健全な水循環の再生・創出に向けて〜森・土・川・海の『健全な水の循環』ネットワークづくり〜  http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ts/snj/academy/16academy/mizu/mokuji.htm
 北海道の『知事政策部』の『参事』の中のページ。平成16年度アカデミー政策研究。2005年3月、北海道自治政策研修センターによる。


目 次

はじめに

第1章北海道における水循環の再生・創出に向けた取組の現状と課題
 第1節一次産業と水の循環
  1 農業
  2 森林・林業
  3 漁業
  4 水循環における一次産業の課題
 第2節市民生活と水の循環
  1 重視されだした「合意形成」
  2 第三者委員会の存在価値
  3 着工後に設置される第三者機関の限界
  4 NPOなどの環境保全活動
  5 市民サイドから見た「縦割り」の弊害
  6 水と暮らしの関係性の移りかわり
  7 都市排水と下水道問題
  8 住民の果たすべき役割とは
  9 そして人々は水辺へ戻る
 第3節河川環境と水の循環
  1 北海道の河川の現状
  2 河川環境を取り巻く河川行政の対応
  3 河川整備の検討体制
  4 河川環境を取り巻く課題
 第4節環境政策と水循環
  1 環境政策の基本的な仕組み
  2 水域環境の現状
  3 今後の課題としての面源負荷
  4 新たな施策に向けて環境基本計画における水循環への視点
  5 新しい水環境政策の必要性
 第5節まとめ
  1 水循環に対する社会認識の変化
  2 産業活動は水循環にどのように影響するのか
  3 北海道の事例から
  4 水循環再生の必要性

第2章水循環の再生・創出に向けた取組事例と仕組み
 第1節流域単位での環境保全や水循環の再生取組事例
  1 矢作川における取組事例
  2 琵琶湖における取組事例
  3 四万十川における取組事例
  4 鶴見川における取組事例
  5 桂川・相模川における取組事例
  6 興津川における取組事例
  7 サロマ湖における取組事例
  8 千歳川における取組事例
 第2節全国の事例の共通点と課題
  1 環境保全の取組
  2 流域ネットワークと流域のマネジメント

第3章水循環の再生に向けて
 第1節基本理念北海道らしい水循環の再生
  1 流域圏に基づく新たな水循環システムの構築
  2 生物多様性の保全と修復を目指す
  3 環境保全と一次産業の振興
  4 水循環の再生による地域振興の実現
 第2節取組の基本方針
  1 流域ネットワークの構築
  2 住民参加型政策形成システムの導入
  3 情報の公開と共有化
  4 推進体制の整備
  5 マスタープランの作成

第4章流域ネットワークの構築
 第1節流域ネットワークの構築
  1 ネットワークを結びつけるもの
  2 北海道における流域ネットワークの構築
 第2節ネットワーク内の連携した取組
  1 一次産業間の連携
  2 地域住民の連携
  3 環境教育の連携
 第3節ネットワークに対する支援
  1 支援窓口の設置
  2 情報開示と提供
  3 環境教育の支援体制と地域間交流の推進
  4 一次産業の連携と環境ビジネスの推進
  5 行政自身の取組と新たな支援制度

第5章流域マネジメントの推進
  1 行政と民間の役割分担
  2 行政組織の縦割り解消と連携
  3 流域マネジメントと住民参加の仕組み
  4 流域コーディネーター制度の創設
  5 GISを活用した流域の管理

第6章健全な水循環と新たな環境政策
 第1節条例による健全な水循環の保全・流域マネジメント
  1 現行法制度の問題点と条例の必要性 
  2 分権改革と条例制定 
  3 条例の事例 
  4 条例における政策手法 
 第2節新たな環境政策への視点 
 第3節条例案骨子 

第7章提言 
健全な水循環の再生・創出に向けた流域マネジメントの推進

  1 ネットワークづくり
  2 縦割りの弊害解消、流域局の設置
  3 条例化、マスタープランの作成と住民合意の仕組み
  4 一次産業の振興、環境と産業の調和 

参考資料
  1 マザーレイク計画による琵琶湖の総合保全 
  2 地域における自然再生事業の進め方 
  3 マスタープランの事例 
  4 条例の事例 
  5 参考文献 
  6 参考ホームページ 

参考
  ○ アカデミー政策研究の概要 
  ○ 研究チームの構成メンバー 
  ○ 執筆者一覧 
  ○ 研究討議の経過 


戻る