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最終更新日:2017年2月4日
水(Water)の一般的な性質(General Property)などを集めている。個別には、個別のページを参照。 |
リンク |
水の性質 |
ウィキペディア(HP/2015/4)による『水』から |
(特に断りがない限り25℃、0.1Mpa(1気圧)) 小林(2001/4)による『1.2.1 水の基本物性』から |
水の分布 |
Source: Gleick, P. H., 1996: Water resources. In Encyclopedia of Climate and Weather, ed. by S. H. Schneider, Oxford University Press, New York, vol. 2, pp.817-823. 〔米国地質調査所によるWater Science for Schoolsの『Earth's Water』の『The Water Cycle』の『Freshwater storage』から〕 |
Source: Nace, U.S. Geological Survey, 1967 〔米国地質調査所によるWater Science for Schoolsの『Earth's Water』の『Earth's water distribution』から〕 |
水の三態 |
水の三態 273.16 K、610.6 Paでは三態が共存する。この温度を水の三重点と呼ぶ フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の『水』から 水(液体、liquid)・氷(固体、solid)・水蒸気(気体、gas)の三相が共存する条件は、0.01℃〔=273.16 K(ケルビン温度)〕および0.06 atm〔気圧、1気圧(atm)=約10万パスカル(Pa)=1000ヘクトパスカル(hPa)〕であり、三重点(triple point)と呼ぶ。また、374℃および218気圧以上では、液体とも気体とも言えない流体の状態になるが、この点を臨界点(critical point)と呼ぶ。 |
〔University of Colorado at BoulderのMark Williams氏による『SNOW HYDROLOGY (GEOG 4321): PHASES OF WATER』から〕 水の状態図〔縦軸:温度(K)−横軸:水蒸気圧(mbar)〕に金星(Venus)・地球(Earth)・火星(Mars)の表面環境条件を図示したもの。金星では水蒸気が、火星では水蒸気と氷が、それぞれ安定であり、どちらも液体の水は安定ではない。 |
図3 水の状態図 小林(2001/4)による『1.1.4 水の状態変化』から |
氷 |
図1:水の温度・圧力相図。線で囲まれた範囲が、1つの相(状態)を表す。線を跨いで状態が変化することを相転移と呼ぶ。日常で目にする相転移(氷の融解・水の凍結)と、本研究で調べた相転移過程の場所を矢印で示した。 |
図2:新種の氷の単位結晶構造(左)と氷VIIの単位結晶構造(右)。結晶構造がわかりやすいように1分子を1つの球で表現している。 |
岡山大学による『シミュレーションで発見 新種の「熱い氷」』から〔望月ほか(2014)による『Diversity of transition pathways in the course of crystallization into ice VII』〕 |
青字のE・M・Vは、それぞれ地球・火星・金星の表面条件を示す。 Chaplin(HP/2011/5)によるWater Structure and Scienceの『Water Phase Diagram』から |
図2-9-3. 氷の結晶構造 JST(HP/2011/5)による理科ねっとわーくの『目で見て操作する「分子の世界」−そのミクロ構造と物性−』の『2-9 水素結合』から |
熱い氷 図は縦軸に温度(摂氏と絶対温度)、横軸に圧力 (GPa) を取った。1 GPa は大気圧の1万倍である。例えば、10 GPa では数百度という高温の氷VIIが存在することが読み取れる。 ウィキペディア(HP/2011/5)による『氷』から Ihが通常(大気圧下)の氷。 |