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配付プリント等 |
補足説明 |
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気象庁(HP/2011/5)による『W-phase解析のページの見方』から ※横軸は地震発生からの時間、縦軸は震動の強さである。最初に到達するのはP波、次がS波で、最後が表面波である。地震波が伝わる物質によって変化するが、伝達速度はP波で5〜7km/s程度、S波で3〜4km/s程度、表面波で約3km/sである。 |
図9.2 3成分の地震観測 (独)防災科学技術研究所(HP/2011/5)による『地震の基礎知識とその観測』の『9.1 地震計の原理』から ※3次元の方向について観測される。 |
〔Steven Dutch氏(Natural and Applied Sciences, University of Wisconsin-Green Bay)による『Physical Geology (Earth SC 202) Notes and Visual Aids』の『Faults and Earthquakes』から〕 |
地震波 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』による『地震波』から ※実体波のP波とS波、および表面波のラブ波とレーリー波。 |
図1.水平2層構造と走時曲線の模式図 日本物理探鑛(株)(HP/2011/5)による『屈折法地震探査』から ※走時曲線とは、横軸に震源(震央)からの距離を、縦軸に到達した地震波の地震発生からの時間を、それぞれプロットしたもの。つまり、各観測地点での地震記象を縦軸の時間方向に並べ、最初の波の記録を線で結んだもの。 |
図4.2.4-1 地震波の主な相とその波線[「理科年表」(2000年版)より転載:copyright 丸善株式会社] |
図4.2.4-2 走時曲線の例 [Jeffrey and Bullen (1940)によるものを「理科年表」(2000年版)より転載] |
防災科学技術研究所(HP/2011/5)による『強震動の基礎』の『4.2.4 地震波の走時曲線』(2000)から |
地球内部を伝わる地震波 |
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PREMの地震波速度と密度・圧力・剛性率 |
〔東京大学地震研究所地震予知研究推進センターの『人工地震による地下構造調査』の『ちょっと一息』の中の『地球内部を伝わる地震波』から〕 PREM=Preliminary Reference Earth Model。S波が伝わらない部分は液体(熔融体)〔⇒外核〕である。 |
earth structure - The compositional and mechanical layers of the earth. 〔Visionlearning, Inc.によるViosionlearningの中の『Earth Structure』から〕 ※左図が化学的性質(組成)の違い、右図が物理的性質(硬さ)の違い、による。リソスフェア(lithosphere)は『プレート(plate)』とも呼ばれる。したがって、プレート=地殻(crust)+最上部マントル(mantle)。 |
参考 |
図1.1 震度とマグニチュード(M) |
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〔防災科学技術研究所の『地震の基礎知識』から〕 ※震度は体感および周囲の状況から推定されていたが、1996年以降は計測震度計により観測されている。 |
マグニチュードと震度との関係 注:Molas & Yamazaki(1995)式及び童・山崎(1996)式を用いて、震度・マグニチュード・震源断層面からの距離との平均的な関係を導いた。この図は、地盤の種類は最も揺れの増幅度の大きな埋立地等軟弱地盤を仮定し、震源の深さを0kmとして計算した場合のマグニチュードと震度とのあくまで平均的な関係である。 内閣府(HP/2011/4)による防災情報のページの中の『我が国の地震対策の概要』から |
図1.6 1949〜1998年の50年間に日本周辺で検知された地震のM別頻度分布(気象庁データによる) 『図1.6では,縦軸が対数目盛にとってあり,Mが3から7くらいの範囲では,地震数nがほぼ直線状に減っていく分布となっています.数式で書くと,この直線部分は
〔防災科学技術研究所の『地震の基礎知識』から〕 |
図2.5 マグニチュードによるエネルギーの違いと発生個数 『図2.5は,この地震のエネルギーの違いを立方体の体積で表現したものです.マグニチュードが1だけ小さくなると,立方体の一辺の長さが1/3になるように表現されています.
〔防災科学技術研究所の『地震の基礎知識』から〕 |
〔IRIS(Incorporated Research Institutions for Seismology)の『IRIS Programs』の中の『IRIS Education & Outreach』の『Educational Resources』の『Education & Outreach "One-Pagers"』の『"How Often do Earthquakes Occur?" 』から〕 ※広島型の原爆(TNT火薬20キロトン相当:エネルギーは8.4×1020エルグ)は、M 6.1に相当するといわれている。 |
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場所 | 死亡者数 | マグニチュード | 備考 |
1556年1月23日 | Shaanxi (Shensi)、陝西省、中国 | 830,000 | 約8 | |
1976年7月27日 | ●Tangshan(唐山)、中国 | 255,000 | 7.5 | 非公式な死亡者数は655,000 |
1138年8月9日 | Aleppo(アレッポ)、シリア | 230,000 | ||
2004年12月26日 | ●Sumatra(スマトラ) | 227,898 | 9.1 | 1900年以後で3番目に大きい地震。主に津波による被害。 |
2010年1月12日 | ●Haiti region(ハイチ) | 222,570 | 7.0 | |
856年12月22日 | Damghan(ダムガン)、イラン | 200,000 | ||
1923年9月1日 | Kanto (Kwanto、関東)、日本 | 142,800 | 7.9 | |
1948年10月5日 | Ashgabat (Ashkhabad、アシガバート)、トルクメニスタン(旧ソ連) | 110,000 | 7.3 | |
1290年9月27日 | Chihli、河北省、中国 | 100,000 | ||
2008年5月12日 | Eastern Sichuan(四川省)、中国 | 87,587 | 7.9 | |
2005年10月8日 | Pakistan(パキスタン) | 86,000 | 7.6 | |
1667年11月 | Shemakha, Caucasia(シャマカ カフカース)、アゼルバイジャン | 80,000 | ||
1727年11月18日 | Tabriz(タブリーズ)、イラン | 77,000 | ||
1908年12月28日 | Messina(メッシーナ)、イタリア | 72,000 | 7.2 | |
1970年5月31日 | Chimbote(チンボテ)、コロンビア | 70,000 | 7.9 | |
1755年11月1日 | Lisbon(リスボン)、ポルトガル | 70,000 | 8.7 | |
1693年1月11日 | Sicil(シシリー)、イタリア | 60,000 | 7.5 | |
1268年 | Silici(シリシア)、小アジア | 60,000 | ||
1990年6月20日 | Western Iran、イラン | 40,000〜50,000 | 7.4 | |
1783年2月4日 | Calabria(カラブリア)、イタリア | 50,000 |
順位 | 名称 | 発生日 | 震源地 | 死者数 |
規模 (Mw) |
備考 |
1 | 華県地震 | 1556年1月23日 | 中国 陝西省 | 830,000 | 〜8 | 液状化により横穴式住居に大被害。 |
2 | ●ハイチ地震 | 2010年1月12日 | ハイチ ポルトープランス | 316,000 | 7.0 | 震災後の集団埋葬のため正確な数は不明。 |
3 | − | 526年5月29日 | トルコ アンティオキア | 250,000 | ? | |
4 | ●唐山地震(とうざんじしん) | 1976年7月28日 | 中国 河北省 | 242,419 | 7.5 | 非公式ながら死者655,000人とも言われる。Ms7.8。 |
5 | 海原地震 | 1920年12月16日 | 中国 寧夏および甘粛省 | 235,502 | 7.8 | 主に地割れや地滑りによる被害。Ms8.5。 |
6 | − | 1138年8月9日 | シリア アレッポ | 230,000 | ? | |
7 | ●スマトラ島沖地震 | 2004年12月26日 | インドネシア スマトラ島沖 | 227,898 | 9.1 - 9.3 | 地震と津波による死者。死者・行方不明者は28〜29万人とも言われる。 |
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− | 856年12月22日 | イラン ダムガン | 200,000 | ? | |
洪洞・趙城地震 | 1303年9月17日 | 中国 山西省 | 200,000 | 8.0 | ||
10 | − | 893年 | インド ウダイプール | 180,000 | ? |
順位 | 名称 | 発生日 | 震源地(震源域) |
規模 (Mw) |
1 | チリ地震 | 1960年5月22日 | チリ西岸 | 9.5 |
− | 1575年12月16日 | チリ西岸 | 9.0〜9.5? | |
3 | ●スマトラ島沖地震 | 2004年12月26日 | インドネシア・スマトラ島北西部〜アンダマン諸島 | 9.1〜9.3* |
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アラスカ地震 | 1964年3月28日 | アメリカ アラスカ プリンス・ウィリアム湾 | 9.2 |
カスケード地震 | 1700年1月26日 | アメリカ カリフォルニア北部〜バンクーバー島(カスケード沈み込み帯) | 9.0〜9.2? | |
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− | 1957年3月9日 | アメリカ アラスカ アンドリアノフ諸島南岸 | 8.6〜9.1* |
アリカ地震 | 1868年8月13日 | チリ・ペルー西岸 | 9.1? | |
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カムチャツカ地震 | 1952年11月4日 | ロシア カムチャツカ近海 | 9.0 |
イキケ地震 | 1877年5月10日 | チリ北部 | 9.0? | |
− | 1586年7月10日 | ペルー | 9.0? | |
注1:*がつくものについては算出されたマグニチュードの値に差があり、最大のものと最小のものを示した。順位は最大のもので算出している。 注2:?がつくものはマグニチュードの値が地質調査等により推定されたもの。?がつかないものは地震波や津波の観測によるもの。 |
DACの実験条件と地球内部の条件との関係 DAC=ダイヤモンド・アンビル・セル (独)物質・材料研究機構(HP/2011/5)による『実現されている圧力・温度条件と開発目標』から ※1G(ギガ)=109。1気圧≒1×103hPa。1Pa≒10-5気圧。1GPa≒1万気圧。従って、地球中心部は約360GPa≒360万気圧であり、地表の360万倍の圧力。 |
図4. 地球の内部構造と構成鉱物 ペロブスカイトは地球で最も多い鉱物で、地球全体の4割を占めている。 (財)高輝度光科学研究センター(JASRI)(HP/2011/5)による『SPring-8が見た 天王星・海王星深部の鉱物』から |