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流体包有物とは(Fluid Inclusions)

最終更新日:2017年1月22日

リンク流体包有物地質温度計均質化温度H2O-NaCl系

 岩石(Rock)を構成する鉱物(Mineral)の粒子(Grain)の中には、その生成時の流体〔Fluid:液体(Liquid)および気体(Gas)が閉じこめられていることがあり、流体包有物(Fluid Inclusion)と呼ばれる。固体(Solid)も含まれる場合がある。大部分は(Water)を主体とするが、液体と気体の2相からなる場合が多い。このような試料を加熱すれば、ある温度で液体と気体は一緒になって流体に変わるが、その温度が生成温度を示す。このように、流体包有物は生成温度(Formation Temperature)や溶液(Solution)の塩濃度(Salinity)などの情報を与えてくれるため、特に鉱石鉱物(Ore Mineral)の生成条件や生成環境を調べる上で役に立つ。

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流体包有物地質温度計

1975|−|1996|−|2003

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均質化温度

1975|−|2001

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H2O-NaCl系

1975

【1975】


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