ホーム<地球科学一般|鉱物学関連|地質学関連|宇宙・天文関連|資源一般|鉱物資源|エネルギー資源|原子力エネルギー|地球環境学|その他|用語集など一覧<
|
最終更新日:2017年1月14日
自然科学(Natural Science)的な諸量に限らず、資源(Resource)を取り扱う場合にも単位(Unit)は必ず用いる。自然科学分野では国際単位系(International Unit System:SI単位系)が中心であるが、資源分野では多くの慣用(Common Use:慣習、Custom)単位も使われている。また接頭辞(Prefix、接頭語)も頻繁に用いられる。 |
リンク |
単位 |
国際単位系(SI)は、次元的に独立であるとみなされる七つの量、長さ、質量、時間、電流、熱力学温度、物質量及び光度について明確に定義された単位、メートル(m)、キログラム(kg)、秒(s)、アンペア(A)、ケルビン(K)、モル(mol)、カンデラ(cd)を基礎として構築されています。これらの単位を基本単位(base units)といい、右の図に示したように、基本単位以外の単位は複数の基本単位の結合によって定義され、これを組立単位(deriverd units)といいます。 |
基本単位の脇に示した数字は、単位実現の不確かさ (k = 2) を表しています。 |
計量標準総合センター(HP/2011/10)による『基本単位の標準』から |
|
|
|
|
|
|
ヨ タ(yotta) | Y |
|
デ シ(deci) | d | 10-1 |
ゼ タ(zetta) | Z |
|
センチ(centi) | c | 10-2 |
エクサ(exa) | E |
|
ミ リ(milli) | m | 10-3 |
ペ タ(peta) | P |
|
マイクロ(micro) | μ | 10-6 |
テ ラ(tera) | T |
|
ナ ノ(nano) | n | 10-9 |
ギ ガ(giga) | G |
|
ピ コ(pico) | p | 10-12 |
メ ガ(mega) | M |
|
フェムト(femto) | f | 10-15 |
キ ロ(kilo) | k |
|
ア ト(atto) | a | 10-18 |
ヘクト(hecto) | h |
|
ゼプト(zepto) | z | 10-21 |
デ カ(deca) | da |
|
ヨクト(yocto) | y | 10-24 |
注 合成した接頭語は用いない。 |
定義 |
地球の子午線の長さに基づいたメートル原器により定義(1889年の第1回度量衡総会において国際的に採用) 計量標準総合センター(HP/2011/10)による『基本単位の標準 ( 長 さ )』から |
質量の単位「キログラム(kg)」は、「一辺が10 cmの立方体の体積の、最大密度における蒸留水の質量」と定義 計量標準総合センター(HP/2011/10)による『基本単位の標準 ( 質 量 )』から |
秒は地球の自転により定義 計量標準総合センター(HP/2011/10)による『基本単位の標準 ( 時 間 )』から |
熱力学温度の単位ケルビン (K) 計量標準総合センター(HP/2011/10)による『基本単位の標準(温度)』から 【参考】超低温度目盛の実現に向けて(2005年) http://www.nmij.jp/public/report/bulletin/BOM/Vol4/2/V4N2P99.pdf |
照明用語と単位(光束/光度/照度) (社)日本電球工業会(HP/2011/10)による『LEDランプの選び方・使い方』の中の『照明用語と単位(光束/光度/照度)』から |