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菌根について(Mycorrhiza)

最終更新日:2017年4月26日

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 植物(Plant)(Root)菌類(Fungus)との共生体(Symbiotic Association)菌根(きんこん、Mycorrhiza)と呼ぶ。その菌類は菌根菌(Mycorrhizal Fungi)である。菌糸(Hypha)が根の細胞壁(Cell Wall)の内側に侵入するタイプ(内生)と侵入しないタイプ(外生)に分けられる。後者は外生菌根ないし外菌根(Ectomycorrhiza)と呼ばれる。前者にはいくつかのタイプがあり、その中で代表的なものがアーバスキュラー菌根(Arbuscular Mycorrhiza)である。これは、侵入した菌糸が樹枝状体(Arbuscule)や嚢状体(Vesicle)を形成するために、以前はVA菌根(Vesicular-Arbuscular Mycorrhiza)と呼ばれていたが、必ずしも嚢状体は形成されないために、現在はアーバスキュラー菌根(略してAM)と呼ばれている。
 多くの植物が何らかの菌根を持つと考えられている。

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