『前兆現象 地震の発生に先だってみとめられるさまざまな現象。先行現象ともいう。地盤の昇降・水平ひずみ・傾斜、地震活動の異常(空白域の出現や前震の発生など)、地震波の伝搬速度の変化、地磁気・地電流の変化、大地の電気抵抗の変化、地下水の変化、地下水中のラドン濃度の増減、電磁波の放射、動物の行動の異常などがあげられる。 地震の前兆現象が現れてから地震がおこるまでの時間T(日単位)と地震のマグニチュードMの間には、ほぼ log10T=0.6M−1.0 の関係があるといわれる。』