|
最終更新日:2019年8月4日
|
||||
全般 | セメント | 陶磁器 |
|
その他 |
リンク⇒こちら| 全般| |
石灰石(セメント)| ドロマイト| |
珪石|長石|陶石|ろう石| 粘土質資源| |
砕石| 石材| |
広島県| 塩| 炭素| |
鉱物資源(Mineral Resource)のうち、金属鉱物資源(Metallic Mineral Resource)以外を非金属鉱物資源(Non-metallic Mineral Resource)と呼ぶ。多くは工業用原料(Industrial Raw Material)等に用いられているので、工業鉱物資源(Industrial Mineral Resource)とも呼ぶ。 代表的な例は石灰岩(Limestone)〔岩石名(Rock Name):方解石(Calcite、CaCO3)が構成鉱物(Mineral)である〕である。これは鉱石名(Ore Name)としては石灰石(せっかいせき)と呼ばれるが、セメント(Cement)の原料である。セメントは石灰石と粘土(Clay)などから製造される。セメントに砂(Sand)・砂利(じゃり、Gravel)などの骨材(こつざい、Aggregate)および水(Water)を加えて硬化させればコンクリート(Concrete)になる。なお、石材(Stone)や骨材(Aggregate)などは、土石資源として別に区分されることもあるが、ここでは非金属鉱物資源に含めている。 |
全般 |
|
|
|
|
|
|
経済産業省による『本邦鉱業のすう勢調査』の『平成17年本邦鉱業の趨勢』から |
須藤・平野(1994)による〔『日本の工業原料鉱物資源(その1)』(26-27p)から〕 |
石灰石(セメント) |
セメント1トン製造するのに必要な原料とエネルギー セメント製造工程 大高(2011)による『ギソン石灰石鉱山の開発」』から |
|
|
|
|
渡邊(HP/2011/6)による『セメント業界の取組み』から |
(社)セメント協会(HP/2011/6)による『持続可能社会に向けたセメント産業の取組み』(2010/6)から |
石灰石用途別出荷量推移グラフ |
|
|
社会実情データ図録(HP/2011/5)による『世界のセメント生産量の推移』から |
社会実情データ図録(HP/2011/5)による『日米のセメント生産の地域分布』から |
ポルトランドセメント=クリンカ+せっこう ※日本のセメントの7割は普通ポルトランドセメント、2割が高炉セメント、0.5割が早強ポルトランドセメント ※ポルトランドセメントの名称は、英国のポルトランド岬産の建築材のポルトランドストーンに似ているために、その地名(Portland)が使われている ※クリンカは、石灰石と粘土を混ぜて焼いたもの 混合セメント=クリンカせっこう+混合材料(高炉スラグ、フライアッシュ、シリカ質混合剤) 特殊セメント |
ドロマイト |
岡野(1971)による『日本の珪石鉱床の成因による分類(講演要旨)』から |
珪石 |
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
岡野(1971)による『日本の珪石鉱床の成因による分類(講演要旨)』から |
長石 |
【第1図】 長石及び長石質資源の生産推移 【第2図】 長石及び長石質資源の種別生産量(1998) 【第3図】 日本の長石及び長石質資源の分布 【第8図】 滋賀県信楽地区の長石及び長石質資源の分布 詳細は「滋賀県南郷〜信楽地区の長石質資源」(地質ニュース, ,559,41-49)を参照されたい。 〔(独)産業技術総合研究所地圏資源環境部門鉱物資源研究グループの須藤定久氏のホームページの中の『日本の長石及び長石質資源』から〕 |
陶石 |
天草陶石鉱床図 |
陶石採掘場詳細(原図:上田陶石合資会社) |
木村(HP/2014/7)による『陶石性状データベース』から |
ろう石 |
第1図 東アジアの後期中生代火山岩類の分布域・山田 (1966)の図を一部修正・加筆.1. コリマ山地,2. オホーツク海北岸,3.シホテアリン,4.シンアンリン−河北,5.吉林,6.朝鮮南部,7.西南日本内帯,8.中国南東山地−海南島. |
第2図 東アジアの後期中生代火成岩とろう石鉱床の分布.須藤ほか(1988)に加筆・修正した.日本海に細破線で当時の西南日本の位置が示されている. |
須藤(2008/6)による『篆刻用印材(ろう石・滑石など)の話』から |
粘土質資源 |
砕石 |
須藤(HP/2011/6)による『骨材流通の概要と変化 −骨材調査のまとめに代えて−』から |
石材 |
増田石材工業(有)(HP/2011/6)による『主な石材の種類』から |
日本の石材 |
中国の石材 |
インドの石材 |
南アフリカの石材 |
北欧の石材 |
|
吉運堂(HP/2011/6)による『墓石(石材)の種類』から |
第1図 (上)採石業者数の推移、(下)採石場数の推移 |
|
第2図 岩石生産量の推移 |
第3図 石材輸入推移 |
清水・古宇田(1991)による『需要動向から見た石材産業の現状』から |
広島県 |
〔(独)産業技術総合研究所地圏資源環境部門鉱物資源研究グループの須藤定久氏のホームページの中の『須藤 定久(2004):中国・四国地方各県の骨材資源,骨材資源調査報告書(平成15年度), , ,1-38,(産業技術総合研究所地圏資源環境研究部門)』から〕 |
塩 |
世界の主な製塩地 たばこと塩の博物館(HP/2012/6)による『世界の塩資源(海水の成分、世界の塩資源の分布)』から |
炭素 |
カーボンナノチューブ(carbon
nanotube、CNT)は、炭素によって作られる六員環ネットワーク(グラフェンシート)が単層あるいは多層の同軸管状になった物質。炭素の同素体で、フラーレンの一種に分類されることもある。 カーボンナノチューブの幾何学構造図。アームチェアチューブ、ジグザグチューブ、カイラルチューブの3種類に分けられる。 ウィキペディア(HP/2015/7)による『カーボンナノチューブ』から |
フラーレン (fullerene)
は、閉殻空洞状の多数の炭素原子のみで構成される、クラスターの総称である。共有結合結晶であるダイヤモンドおよびグラファイトと異なり、数十個の原子からなる構造を単位とする炭素の同素体である。 呼び名はバックミンスター・フラーの建築物であるジオデシック・ドームに似ていることからフラーレンと名づけられたとされる。 最初に発見されたフラーレンは、炭素原子60個で構成されるサッカーボール状の構造を持ったC60フラーレンである。 |
C60の球棒モデル |
ウィキペディア(HP/2015/7)による『フラーレン』から |
ウィキペディア(HP/2015/7)による『炭素』から |