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最終更新日:2016年6月30日
日本の湖と湾(Lakes and Bays in Japan)における自然環境(Natural Environment)に関連する情報を集めている。ただし、本ホームページ責任者が関心を持つ範囲のみである。 |
リンク |
湖 | 湾 |
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その他 |
日本の湖| 日本の湖沼水質| 琵琶湖| 霞ヶ浦| 八郎潟| |
日本の湾| 日本の湾の水質| 東京湾| |
日本の湿地| |
干拓| ため池| |
【ため池】(不動産登記事務取扱手続準則 第68条17号では、『耕地かんがい用の用水貯留池』であり、灌漑用水ではない場合は『池沼』)
日本の湖 |
ウィキペディア(HP/2013/7)による『湖沼の一覧 (面積順)』から 背景色が橙色の湖沼は中国地方。 |
(財)環境科学技術研究所による環境研ミニ百科の『日本の自然湖沼の成因』から |
琵琶湖 |
琵琶湖水質の平面分布(2009年度)-滋賀の環境2010より- 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(HP/2013/9)による『琵琶湖の水質』から |
図 琵琶湖の水循環と年間水収支(1977年〜1985年の平均) 出典:岩佐義朗編著(1990)「湖沼工学」.(株)山海堂,東京 |
図 琵琶湖の特徴的な湖流 出典:琵琶湖工事事務所(現琵琶湖河川事務所)「琵琶湖水環境図説」に加筆 |
図 琵琶湖の環流 出典:近畿地方整備局・水資源開発公団(1993)「淡海よ永遠に総論編」 (神戸海洋気象台観測結果) |
図 波浪エネルギーの分布 出典:水資源開発公団(2001)「琵琶湖沈水植物図説」 |
国土交通省近畿地方整備局琵琶湖河川事務所(HP/2013/9)による『琵琶湖の現状と変遷』から |
琵琶湖・淀川流域図 (財)琵琶湖・淀川水質保全機構(HP/2013/9)による『琵琶湖・淀川流域の水環境の現状(琵琶湖・淀川水系の流域概要)』から |
図2-2-1 琵琶湖・淀川流域圏 出典:琵琶湖総合保全連絡調整会議 琵琶湖総合保全推進協議会(2006.3)「琵琶湖の総合的な保全の推進―琵琶湖と人との共生―」、滋賀県「滋賀の環境2010(平成22年版環境白書)」より事務局作成 ※淀川水系水需給区域:水道水の全部または一部を淀川水系に依存している区域 |
図2-2-4 琵琶湖の集水域(京都府及び瀬田川流域の一部を含む) 出典:「琵琶湖総合開発事業25年のあゆみ」を基に事務局作成 |
図2-4-2 琵琶湖周辺の地質 出典:国土庁ほか(1999.3)「琵琶湖の総合的な保全のための計画調査報告書 本編」 |
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国土交通省都市・地域整備局による『平成22年度琵琶湖の総合的な保全のための計画調査業務報告書』(2011/1)から |
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*1) Fujino.Y,“An introduction to limnology of Lake
Biwa”、Syuiti Mori、昭和55 年、P19〜26 *2)國松孝男、「琵琶湖流域を読む 下 多様な河川世界へのガイドブック」、サンライズ出版、平成15 年2 月、247 頁 *3)小林正雄、「琵琶湖流域を読む 下 多様な河川世界へのガイドブック」、サンライズ出版、平成15 年2 月、224〜229 頁 *4)降水量を1800mm/年として計算。(0.0018×680=1.224) *5)計算流入量(R=P+G-E-D) *6)建設省琵琶湖工事事務所資料 *7)岡本らによる研究 *8)1976〜85 年の10 年間の平均実測流出量(建設省琵琶湖工事事務所資料) |
図4-1 琵琶湖の水収支 出典)Fujino.Y,“An introduction to limnology of Lake Biwa”、Syuiti Mori、昭和55 年、P19〜26 |
図4-2 琵琶湖の水収支 出典)國松孝男、「琵琶湖流域を読む 下 多様な河川世界へのガイドブック」、サンライズ出版、平成15 年2 月、247 頁 |
図4-3 琵琶湖への地下水湧出量調査結果の一例 出典)小林正雄、「琵琶湖流域を読む 下 多様な河川世界へのガイドブック」、サンライズ出版、平成15 年2 月、227 頁 |
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姉川・高時川河川環境ワーキンググループ(2004/9)による高時川流域周辺の地下水の状況の『第4章 地下水流動に影響を及ぼす要因の状況』から |
吉川・山崎(1998/9)による『古琵琶湖の変遷と琵琶湖の形成』から |
八郎潟 |
かつて日本第2の湖だった八郎湖 |
新生の大地 大潟村 |
20年におよぶ今世紀最大の事業「八郎潟干拓」 北緯40度、東経140度の交会点を中心にしたかつての八郎潟は、東西12km・南北27km・周囲82km・総面積2万2,024ha、琵琶湖につぐ日本第2の広さを誇る湖であり、約70種を超える魚介類の宝庫でした。1954年(昭和29)にオランダのヤンセン教授と フォルカー技師の来日を契機として同年の世界銀行および翌'55年の国際連合食糧農業機構FAO調査団が調査した結果、干拓事業の有用性が内外に認められました。 20年におよぶ歳月と総事業費約852億円の巨費を投じた世紀の大事業は、1977年(昭和52)3月に完了し、八郎潟の湖底は1万7,203haの新生の大地に生まれ変わりました。 八郎潟干拓により、湖底から生まれ変わった新生の大地に村がつくられることとなり、村名は全国から募集され、将来に大きな理想と躍進をこめて「大潟村」と命名されました。 こうして村は、1964年(昭和39)10月1日に秋田県で第69番目の自治体として名乗りをあげました。6世帯わずか14人の人口でのスタートでした。全国各地からの入植希望者のなかから選抜された入植者は、干拓の目的である「日本農業のモデルとなるような生産およぴ所得水準の高い農業経営を確立し、豊かで住みよい近代的な農村社会をつくる」ことを担ったパイオニアといえます。 |
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大潟村(HP/2013/7)による『大潟村の歴史』から |
白石ほか(2008/9)による『男鹿半島−能代地域の地形と第四系』から |
白石(1990/11)による『秋田県八郎潟の完新世地』から |
日本の湖沼水質 |
指定湖沼
ウィキペディア(HP/2013/7)による『湖沼水質保全特別措置法』から |
図1 湖沼水質保全特別措置法に基づく10指定湖沼位置図 環境省(2007/9)による『逐条解説 湖沼水質保全特別措置法』から |
日本の湿地 |
釧路湿原 『釧路湿原国立公園』は、昭和62年7月に国内28番目の国立公園として誕生しました。 当初、広大な湿原部分と湿原東部に位置する海跡湖や周辺丘陵部を含む26,861haが指定され、平成23年9月に28,788haに公園面積が拡大されました。自然環境の保護や適正な公園利用を図るため、公園計画が定められています。 ◆指定の理由(釧路湿原国立公園指定書より抜粋) 本地域は、北海道の東部、釧路川に沿って展開する我が国最大の湿原、釧路湿原を中核とする地域である。釧路湿原においては、他の地域では既に喪失してしまっている我が国の平野部の原自然が保存されており、湿原全体を支配するヨシと散在するハンノキ林、蛇行する河川等が構成する自然性の高い広大な水平的景観は、我が国では他に類例のない特異性を持っている。 高層湿原、中間湿原、低層湿原それぞれに特徴的な植生が見られ、特別天然記念物タンチョウをはじめとする各種鳥類のほかキタサンショウウオ、エゾカオジロトンボ等貴重な動物が生息している。 また、湿原の主要部は、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」(ラムサール条約)の登録湿地とされるなど本湿原は国際的にも高く評価されている。 このように、壮大な景観を有し、貴重な野生生物が分布する本地域は、我が国を代表する傑出した自然の風景地であるので国立公園として指定し、風致景観を保護するとともに、これらの自然の特性を活かした利用の増進を図ろうとするものである。 ◆釧路湿原データ 日本で最も広い湿原。 東西最大幅25km、南北36km(新版釧路湿原:釧路新書より) 面積22,070ha(湖沼含む)(2004年の釧路湿原植生図、環境土地利用図、航空写真を基に釧路湿原自然再生協議会が算出) 東部に塘路湖、シラルトロ湖、達古武湖の3つの海跡湖があります。 北から南までの距離は、埼玉県の大宮駅から東京都の品川駅までの距離に匹敵します。 釧路湿原はヨシ・スゲ湿原、ミズゴケ湿原、中間湿原で構成されますが、ほとんどがヨシ・スゲ湿原です。釧路湿原の地層は表面から1〜4mには泥炭層が敷き詰められており、その下には泥や砂、小石、海の貝などの化石を含む地層となっています。釧路湿原は西側が高く東側が低く、東側に河川や湖沼が集まっています。 ◎植物約600種、昆虫類約1,130種、魚類38種、両生・爬虫類9種、鳥類170種、哺乳類30種(新版釧路湿原:釧路新書より) |
釧路湿原は、わが国最大の湿原で、東京の都心がすっぽりと入ってしまいます。 |
釧路湿原国立公園連絡協議会(HP/2013/9)による『釧路湿原国立公園』から |
国土地理院(HP/2013/7)による『日本全国の湿地面積の変化(調査結果)』から |
ラムサール条約湿地位置図(2012/8/10現在) 環境省(HP/2013/7)による『ラムサール条約と条約湿地』から |
日本の重要湿地500 湿原や干潟などの湿地には、多様な動植物が生息し、独特の生態系が形成されています。また、湿地は、水質浄化の面でも重要な機能を有しており、適切に保全することが必要です。 しかし、これまで我が国の湿地は、人為の影響により減少や環境の変化が進行してきました。そのため、国内各地で保全を求める要請が高まっています。一方、国際的にも、平成11年5月に開催されたラムサール条約第7回締約国会議において登録湿地の倍増を目指す決議がなされるなど、湿地保全の気運が高まっています。 このような中、環境省では、我が国の湿地保全施策の基礎資料を得るため、多数の専門家の意見を得て重要湿地を選定しました。湿原、河川、湖沼、干潟、藻場、マングローブ林、サンゴ礁など、生物多様性保全の観点から重要な湿地を500ヶ所選定しています。 環境省では、これらの重要湿地について、それぞれの湿地の特性や地域の状況に応じて保全地域の指定等に向けた検討を行うとともに、重要湿地とその周辺における保全上の配慮の必要性について、普及啓発を進めることとしています。 重要湿地選定基準
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インターネット自然研究所(HP/2013/9)による『日本の重要湿地500』から |
ため地 |
農林水産省農村振興局整備部防災課(HP/2014/2)による『ため池』から |
堤体のしくみ いなみ野ため池ミュージアム(HP/2014/2)による『ため池とは』から |
ため池の構造(ため池の施設 宮崎県青鹿ダム) 農林水産省農村振興局防災課による『ため池管理マニュアル』(2013/5)から |