This thematic map shows two variables; 1) coloration indicates
reserve(green) − deficit(red)1 of national biocapacity
and 2) area indicates absolute consumption of biocapacity.
Consumption = Appropriated National Biocapacity + Imports
- Exports
The area of each country has been distorted to represent its
consumption i.e.; its ecological footprint. Countries which appear
larger than normal are consuming more than their fair share2
and smaller countries are consuming less3.
1. Features with missing data are shown in blue,
and are scaled as if they were in ecological balance.
2. faire share; global biocapacity per capita, also known
as "personal planetoid", currently 2.1 gha. Note that
this does not take into account reserves for biodiversity.
3. The local "surplus" biocapacity of these nations
is typically exported to support the deficits of other countries.
〔WWFの『News
& Facts』の『Publications』の『Key
Publications』の中の『Living
Planet Report』からリンクされた『Fat
Map (external link)』〕
- エコロジカル・フットプリントについては『Ecological
Footprint』のページを参照。
- 『生きている地球レポート 2004年度版』から
エコロジカル・フットプリント
『エコロジカル・フットプリントは、人間による自然資源の消費を測るものである。フットプリントは、自然の資源再生能力と比較することができる。1つの国のフットプリントは、その国が消費する食物や繊維を生産し、エネルギー消費から生じる廃物を吸収し、インフラ設備を建設するために必要とされる土地の総面積である。1つの国の国民は、世界中の資源や生態系機能を消費しているので、その場所が地球上のどこにあろうとも、各国のフットプリントはそれらの面積の合計になる。
世界のエコロジカル・フットプリントは、2001年に135億グローバル・ヘクタール、または、1人当たり2.2グローバル・ヘクタールであった(1グローバル・ヘクタールは、生物学的生産力が世界平均と等しい1ヘクタールの土地を表わす)。この自然に対する需要は、地球の生物生産力と比較できる。地球の生物生産力は、生物学的な生産力のある地域の総面積である約113億グローバル・ヘクタール(地表面積の4分の1)に相当する。生物圏における生産力のある地域の面積は、2001年には、1人当たり平均で1.8グローバル・ヘクタールとなっている。』
つまり、全人類が持続可能な生活をするために必要な生物学的な生産力を保つのに必要な面積(Total biocapacity)は1.8gha(1人当たり)であるから、エコロジカル・フットプリントの世界平均の2.2ghaと比較すると、すでに人類は地球の生産能力を超えた生活(地球1個では足りない生活)をしていることになる。
ちなみに、日本のエコロジカル・フットプリントは4.3gha(1人当たり)で米国は9.5ghaであるから、世界の人々が日本人と同じ水準の生活を始めたとすると、地球が2.4個必要(4.3÷1.8)になり、米国人のような暮らしでは5.3個にもなる。
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