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最終更新日:2017年1月31日
鉱物(Mineral)および岩石(Rock)を中心とする地球科学(Earth Science)における実験法(Experimental methods)を主とする研究法に関連する情報を集めている。 |
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一般的な鉱物の同定のための実験 | @肉眼観察(『地学実験』の『鉱物の肉眼鑑定』) | ||
A偏光顕微鏡観察 (『偏光顕微鏡』) |
透明鉱物 | 薄片を透過型顕微鏡で観察(『地学実験』の『透過型偏向顕微鏡観察』) | |
不透明鉱物 | 研磨片を反射型偏光顕微鏡で観察(『地学実験』の『反射型偏向顕微鏡観察』) | ||
すべての鉱物 | 研磨薄片を反射型顕微鏡(透過型機能顕微)で観察 | ||
BX線粉末回折(XRD)(『XRD』、『結晶学とは』) | 結晶構造の違いにより識別 | ||
CEPMA分析(EPMA)(『EPMA』) | 化学組成の違いにより識別 | ||
非常に細粒の鉱物の同定のための実験(主に粘土鉱物) | BX線粉末回折(XRD) | ||
D示差熱分析(DTA) | 熱重量分析も | ||
E赤外吸収分析(IR) | |||
F電子顕微鏡分析 | 走査型(SEM)および透過型(TEM) | ||
バルク(全岩)試料の化学分析実験 (『化学分析とは』) |
G湿式化学分析 | ||
H蛍光X線分析(XRF)(『XRF』) | |||
IICP分析(ICP)(『ICP』) | |||
Jその他の機器分析 | 原子吸光分析(AAS)など | ||
生成条件などの成因を調べる実験 | 組織や構造の観察 | K野外における産状観察(『野外調査について』、『地質調査法とは』、『地質図とは』) | |
@肉眼観察 | |||
A偏光顕微鏡観察 | |||
BEPMA分析 | 反射電子線像観察(SEM+EDXなどでもよい) | ||
生成環境の温度や圧力の推定 | BEPMA分析 | 定量分析(地質温度計/地質圧力計)(『地質温度計/圧力計とは』) | |
L流体包有物実験 | 充填温度の測定(『流体包有物とは』) | ||
M各種微量成分および安定同位体比測定〔質量分析(MS)実験〕(『安定同位体地球化学』) | |||
生成環境の各種成分濃度の推定 | N各種の測定した化学組成と熱力学データによる理論計算結果の比較 | ||
生成時期の推定 (『化石とは』) |
A偏光顕微鏡観察 | 組織観察による相対的な生成時期の推定 | |
O各種放射性同位体比の測定実験〔質量分析(MS)実験〕 | 絶対年代の測定(『年代測定法とは』) | ||
その他 | 磁気的性質 | 核磁気共鳴(NMR) | (『NMR』) |
岩石磁気 | (『岩石の種類』の『岩石磁気』) |
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全般 | 化学性 | 物理性 | その他 |
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リンク |
全般 | 岩石/鉱物 | 研究法 | その他 |
研究設備| 大学| 実験結果の解析| |
鉱物/岩石| 重鉱物分析| 研究史| |
合成実験(低温・低圧)| 合成実験(高温・高圧)| 放射光| 野外用機器| |
非晶質の同定| 土質試験| 古生物学| その他 |
研究設備 |
JAMSTEC地球深部探査センター(HP/2013/11)による『船上研究設備 ちきゅう船上研究設備』から 『「ちきゅう」は、人類史上初めてマントルや巨大地震発生域への大深度掘削を可能にする世界初のライザー式科学掘削船です。「ちきゅう」は、国際深海科学掘削計画(IODP)の主力船として地球探査を行っています。』(2005年7月建造完成:総トン数56,752トン、全長210メートル、最大乗船人員200人) |
日本学術会議鉱物学研究連絡委員会(1997/7)による『地球惑星物質科学の現状と展望』から |
大学 |
研究史 |
岩石について、それを構成する鉱物の種類を決定する方法とその鉱物組合せの成因(できかた)を推定する方法については、18世紀以降から研究されてきた。 福岡(2013/12)による |
佐藤(2009/4)による『岩石学−1 (岩石学T-1)』から |
森本(1989)による『造岩鉱物学』から |
1.新鉱物資源の把握と産業使用鉱物数の増大 Ginzburg(岸本訳:1980)による『地質調査研究の応用面に結ぴつく現代鉱物学の基本問題』から |
森本・砂川・都城(1975)による『鉱物学』から |
放射光 |
広島大学放射光科学研究センター(HiSOR)は、真空紫外線・軟X線域での放射光利用研究の推進と人材育成を目的として平成8年(1996年)に10年時限の学内共同教育研究施設として設置されました。平成14年(2002年)には全国共同利用施設として新設され、国内外の研究者に開かれた施設となり、現在に至っています。
【設置目的】 【研究内容】 |
放射スペクトル |
広島大学放射光科学研究センター(HP/2013/12)による |
RISTによる原子力百科事典ATOMICAの『SPring-8(放射光)施設による放射線利用』(2007/10)から |
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RISTによる原子力百科事典ATOMICAの『シンクロトロン放射光』(2007/10)から |
RISTによる原子力百科事典ATOMICAの『SPring-8の材料研究の現状』(2006/8)から |