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XRD(X線粉末回折法)(X-Ray Diffraction Method)

最終更新日:2017年1月16日

リンクXRD粘土鉱物ブラッグの法則データベース

 鉱物(Mineral)などの結晶質(Crystalline)物質(Material)同定(Identification)する手法として汎用的な機器分析法(Instrumental Analysis Method)の1つがXRDX線粉末回折法、X-ray Diffraction Technique)である。
 粉末〔Powder:多結晶質(Polycrystalline)にした試料にX線(X-ray)を照射し、試料中の結晶面〔Crystal Face、Crystal Plane:原子(Atom)の配列(Arrangement)が作る仮想的な面であり、原子密度が高い〕から回折されるブラッグの法則*〔Bragg's Law:X線の波長(Wavelength)と結晶面間隔(Spacing)のオーダーが近い場合に生じる回折現象から、波長と結晶面間隔の関係を示す式で表現される〕を満たすX線波長強度(Intensity)を検出し、得られた結晶面間隔強度の組合せを、既知のデータベース(Database)と比較することで、試料(Sample、Specimen)を構成する結晶質物質を特定することができる。それらの波長の位置が重複しなければ、複数の物質の混合物でも同定できるし、それらの相対的な存在量も推定できることが多い。
 装置(Instrument)は、X線発生する部分(X-ray Generator)と、回折部分のディフラクトメーター(Diffractometer)とからなる。
 ディフラクトメーターの代わりに別の種々のX線カメラを取り付けることもできる。利用頻度が高いのは、単結晶(Single Crystal)試料を用いるワイゼンベルグ・カメラ(Weisenberg Camera)プリセッション・カメラ(Precession Camera)などである。
*ブラッグの法則)   2d×sinθ = nλ
 ここで、
  d結晶面間隔(Spacing between the Planes in the Atomic Lattice)
  θ回折角(Angle between the Incident Ray and the Scattering Plane)
  λX線の波長(Wavelength of X-ray)
  n次数(整数、Integer Determined by the Order Given)で、通常はn=1
 である。

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X線粉末データXRD法ブラッグの法則粘土鉱物ソフトウェアメーカーその他

【X線粉末データ】

【XRD法】

【ブラッグの法則】

【粘土鉱物】

【ソフトウェア】

【メーカー】

【その他】

XRD(X-Ray Diffraction method、粉末X線回折法)

2012

【2012】

粘土鉱物

1985|−|1988

※粘土鉱物の場合は、薬品処理や乾燥・加熱処理などを行って、層間の成分の変化に伴う結晶面間隔の変化を測定して、詳細な同定を行う方法が頻繁に用いられている。

【1988】

【1985】

ブラッグの法則

2010

 試料に照射されたX線のうち、ブラッグ(Bragg)の式2d・sinθ = nλを満足する波長のX線の回折強度が大きくなる。従って、特定の波長(λ:なお、n=1と考えて良い)を用いれば、図のθ角を測定することによって、回折強度の大きい結晶面間隔(d)を知ることができる。この場合、試料の結晶面があらゆる方向を示すようにするために粉末状の試料を用いる。この結果と既知物質のデータとを比較することにより、試料を同定することができる。
 この原理は、単結晶体に適用して、その結晶構造を解析する目的にも利用できる。

【2010】

データベース

2007|−|2011

【2011】

【2007】


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