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最終更新日:2018年5月20日
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リンク|
生体物質| |
タンパク質| アミノ酸|
脂質|脂肪酸| 炭水化物| 無機質| |
酵素| | 元素組成|
コレステロール| |
生体物質(LivingSubstance、Biological Matter、Biogenic
Substance、Biomolecule)関連情報を集めている。 人(Human Body)では、元素(Element)として多いものは、酸素(Oxygen)・炭素(Carbon)・水素(Hydrogen)の3つである。次いで、1%以上は窒素(Nitrogen)・カルシウム(Calcium)・リン(Phosphorus)であり、0.1%以上はカリウム(Potassium)・硫黄(Sulfur)・ナトリウム(Sodium)・塩素(Chlorine)である。さらに、0.01%以上はマグネシウム(Magnesium)、0.001%以上は鉄(Iron)であり、その他は0.001%(10ppm)未満である。 また、成分としては、水(Water)を除けば、タンパク質(Protein)・脂質(Lipid)・糖質〔炭水化物(Carbohydrate)〕が代表的であり、核酸(Nucleic Acid)や無機質〔ミネラル(Dietary Mineral)〕などがある。 |
リンク |
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全般| | 栄養素|
脂質|脂肪酸| 炭水化物| ビタミン| 水|無機質| |
酵素| | 元素組成|
コレステロール| |
生体物質 |
啓林館(HP/2012/4)による『化学U改訂版』の『第1節 細胞を構成する物質』から |
タンパク質 |
a)おもなタンパク質の分類とその所在 タンパク質は、組成面から分けて、単純タンパク質と複合タンパク質に大別される。加水分解して、アミノ酸だけを生じるタンパク質を単純タンパク質という。一方、アミノ酸以外の物質も同じに生成するタンパク質を複合タンパク質という。 |
川端(2008)による『タンパク質配列の分類と機能推定』から |
アミノ酸 |
ウィキペディア(HP/2015/12)による『タンパク質』から |
タンパク質を構成するアミノ酸(proteinogenic amino acids)は、タンパク質中に見られるアミノ酸である。有機体はタンパク質を合成するために遺伝情報中にその細胞機構がコードされていることが必要である。タンパク質を構成するアミノ酸は通常22種であるが、真核生物では21種しか見られない。22種のうち20種は直接コドンに暗号化されている。ヒトはその20種のうち、11種を他のアミノ酸または中間代謝物から合成することができる。それ以外の9種は食事によって摂取しなければならず、それらは必須アミノ酸と呼ばれている。必須アミノ酸はヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、そしてバリンである。残りの2種はセレノシステインとピロリシンで、これらは特殊な合成機構でタンパク質に組み込まれる。
ウィキペディア(HP/2012/10)による『タンパク質を構成するアミノ酸』から |
図2:タンパク質を構成する20種類のセイルアミノ酸の構造 同一の炭素に結合する水素は一つを残して全て重水素に置換しているために、NMRシグナルとして現れない。また、窒素原子は全てNMR核である15N、炭素原子も適宜13Cに置換し、NMR測定に最適化された安定同位体標識パターンを持っている。 科学技術振興機構による『核磁気共鳴(NMR)法による高分子量タンパク質の独創的な立体構造決定手法を開発』(研究代表者: 甲斐荘正恒氏ほか)から |
リポタンパク質 |
リポタンパク質とは、血液中において水に不溶な脂質を、吸収部位や合成部位から使用部位へ運搬するための複合体粒子です。 粒子の外側には親水性のリン脂質や遊離コレステロール,アポリポタンパク質が、粒子の内側には疎水性のコレステロールエステルや中性脂肪の脂質成分が粒子の大きさ、比重の違いにより、カイロミクロン(Chylomicron)、VLDL(Very Low Density Lipoprotein)、LDL(Low Density Lipoprotein)、HDL(High Density Lipoprotein) の主要4分画に分類されています。 |
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LDLコレステロールや中性脂肪の値が増えると、冠動脈疾患などの発症率も増えることから、これらは生活習慣病のリスク・マーカーとして健康診断などで検査されています。 さらに近年の研究により、LDLの中でも粒子サイズが小さく、密度の大きい「small, dense LDL」と呼ばれているリポタンパク質は、血中滞在時間が長く、血管内皮に取り込まれやすく、加えて酸化されやすいため動脈硬化を特に促進することが分かって来ました。動脈硬化は脳卒中や心筋梗塞などの合併症を引き起こしますが、small, dense LDLの増加により、こういった合併症リスクも高まることが種々の研究報告により示唆されています。 |
(株)スカイライト・バイオテックによるLipoSEARCHの『リポタンパク質について』(HP/2018/4/18)から |
Lipoprotein structure (chylomicron) ApoA, ApoB, ApoC, ApoE (apolipoproteins); T (triacylglycerol); CE (cholesterol ester); green (phospholipids) |
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Wikipediaによる『Lipoprotein』(HP/2018/4/18)から |
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医療法人真貴会池田医院による『脂質異常症』(HP/2018/4/18)から |
脂質 |
ウィキペディア(HP/2015/12)による『脂質』から |
ウィキペディア(HP/2012/10)による『脂質』から |
脂肪酸 |
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ウィキペディア(HP/2016/9/6)による『必須脂肪酸』から |
ウィキペディア(HP/2016/9/5)による『脂肪酸』から |
炭水化物 |
a)代表的な糖類 糖類には、グルコースやフルクトースなどの単糖類、スクロースのように加水分解すると2個の単糖類になる二糖類、デンプンやセルロースのように加水分解すると多数の単糖類を生じる多糖類がある。 |
無機質 |
福岡大学理学部化学科機能生物化学研究室(HP/2012/10)による『水・無機質』から |
ミネラル(無機質)とは体内で合成されない微量元素のことで、栄養学上では食物から摂取する必要のある必須元素のことを「ミネラル(無機質)」と呼びます。有機質は、酸素・炭素・水素・窒素を含む化合物で、人体を構成する95%ほどが有機質からなっています。無機質は、有機質以外の部分で、人体を構成する5%ほどが無機質からなっています。
食生活情報サービスセンター(HP/2012/10)による『5.ミネラル(無機質)』から |
酵素 |
ウィキペディア(HP/2015/12)による『酵素』から |
ウィキペディア(HP/2015/12)による『タンパク質』から |
福岡大学理学部化学科機能生物化学研究室(HP/2012/10)による『酵素の化学』から |
EC 1.X.X.X−オキシドレダクターゼ(酸化還元酵素)、酸化還元反応を触媒 ウィキペディア(HP/2012/10)による『EC番号』(酵素番号)から |
元素組成 |
ウィキペディア(HP/2016/9/5)による『元素構成比』から |
コレステロール |
ウィキペディアによる『コレステロール』(HP/2018/5/20)から |
日経Goodayによる『総コレステロール』(HP/2018/5/20)から |
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(財)健康・体力づくり事業財団による健康・体力づくりのための知識の『コレステロール』の『食生活改善作戦』(HP/2018/4/17)から |
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同友会グループによる『高LDL-C血症(俗にいう悪玉コレステロール)について』(2016/12)から |
成人病やメタボ症候群で問題になっている悪玉コレステロール。値が高いと動脈硬化になり、心臓病や脳卒中に注意!と言う医者もいれば、悪玉コレステロールが高い方が長寿になり、低いと反って長生きしないという医者もいますが、真実はどうなんでしょうか? LDLコレステロール、通称『悪玉コレステロール』は動脈硬化を促進する悪い奴…というイメージがありますが、生体ホルモンでも長寿と関係が深いDHEA(ジヒドロエピアルドステロン)と言う老化予防ホルモンや、免疫や炎症を制御するステロイドホルモン、また認知機能、骨代謝にも影響する男性ホルモン(テストステロン)の原料であり、LDLコレステロールは老化予防、ガン免疫から骨粗鬆症、認知症予防まで幅広く活躍しているのです。LDLは高い方が良いのでしょうか?それとも低い方が良いのでしょうか? |
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心臓病、特に狭心症があれば図1の様に死亡率が高くなるため、LDLコレステロールを100未満に低くする事が推奨され、逆に、特に持病がなければ、最も長寿値である160未満に設定しており、日本動脈硬化学会のガイドラインの妥当性は高いと言えます。 しかし年齢が高いだけで、少し血圧が高いだけでも140以上から治療薬を開始にするのは基準が厳しいと日本脂質栄養学会は反論しています。因みに脂肪食を沢山摂取するアメリカ合衆国ではLDL180以上まで治療しないのです。 LDLの理想値は? 心臓病(特に狭心症)をお持ちの人・・・理想LDL 100未満 糖尿病持ちの人・・・理想LDL 100以上120未満 血圧が高い人 煙草吸う人・・・理想LDL 120以上140未満 それ以外の人 ・・・目標LDL 140前後 (東永内科リウマチ科では上記目標値を推奨しています) |
医療法人東永内科リウマチ科による『LDL悪玉コレステロールとアンチエイジングのお話』から |