|
最終更新日:2016年11月22日
資源(Resource)の全体像を知るためには分類(Classification)を見るのが一番良いが、入手しやすい情報はエネルギー資源に限られる。本ウェブにおける試案はこちらを参照。 いずれにしても、確立したものは無いのが現状である。一般には、エネルギー資源(Energy Resource)をエネルギー(Energy)と称し、その他の資源をまとめて資源と言う場合が多い。例えば、資源エネルギー庁〔Agency for Natural Resources and Energy、ANRE:経済産業省(METI、Ministry of Economy, Trade and Industry)内の組織〕は、エネルギー資源と、その他の資源のうちの鉱物資源(Mineral Resource)を対象にしている。生物資源(Biotic Resource)関連は農林水産省(Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries)が、水資源(Water Resource)関連は国土交通省(Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism)が、それぞれ管轄している。 |
リンク |
資源全般 |
福岡(2010)による『資源全般試案』から |
佐々木(2001)による『資源論入門』から |
鹿園(1996)による『地球環境論』から |
鹿園(1992)による『地球システム科学入門』から |
天然資源 |
エネルギー資源 |
世良(1999)による『資源・エネルギー工学要論』から |
化石燃料 |
石炭 |
|
(補正無水無灰基) |
|
|
|
|
|
|||
無煙炭(A) | A1 |
|
|
|
A2 | ||||
瀝青炭(B、C) | B1 |
(8,400以上) |
|
|
B2 |
|
|||
C |
33,910以上35,160未満 (8,100以上8,400未満) |
|
|
|
亜瀝青炭(D、E) | D |
32,650以上33,910未満 (7,800以上8,100未満) |
|
|
E |
30,560以上32,650未満 (7,300以上7,800未満) |
|
|
|
褐炭(F) | F1 |
29,470以上30,560未満 (6,800以上7,300未満) |
|
|
F2 |
24,280以上29,470未満 (5,800以上6,800未満) |
|
||
(注) 発熱量(補正無水無灰基)=発熱量/(100−灰分補正率×灰分−水分)×100 ただし、灰分補正率は配炭公団の方式による。 |
原料炭 | 主要な用途はコークスまたはガス製造の原料であるが、日本ではその大部分が製鉄用コークス製造用に使用されている。 |
一般炭 | 発電所用ボイラ向けが主な用途であるが、昨今石油の代替燃料としてセメント産業などでも急激に需要が増えてきた。 |
無煙炭 | 日本における消費量は原料炭や一般炭に比べるとはるかに少なく、その主な用途は練炭・豆炭製造用などである。 |
鉱物資源 |
志賀(2003)による『鉱物資源論』から |
文部科学省による『昭和50年版 科学技術白書』から |
その他 |
(社)資源協会(1999)による『資源の有効利用と心豊かな生活』から |
科学技術庁資源調査会(1998)による『資源の未来』から |