萩原(監修)(1983)による〔『地震の事典』(185-186p)から〕


前兆現象
 地震の発生に先だってみとめられるさまざまな現象。先行現象ともいう。地盤の昇降・水平ひずみ・傾斜、地震活動の異常(空白域の出現や前震の発生など)、地震波の伝搬速度の変化、地磁気・地電流の変化、大地の電気抵抗の変化、地下水の変化、地下水中のラドン濃度の増減、電磁波の放射、動物の行動の異常などがあげられる。
 地震の前兆現象が現れてから地震がおこるまでの時間T(日単位)と地震のマグニチュードMの間には、ほぼ
 log10T=0.6M−1.0
の関係があるといわれる。』



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