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最終更新日:2018年12月21日
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生態系| 生態系の定義| |
一次生産|
食物連鎖| |
生態系サービス|
地生態/地球生態学| 自然資本| TEEB| 外来種| |
生態系(Ecosystem)とは生物(Living
Organism)を中心としてその環境(Environment)も含む系〔System:一般的には物質循環が閉じていると考えられる閉鎖系(Closed
System)を対象にすることが多い〕を指す。従って、さまざまな生物の群集(Biocoenosis、Biotic Community、Biological Community、Ecological
Community)および太陽光(Sunlight)や大気(Air)や水(Water)や土壌(Soil)などが含まれる。一般に、食物連鎖〔Food
Chain:生産者(Producer)−消費者(Consumer)−分解者(Decomposer)に分けられる〕または食物網(Food Networks)をベースとした生態系ピラミッド(Ecological Pyramid、Trophic Pyramid)で表現される生物間の相互作用が主体である。 自然界(Nature)における物質循環(Material Cycle)を理解するために重要であり、また人類にとってはその生存にも関わる非常に重要な概念である。 地球環境問題(Global Environmental Problem)においても、生態系の破壊(Destruction of Ecosystem)というような表現で問題とすることが多い。 具体的な生態系の対象は多様であり、その扱われる領域も研究者によって非常に異なる。 |
リンク |
全般 | 考え | 食物連鎖 | 空間 | その他 |
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一次生産| 純生態系生産| 食物連鎖| レッドフィールド比| |
生物地理区| 里山| ビオトープ| |
生態系サービス| 自然資本|SEEA| エコロジー経済学|TEEB| 環境DNA| ミレニアム生態系評価| 外来種| 用語集| その他 |
【HEP/HSIモデル】(ハビタット評価手続き/ハビタット適性指数モデル)
【一次生産】〔基礎生産、総一次生産(GPP):純一次生産(NPP)も:NPP = GPP−植物呼吸〕
【純生態系生産】〔NEP:NEP=総一次生産−生態系呼吸=純一次生産−微生物呼吸(土壌有機物の分解量)〕なお、土壌呼吸=根呼吸+微生物呼吸
【TEEB】(The Economics of Ecosystems and Biodiversity、生態系と生物多様性の経済学)
【環境DNA】(Environmental DNA、eDNA)
生態系 |
▼ 里山地域における生態系の概況(模式断面)図 ▼ 〔成田高速鉄道アクセス(株)による成田新高速鉄道整備事業の『環境への配慮』の『調査、予測及び評価の結果』の『生態系』から〕 |
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生態系の定義 |
1.「生態系」の定義 (出典:「生態学辞典」(沼田真編)他) ※生態学では、生態系を以下のような生態学的階層に分けて取り扱っている。 経済産業省(HP/2011/10)の中の『「生態系」及び「生態系への悪影響」の考え方』から |
生物と、生物を取り巻くそれ以外の環境が相互に関係しあって、生命(エネルギー)の循環をつくりだしているシステムを、生態系と呼ぶ。地球のような巨大空間や、森林、草原、湿原、湖、河川など、その規模はさまざまだ。たとえば、森林生態系では、森林に生活する植物、昆虫、脊髄動物、土壌動物などあらゆる生物と、水、空気、土壌などの非生物が相互に作用しあって、生命の循環をつくりだすシステムが保たれている。このような生態系に、気温の変化、外来生物の侵入などの環境異変が起こると、乱れが生じる。近年、生態系の乱れや破綻の危機が広がっている。 環境goo(HP/2011/10)による『生態系(Ecosystem) とは』から |
食物連鎖などの生物間の相互関係と、生物とそれを取り巻く無機的環境の間の相互関係を総合的にとらえた生物社会のまとまりを示す概念。 EICネット(HP/2011/10)による『生態系』から |
定義 ウィキペディア(HP/2011/10)による『生態系』から |
Etymology Wikipedia(HP/2011/10)による『Ecosystem』から |
一次生産 |
(独)国立環境研究所地球環境研究センター(HP/2011/6)による『陸域生態系炭素収支モニタリング』の『2.陸域生態系における炭素循環』から |
NASA Satellites Measure Earth’s Metabolism 〔NASA earth observatoryの『News』の『New Images』の中の『NASA Satellites Measure Earth’s Metabolism』から〕 |
Comparison of NPP among biomes and habitats 〔Jay Pitocchelli氏によるEcology - Population Ecology, Community Ecology, Ecosystems and the Biosphere General Biology BI 04 Summer School Lecture Notesから〕 |
食物連鎖 |
▼ 里山地域における食物連鎖の模式図 ▼ 〔成田高速鉄道アクセス(株)による成田新高速鉄道整備事業の『環境への配慮』の『調査、予測及び評価の結果』の『生態系』から〕 |
Food chain - ogranized into trophic levels Energy flow through the ecosystem (conversion of light energy - chemical energy, chemical energy flows through ecosystem) 〔Jay Pitocchelli氏によるEcology - Population Ecology, Community Ecology, Ecosystems and the Biosphere General Biology BI 04 Summer School Lecture Notesから〕 |
生態系サービス |
生物多様性と生態系サービス 環境省による生物多様性センターの生物多様性の自然の恵みの価値を測るの『生物多様性と生態系サービス』(HP/2018/12/16)から |
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東海林優衣による『スターバックス コーヒー ジャパン 環境ワークショップレポート第3回目「生物多様性」』(2016/7/13)から |
宮永健太郎による『生態系サービスマネジメントとしての持続可能な水資源・環境保全』(2013)から |
地生態学(Geoecology)/地球生態学(Geo-Ecology) |
自然資本 |
(出所)大和総研作成 |
(注)自然資本の消費使用コストの算定は2009年の数値を基に算出している。 (出所)Trucost TEEB for Business Coalition "Natural Capital at Risk" から大和総研作成。 |
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図表2 生態系サービスの経済評価 (出典)P.ten Brink, Workshop on the Economics of the Global Loss of Biological Diversity, 5-6 March 2008, Brussels (出所)「生態系と生物多様性の経済学 The economics of ecosystems & biodiversity中間報告」から大和総研作成 |
図表4 ケリング環境損益計算書(2013) (出所)Kering ウェブサイト "Kering Environmental Profit & Loss Account (E P&L)" Methodology & 2013 Group Resultsから筆者作成。 |
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河口(2015)による『新しくて古い「自然資本」という考え方』から |
自然資本とは? (出所)レスポンスアビリティ 足立(2014/12)による『なぜいま自然資本なのか?(前編)』から |
SEEA:Satellite System for Integrated Environmental and Economic Accounting、環境・経済統合勘定 |
図表2 三菱総合研究所試算による貨幣評価 |
西田(2014)による『国土の自然資本の評価に基づく社会的な意思決定の推進に向けて』から |
TEEB(The Economics of Ecosystems and Biodiversity、生態系と生物多様性の経済学) |
図1 自然の価値の評価に対するアプローチ 出典:TEEBの基礎、第5章。 〔TEEB統合報告書から〕 |
図2 ‘貧困者のGDP’:生態系サービスに対する依存の評価 出典:国内及び国際政策立案者のための TEEB、第3章。 〔TEEB統合報告書から〕 |
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IGES〔(財)地球環境戦略研究機関〕による『生物多様性の経済学(TEEB)報告書日本語版(仮訳)を公表』から |
図3.2 生態系サービスの経済評価 出典:P. ten Brink, Workshop on the Economics of the Global Loss of Biological Diversity, 5-6 March 2008, Brussels |
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図 3.5 マダガスカルの保護された森林から得られる生態系便益 生物多様性の豊かな国における保護された森林から得られる生態系便益 マダガスカルのマソアラ国立公園の事例。 |
図 3.6 イギリスのロンドン首都圏に恩恵を与える生態系 先進世界の都市に対する生態系の便益 英国、ロンドン首都圏の事例。 |
図 4.1 食糧ごとの土地および水の消費量 Source: United Nations World Water Assessment Programme (2003) |
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住友信託銀行・(株)日本総合研究所・(財)日本生態系協会(翻訳・発行)による『生態系と生物多様性の経済学 中間報告』(Convention on Biological Diversityの中のページ)から |
外来種 |
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環境省・農林水産省・国土交通省による『外来種被害防止行動計画〜生物多様性条約・愛知目標の達成に向けて〜』(2012?)から |