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化学分析とは(Chemical Analysis)

最終更新日:2018年12月16日

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 物質(Substance)は何らかの元素(Element)から構成されており、一般には複数の元素が含まれるため、それらの元素の種類(Kind)量比(Quantitative Ratio)を決定することは、化学組成(Chemical Composition)を決定することでもある。化学組成を測定することを化学分析(Chemical Analysis)と呼ぶが、元素の種類だけを決定する場合は定性分析(Qualititaive Analysis)と言い、それらの量比も決定することは定量分析(Quantitative Analysis)と言う。得られた結果は元素組成(Element Composition)とも呼ばれる。岩石および鉱物(Rock & Mineral)の場合には、酸素(Oxygen)は分析せずに、陽イオン(Cation)を作る元素に対してその電荷(Charge)を中和する量の酸素イオン(Oxygen Ion)を仮定して、酸化物(Oxide)としての量で表わすのが普通である。
 さらに一般的には、物質を構成する化学種〔Chemical Species:化合物(Chemical Compound)または分子(Molecule)またはイオン(Ion)など〕が複数含まれる場合には、特定の化学種の化学分析が行われることが多い。この場合にも、化学種の種類だけを決定する場合は定性分析と言い、その量も決定することは定量分析と言う。
 近年は、元素単位ではなく、同位体(Isotope)単位(ただし特定の元素のみ)でも化学分析が行われることも普通になってきた。
 分析手法は様々な機器分析法(Instrumental Analysis Method)が用いられている。

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  • 分析法全般は『XRF
    のページを参照。
    XRFは『XRF』のページを参照。
  • ICPは『ICP』のページを参照。
  • 表面分析全般は『EPMA』のページを参照。
    EPMAは『EPMA』のページを参照。
  • 質量分析は『安定同位体地球化学』のページを参照。
  • クロマトグラフィーは『クロマトグラフィー』のページを参照。
  • リンの化学分析については『リン』のページを参照。

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【1996】

溶存態(dissolved)と懸濁態(particulate)

2010

※現実的には、市販の入手できるメンブレンフィルター(メンブランフィルター、Membrane Filter)の最小孔径が0.2μm(1マイクロメートル=10-6メートル)または0.45μmの場合が多いので、これらのサイズが溶存態と懸濁態の区別に用いられる場合が多い。しかし、これら以外のサイズが用いられる場合もあり、注意が必要である。

【2010】

危険要素

1999

【1999】

不確かさ(uncertainty)

2006

【2006】


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