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アスベスト(石綿)−測定−

最終更新日:2017年3月8日

測定法分散染色法

測定法

1993|−|2005200620072008|2009|2010

【2010】

【2008】

【2007】

【2006】

【2005】

【1993】

分散染色法(Dispersion staining)

1948|−|1974|−|1979|−|1983|−|1989|−|19921993|−|1996|−|2005200620072008200920102011

 アスベストの測定に用いられる位相差顕微鏡では、リング型スリットをもつリング絞りと、対応するリング型の1/4波長シフト機能と減光機能をもつ位相板とを用いて、直接光に位相のズレを起こし、試料を通過した光(回折光)と直接光の干渉現象を利用して像のコントラストを増大させた観察を行う。光学顕微鏡において、スポット絞り(中央絞り、ピンホール絞り)にして、特別のセントラルストップ(central stop)を挿入し〔対物レンズにこのような機能を装着したものは、分散対物レンズと呼ばれる〕、観察する試料の屈折率に近い屈折率をもつ浸液を用いれば、試料特有の屈折率の違いを光の色の違い(波長によって屈折率が異なるため)として観察できる。この方法を分散染色法という。
 偏光顕微鏡(PLM)に分散染色用対物レンズセントラルストップ(背景は暗い:主に屈折光)とアニュラーストップ型(背景は明るい:直接光)とがあるが、前者の方が観察しやすいとされる〕を装着すれば、類似の分散染色を観察できる。さらに、偏光顕微鏡では2枚の偏光板〔下側の固定板はポラライザ(光の振動方向左右/E-W)、上側の挿脱板はアナライザ(光の振動方向前後/S-N)と呼ばれる〕が用いられており、多色性消光角伸長の正負などを観察できる。


【2011】

【2010】

【2009】

【2008】

【2007】

【2006】

【2005】

【1996】

【1993】

【1992】

【1989】

【1983】

【1979】

【1974】

【1948】


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