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最終更新日:2017年1月24日
岩石力学(Rock Mechanics)関連の情報を集めている。 地質体の力学的性質を研究する学問であり、土壌を対象とする場合は土質力学(Soil mechanics)と呼ばれ、岩石を対象とする場合に岩石力学と呼ばれるが、実際には土壌と岩石が一緒に存在する場合が普通であるので、明瞭に区別できない。岩盤力学と呼ぶこともあるが、このような場合には、地盤工学(Geotechnics)と呼ばれることもある。 |
リンク |
モールの応力円 |
横軸には垂直応力σを、縦軸にはせん断応力τを用いる。
Mohr's circles for a three-dimensional state of stress Wikipedia(HP/2012/11)による『Mohr's circle』から |
図3.5 破壊限界線fと破断面α 石島(HP/2012/11)による『3.岩石の変形・強度特性』から |
(図) 垂直応力σθと剪断応力τθの関係 (この図の場合、主応力面は水平面と垂直面である。) |
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(図)剪断破壊とモール円 粘着力C、内部摩擦角φの地盤から採取した試料、つまり剪断強度がτ=c+σtanφで表される土質の三軸圧縮試験をするとしよう。圧力セルの周辺圧はpxとする。載荷圧をpz1,pz2、・・と上げていく状態をモール円で表すと、上図のようになる。載荷を増すに従い円が大きくなり、やがて加重がpzcになったとき破壊線τに接する。これは、供試体中のある面の剪断応力がτ0に達したことを意味し、供試体はこのときこの面で剪断破壊するのである。このとき剪断面に働いている垂直応力はσ0であり、供試体の破壊面は水平とθcをなす角度に現れる。 |
平井(2001)による『土質工学をかじる−建設技術者の常識としての土質力学−』(『超・平易な実践的土質工学講義』の『A-b 土質の強度』)から |
7−1 モールの応力円と破壊基準について 岩石試験に入る前に,これ等の基礎としてモールの応力円について簡単lこふれなければなりません。 |
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図−88 任意の面AB応力 |
図−89 モールの応力円 |
(株)ジオテック(1997)による『土木地質ノート』の中の『7 室内試験で何を知ることができるか』から |
岩石の強度 |
(株)LIXIL(HP/2012/11)による『1 石の基礎知識編』から 1 N(ニュートン)=1
kg・m/s2≒0.10197 kgf(重量キログラム、kgw)。1
kgf = 9.80665 N(重力が9.80665
m/s2のとき)。 |
大坂・本館(1968)による『岩石の圧縮強度と引張強度について』から |