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配付プリント等 |
補足説明 |
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オーストラリア西海岸のハメリンプール(Hamelin Pool)にある現生ストロマトライト 〔Science Circle Hokkaido JapanによるWisdom96の中の『Hamelin Pool』から〕 オーストラリアのハメリンプール〔Hamelin Pool Marine Nature Reserve:⇒シャーク湾(Shark Bay)〕はストロマトライト(Stromatolite)の名所。ストロマトライトはシアノバクテリア〔ラン藻、藍藻(Cyanobacteria、Blue-Green Algae、Blue-Green Bacteria、Cyanophyta)〕などの光合成(Photosynthesis)に伴う分泌物によって形成された炭酸塩岩(Carbonate rock)である。35億年前頃から現在まで存在する。地球大気中の酸素(Oxygen Gas)は、これらの生物により生み出されたと信じられている。 |
理科ネットワークの『地球と生命の誕生』の中の『暗い太陽のパラドックス』から 約46億年前に誕生した太陽は核融合反応により輝いているが、初期は暗かった(現在の7割程度の明るさ)と予想されている。地球の表面温度(全地球平均温度)は、主に太陽光度の大きさによって決まると考えると、初期の地表面温度はマイナス数10℃になってしまう。現在知られている証拠は、そのような低温環境を示さない。これが『暗い太陽のパラドックス』である。これは、初期の地球大気には大量の二酸化炭素が存在したため、その温室効果によって暖められ、地表面温度は適度な値であったと説明されている。 |
参考 |