は体感および周囲の状況から推定されていたが、1996年以降は計測震度計により観測されている。
マグニチュードと震度との関係 注:Molas & Yamazaki(1995)式及び童・山崎(1996)式を用いて、震度・マグニチュード・震源断層面からの距離との平均的な関係を導いた。この図は、地盤の種類は最も揺れの増幅度の大きな埋立地等軟弱地盤を仮定し、震源の深さを0kmとして計算した場合のマグニチュードと震度とのあくまで平均的な関係である。 内閣府(HP/2011/4)による防災情報のページの中の『我が国の地震対策の概要』から |
■震度の階級 (一部略) 「震度と揺れ等の状況(概要)」[PDF形式:3.2MB](上記画像のPDFファイルです)
気象庁(HP/2011/3)による『震度について』から |
気象庁震度階級関連解説表
(略) 気象庁(HP/2011/3)による『気象庁震度階級関連解説表』から |
ガル |
※ガル(ガリレオ・ガリレイの名前から)は加速度の単位であり、1ガル(gal)=1cm/s2=0.01 m/s2。
図3:周期および加速度と震度(理論値)の関係 均一な周期の振動が数秒間継続した場合 図3は均一な揺れが数秒間続くと仮定した時、地震波の周期、加速度と震度との関係を表したものです。実際の地震波はさまざな周期の波が含まれているので、震度7が加速度で何galに相当すると言えませんが、仮に周期1秒の波が同じ振幅で数秒間続くとすると、震度7の下限に相当する計測震度6.5以上になるためには、3成分の合成値で約600gal以上の加速度が必要です。これが周期0.1秒の波になると2700gal以上になります。 気象庁(HP/2011/3)による『震度と加速度』から |
地震 | 発生年 | マグニチュード | 震度 | ガル |
東日本大震災 | 2011 | 9 | 7 | 2933 |
ニュージーランド地震 | 2011 | 6.3 | 6強 | 940 |
チリ地震 | 2010 | 8.8 | 不明 | 550 |
新潟県中越地震 | 2004 | 6.8 | 7 | 1700 |
十勝沖地震 | 2003 | 8.2 | 6 | 87 |
阪神大震災 | 1995 | 7.3 | 7 | 800 |
関東大震災 | 1923 | 7.9 | 7 | 300〜400 |
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0 | 0.8 以下 |
1 | 0.8〜2.5 |
2 | 2.5〜8 |
3 | 8〜25 |
4 | 25〜80 |
5(弱) | 80〜150 |
5(強) | 150〜270 |
6(弱) | 270〜480 |
6(強) | 480〜850 |
7 | 850 以上 |
参考加速度は日本建築学会総合耐震安全性小委員会による |
緊急地震速報 |
※地震は、地下の岩盤の破壊によって断層が形成された時に発生する地震波によって起こるが、地震波はP(Primary)波(5〜7 km/s程度)とS波(Secondary)波(3〜4 km/s)と表面波(約3 km/s)とからなり、S波や表面波が主要動となることが多い。従って、P波の伝達(初期微動)の時間と強度から主要動の伝達を予想して警報するシステムである(P波とS波の時間差および震源からの距離の遠近差の2つの差を利用)。具体的には、数秒〜数十秒後の予想である。気象庁が2007年10月から本格的に運用を始めた。2011年3月の『東北地方太平洋沖地震』では、特に威力を発揮した。
『緊急地震速報(警報)』は、法律上の『地震動警報』であり、最大震度5弱以上の揺れが予想されたときに発表され、『緊急地震速報(予報)』は、法律上の『地震動予報』であり、最大震度3以上またはマグニチュード3.5以上と予想されたときに発表される。
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ウィキペディア(HP/2015/5)による『緊急地震速報』から |
気象庁(HP/2011/4)による『地震情報について』から |
緊急地震速報とは、地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震源や地震の規模(マグニチュード)を直ちに推定し、これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を予測し、可能な限り素早く知らせる地震動の予報及び警報のことです。
気象庁(HP/2011/3)による『緊急地震速報について』から |
緊急地震速報は、地震波のP波とS波の伝搬速度の差および地震波と電気信号の差を利用して、地震の揺れを“事前”に知らせることを可能にする。
図2 緊急地震速報処理の震源決定の流れ 中村(2008)による『1.緊急地震速報の仕組み』から |
地震災害 |
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場所 | 死亡者数 | マグニチュード | 備考 |
1556年1月23日 | Shaanxi (Shensi)、陝西省 中国 | 830,000 | 約8 | |
1976年7月27日 | Tangshan、唐山、中国 | 255,000 | 7.5 | 非公式な死亡者数は655,000 |
1138年8月9日 | Aleppo、アレッポ シリア | 230,000 | ||
2004年12月26日 | Sumatra、スマトラ | 227,898 | 9.1 | 1900年以後で3番目に大きい地震。主に津波による被害。 |
2010年1月12日 | Haiti region、ハイチ | 222,570 | 7.0 | |
856年12月22日 | Damghan、ダムガン イラン | 200,000 | ||
1923年9月1日 | Kanto (Kwanto)、関東 日本 | 142,800 | 7.9 | |
1948年10月5日 | Ashgabat (Ashkhabad)、アシガバート トルクメニスタン(旧ソ連) | 110,000 | 7.3 | |
1290年9月27日 | Chihli、(河北省) 中国 | 100,000 | ||
2008年5月12日 | Eastern Sichuan、四川省 中国 | 87,587 | 7.9 | |
2005年10月8日 | Pakistan、パキスタン | 86,000 | 7.6 | |
1667年11月 | Shemakha, Caucasia、シャマカ カフカース (アゼルバイジャン) | 80,000 | ||
1727年11月18日 | Tabriz、タブリーズ イラン | 77,000 | ||
1908年12月28日 | Messina、メッシーナ イタリア | 72,000 | 7.2 | |
1970年5月31日 | Chimbote、チンボテ コロンビア | 70,000 | 7.9 | |
1755年11月1日 | Lisbon、リスボン ポルトガル | 70,000 | 8.7 | |
1693年1月11日 | Sicil、シシリー イタリア | 60,000 | 7.5 | |
1268年 | Silici、シリシア 小アジア | 60,000 | ||
1990年6月20日 | Western Iran、イラン | 40,000〜50,000 | 7.4 | |
1783年2月4日 | Calabria、カラブリア イタリア | 50,000 |
Location | Date UTC | Magnitude | Lat. | Long. | Reference | |
1 | Chile | 1960 05 22 | 9.5 | -38.29 | -73.05 | Kanamori, 1977 |
2 | Prince William Sound, Alaska | 1964 03 28 | 9.2 | 61.02 | -147.65 | Kanamori, 1977 |
3 | Off the West Coast of Northern Sumatra | 2004 12 26 | 9.1 | 3.30 | 95.78 | Park et al., 2005 |
4 | Kamchatka | 1952 11 04 | 9.0 | 52.76 | 160.06 | Kanamori, 1977 |
5 | Offshore Maule, Chile | 2010 02 27 | 8.8 | -35.846 | -72.719 | PDE |
6 | Off the Coast of Ecuador | 1906 01 31 | 8.8 | 1.0 | -81.5 | Kanamori, 1977 |
7 | Rat Islands, Alaska | 1965 02 04 | 8.7 | 51.21 | 178.50 | Kanamori, 1977 |
8 | Northern Sumatra, Indonesia | 2005 03 28 | 8.6 | 2.08 | 97.01 | PDE |
9 | Assam - Tibet | 1950 08 15 | 8.6 | 28.5 | 96.5 | Kanamori, 1977 |
10 | Andreanof Islands, Alaska | 1957 03 09 | 8.6 | 51.56 | -175.39 | Johnson et al., 1994 |
11 | Southern Sumatra, Indonesia | 2007 09 12 | 8.5 | -4.438 | 101.367 | PDE |
12 | Banda Sea, Indonesia | 1938 02 01 | 8.5 | -5.05 | 131.62 | Okal and Reymond, 2003 |
13 | Kamchatka | 1923 02 03 | 8.5 | 54.0 | 161.0 | Kanamori, 1988 |
14 | Chile-Argentina Border | 1922 11 11 | 8.5 | -28.55 | -70.50 | Kanamori, 1977 |
15 | Kuril Islands | 1963 10 13 | 8.5 | 44.9 | 149.6 | Kanamori, 1977 |
Updated 2010 March 29 |
順位 | 名称 | 発生日 | 震源地 | 死者数 |
規模 (Mw) |
備考 |
1 | 華県地震 | 1556年1月23日 | 中国 陝西省 | 830,000 | 〜8 | 液状化により横穴式住居に大被害。 |
2 | ハイチ地震 | 2010年1月12日 | ハイチ ポルトープランス | 316,000 | 7.0 | 震災後の集団埋葬のため正確な数は不明。 |
3 | − | 526年5月29日 | トルコ アンティオキア | 250,000 | ? | |
4 | 唐山地震 | 1976年7月28日 | 中国 河北省 | 242,419 | 7.5 | 非公式ながら死者655,000人とも言われる。Ms7.8。 |
5 | 海原地震 | 1920年12月16日 | 中国 寧夏および甘粛省 | 235,502 | 7.8 | 主に地割れや地滑りによる被害。Ms8.5。 |
6 | − | 1138年8月9日 | シリア アレッポ | 230,000 | ? | |
7 | スマトラ島沖地震 | 2004年12月26日 | インドネシア スマトラ島沖 | 227,898 | 9.1 - 9.3 | 地震と津波による死者。死者・行方不明者は28〜29万人とも言われる。 |
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− | 856年12月22日 | イラン ダムガン | 200,000 | ? | |
洪洞・趙城地震 | 1303年9月17日 | 中国 山西省 | 200,000 | 8.0 | ||
10 | − | 893年 | インド ウダイプール | 180,000 | ? |
順位 | 名称 | 発生日 | 震源地(震源域) |
規模 (Mw) |
1 | チリ地震 | 1960年5月22日 | チリ西岸 | 9.5 |
− | 1575年12月16日 | チリ西岸 | 9.0〜9.5? | |
3 | スマトラ島沖地震 | 2004年12月26日 | インドネシア・スマトラ島北西部〜アンダマン諸島 | 9.1〜9.3* |
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アラスカ地震 | 1964年3月28日 | アメリカ アラスカ プリンス・ウィリアム湾 | 9.2 |
カスケード地震 | 1700年1月26日 | アメリカ カリフォルニア北部〜バンクーバー島(カスケード沈み込み帯) | 9.0〜9.2? | |
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− | 1957年3月9日 | アメリカ アラスカ アンドリアノフ諸島南岸 | 8.6〜9.1* |
アリカ地震 | 1868年8月13日 | チリ・ペルー西岸 | 9.1? | |
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カムチャツカ地震 | 1952年11月4日 | ロシア カムチャツカ近海 | 9.0 |
イキケ地震 | 1877年5月10日 | チリ北部 | 9.0? | |
− | 1586年7月10日 | ペルー | 9.0? | |
注1:*がつくものについては算出されたマグニチュードの値に差があり、最大のものと最小のものを示した。順位は最大のもので算出している。 注2:?がつくものはマグニチュードの値が地質調査等により推定されたもの。?がつかないものは地震波や津波の観測によるもの。 |
本川(2004)による『世界各国の地震頻度・年平均被災死亡者数(1980〜2000年)』から |
阪神・淡路大震災 |
復興事業費の出所 年度別復興事業費 復興の資金規模 復興費用
林(HP/2011/7)による『阪神・淡路大震災復興資金と「財団法人阪神・淡路震災復興基金」 の役割』から |
東日本大震災 |
※2011年3月11日(金)14時46分頃に三陸沖(牡鹿半島の東南東約130km付近)の深さ約24kmで発生したマグニチュード(Mw)9.0の超巨大地震による災害。地震による直接の被害だけでなく、@津波による大被害、A原発被災による炉心熔融・水素ガス爆発等に伴う放射性物質放出を主とする原子力災害、B電力生産施設の破壊に伴う電力供給不足問題、などの付随する諸問題も重なった大災害。
2011年3月11日14時46分頃に三陸沖の深さ約25kmでマグニチュード(M9.0(暫定値)の地震が発生しました。この地震で、宮城県栗原市で震度7が観測されるともに、各地で津波がされ、大きな被害が発生しています。気象庁はこの地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名しました。 地震調査研究推進本部(HP/2011/3)による『平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に関する情報』から |
図1:深さ12.5 kmにおける6地域でのクーロン応力変化.A:北海道・東北・信越地域の逆断層,B:中部地域の横ずれ断層,C:西関東-房総の斜めずれ断層,D:東海地域の逆断層,E:伊豆半島〜伊豆諸島の横ずれ断層,F:太平洋プレート内の正断層.それぞれの地域で不確定性を考慮して複数パターンを計算し,最大値を表示.緑線は活断層分布(活断層研究会,1991),灰色線は地域区分境界を示す. 京都大学防災研究所地震予知研究センター(HP/2011/3)による『平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震』から |
熊本地震 |
過去の主な内陸地震の回数(写真:産経新聞) 産経新聞(2016/4)による『熊本地震 余震、南西方向へ拡大』から |
九州中部の地震活動と周辺の地質 |
余震分布と周辺の地質 説明:図は産総研シームレス地質図に、今回の本震の震央とおよその余震の分布を重ねたものです。点線の枠内の丸は国立研究開発法人防災科学技術研究所Hi-net地震観測システムの自動処理結果による本震と余震(2016年4月15日9時まで) |
地質調査総合センター(2016/4)による『平成28年(2016年)熊本地震[2016年4月14日]』から |
命名条件 |
地震
気象庁(HP/2014/3)による『顕著な災害を起こした自然現象の命名についての考え方』から |
深発地震 |
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対流の概念図 |
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ウィキペディア(HP/2015/6)による『深発地震』から |
SUBDUCTION ZONES, where tectonic plates meet, are the only places where intermediate- and deep-focus earthquakes occur. Shallow earthquakes happen throughout the world when the brittle rock in the lithsphere factures and slides. In a cold subducted slab, different mechanisms promote deeper events. Intermediate-focus temblors (red dots) occur when serpentine (olivine and water) is dehydrated as it descends into the mantle. Deep-focus quakes (black dots) result from the growth and spread of dense microstructures around the margins of the metastable olivine wedge that extends below 400 kilometers. At 700 kilometers, any remaining olivine decomposes silently, and all earthquake actively stops. |
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Green II(1994/9)による『Solving the Paradox of Deep Earthquakes』から |
地震予知 |
今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図 〔地震調査研究推進本部地震調査委員会による『「全国を概観した地震動予測地図」報告書』から〕 |
前兆現象 |
ウィキペディアによる『地震予知』(HP/2019/4/6)から |