な行

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【な】

ナフサ（naphtha）⑦
『粗製ガソリンと俗称され、原油の常圧蒸留で得られる沸点約30～200℃の留分。このうち沸点範囲約30～100℃のものを軽質ナフサ、沸点範囲約100～200℃のものを重質ナフサと呼び、これらと区別するためナフサ全留分をフルレンジナフサまたはホールナフサ俗に粗製ガソリンともいう。軽質ナフサの大部分は石油化学原料に、一部は精製して軽質直留ガソリンとしガソリン配合材に用いられる。重質ナフサはリホーミングによりオクタン価を高めて自動車ガソリンの調合原料とする。すなわち、ナフサは改質によりオクタン価を高めたり、都市ガスに適する燃料ガスとしたり、また水素化分解によりLPGとしたりできるわけである。なお、石炭液化により製造したナフサはソルベントナフサ（石炭ナフサ）とよばれる。』
鉛鉱床（lead deposit）②
『PbとZnは相伴って産することが普通で、鉛・亜鉛鉱床として一括されることが多い。主要鉱石鉱物は方鉛鉱で、酸化帯では白鉛鉱・硫酸鉛鉱も重要。方鉛鉱は少量のAgを含むことが多く、またAg鉱物とよく共生するため選鉱・精錬では銀・鉛鉱石として処理される。脈石鉱物は石英・方解石のほか、シデライト・菱マンガン鉱・重晶石・蛍石など。鉱床タイプは亜鉛鉱床と共通。〔島崎英彦〕』

【に】

二次生産（sencondary production）⑪
『従属栄養生物の生物体生産のこと。細菌・糸状菌・動物などがこれにあたる。消費者・分解者とよばれるものも自己の体を生産しているという意味で、これを二次生産とよぶ考えが定着している。有機物生産の意味での一次生産とは正確に対置される語ではない。なお二次生産なる語の最初の提唱者はG.Winberg（1936）であるとされ、そのときは従属栄養生物の種あるいは生活様式群についての用語であったという。』

【ね】

熱水鉱床（hydrothermal deposit）③
『熱水溶液の作用によって有用鉱物が濃集してできた鉱床。熱水溶液が岩石中の割目を通って流動する途中で有用鉱物を沈殿してできる鉱脈や網状鉱床、熱水溶液が透水性の岩石中を浸透する途中で有用鉱物を散点状に沈殿してできる鉱染鉱床、熱水溶液の作用で岩石が交代されてできる交代鉱床がある。鉱床のできる場所の深さに応じて深熱水鉱床（hypothermal deposit）、中熱水鉱床（mesothermal deposit）、浅熱水鉱床（epithermal deposit）に分類されるが、これはほぼ生成の温度条件の違いを表している。ほぼ深熱水に対応する高温の条件で石灰岩などの炭酸塩岩を交代してできる鉱床は高温交代鉱床あるいはスカルン型鉱床とよび、熱水鉱床には含めないのが普通である。金、銀、銅、鉛、亜鉛、スズ、タングステン、モリブデン、水銀、アンチモンなどの有用金属を含んだ鉱物が石英、方解石などに随伴して算出する。粘土鉱物としては、中熱水～浅熱水の条件でセリサイト、緑泥石、浅熱水の条件でカオリナイトがしばしばこれらの金属鉱床中に産出する。一方、岩石が熱水変質を受けて粘土鉱物を生成し交代鉱床を形成することもあり、ろう石、陶石や熱水性のカオリンなどの鉱床がこれに属する。
　なお、最近所々の海底で熱水溶液の噴出による金属鉱物の沈殿が見出され、これを熱水鉱床とよぶことがあるが、ここまで熱水鉱床の定義を拡張するのは好ましいことでない。〔長沢敬之助〕』

粘土鉱床（clay deposit）③
『粘土が天然の状態でかなり多量にまとまって存在し、その粘土に経済的利用価値が認められるものを粘土の鉱床という。粘土のまとまり方が極端に小規模で埋蔵量があまりに小さく、または品質が悪く品位があまりにも低いものは粘土鉱床とよぶことができない。また粘土鉱床の経済的評価は開発利用技術の進歩、地理的環境の変化、経済事情の変動などにより変わる。また、採掘量を上回る新鉱体が発見されず、あるいは品質や品位に恵まれた部分が枯渇して採掘条件が悪化し稼行が休止されることがある。粘土の主体をなす粘土鉱物は構造水をもっていることが重要な特徴のひとつであり、地殻の深部や高温では生成されにくい。したがって粘土鉱床の形成も地表あるいは地殻の浅い部分に集まっている。現在稼行の対象とされている粘土鉱床の大部分は生成後、地殻の隆起と侵食とにより非常に浅いところにもたらされたものか、あるいは地表で生成されたものである。このため、粘土の大規模な採掘はほとんど露天掘りで行われている。表におもな粘土鉱床が成因別に示してある。

**粘土鉱床の成因別分類**（柱：原著の縦横を変えている）
成因鉱床名		熱水性粘土鉱床	堆積性粘土鉱床*	風化作用によって生じた粘土鉱床
カオリン質粘土	カオリン	○	○	○
	木節粘土		○
	蛙目粘土		○
	頁岩粘土		○
パイロフィライト（ろう石）		○
セリサイト		○
陶石		○
バーミキュライト		○		○
ベントナイト		○	○
ゼオライト		R	○
ボーキサイト				○
ばん土頁岩			○	○
*　続成作用を含む R：鉱床を形成していることは希である。滑石およびアスベストの鉱床は地殻の深いところで熱水溶液の作用（変成作用の一種）によって生成される。

　表記のものの他、慣用されている名称に「耐火粘土」がある。カオリン鉱物と石英を主成分とする粘土で、一般にSK26以上、わが国の鉱業法ではSK31以上のものをさす。しかし耐火粘土としてはSKだけではなく、他にも必要な特性を具備していることが重要である。わが国では木節粘土、蛙目粘土、および熱水性カオリンの一部がこれにあたるが、木節粘土と蛙目粘土とは陶磁器原料としても重用されている。
〔カオリン鉱床〕　熱水作用、堆積作用および風化作用によって生成される。熱水作用によって生成されたカオリンは、カオリナイトまたはハロイサイトなどのカオリン鉱物および石英を主とし、炭質物その他の有機物を含まないため一般に白色である。しかし不純物として硫化鉄鉱あるいは酸化鉄、水酸化鉄を伴いその部分だけ淡青灰色、淡紫褐色、淡褐色などを呈することがある。微量のチタンがルチルとして含まれることがある。障害にならない程度のセリサイトを混在する例も希ではない。イギリスのコーンウォールカオリンや日本の関白カオリンのように金属鉱床に伴う例は多くない。鉱床の形は脈状（例：関白カオリン）、塊状（例：板谷カオリン）、上拡がり漏斗状、層状など多様である。単一の鉱床で巨大なものは少ないが鉱床が群生し長年月にわたって世界に優秀なカオリンを多量に供給し続けている好例が上記のCornwallである。堆積作用によって生成されたカオリンもおもな構成鉱物の種類はカオリン鉱物と石英とであって、粘土は白色であるが、硫化鉄鉱の酸化により汚染された部分を伴うこともある。埋蔵量の豊富な米国のジョージアカオリン始め諸外国にこの種の粘土が多い。風化作用によって生成されたカオリン鉱床は大部分が花こう岩あるいは石英斑岩、ペグマタイトなど花こう岩質岩石を原岩とした風化残留鉱床であって、カオリン鉱物はカオリナイトまたはハロイサイトである。石英および未分解の長石をしばしば混じえており、これらは水ひによって取り除かれる。わが国にはこの種の鉱床の数は少ないが、韓国南部の河東カオリン、香港カオリン他世界の著名な鉱床でこれに属するものは多い。ツェットリツカオリンも花こう岩を基盤として生成された同種の粘土鉱床である。わが国には陸上に堆積した軽石層が各地に分布し、これらのある種の風化により生じたアロフェン、ハロイサイトなどからなるカオリン鉱床も報告されている。
〔木節粘土・蛙目粘土の鉱床〕　わが国の最も代表的な堆積性カオリン質粘土鉱床のひとつである。第三紀末期のころ、おもに岐阜・愛知県下の浅い内湾や湖に、後背地の風化花こう岩から供給されたカオリン鉱物が沈積したのである。蛙目粘土は基盤に近く淘汰が不十分で粗粒の石英および未分解の長石、雲母片、磁鉄鉱などを混じえているので、水ひその他により精製される。木節粘土は蛙目粘土より上位の地層を形成し淘汰作用がよく進んでいる。また、炭質物の微細な破片と有機物とを含み灰褐、灰青などの色を帯びている。蛙目粘土、木節粘土のカオリン鉱物はいずれもカオリナイトを主とし、どれほどかのハロイサイト、ときに少量のイライトを含む。カオリナイトは熱水性のものに比べて概して結晶度がが高くない。木節粘土は非常に可塑性に富みworkabilityが高い。
〔頁岩粘土鉱床〕　堆積性カオリン質粘土鉱床のうち、わが国においてもきわめて重要なものであって耐火粘土として稼行されている。頁岩粘土の本来の意味はフリントクレーのように硬質の耐火粘土であるが、硬軟の中間の性状を示すものも多い。諸外国には標式的な頁岩粘土が古生代など古い地質時代の地層の一部に発達している（例：Missouriクレー）。わが国の代表的産地のひとつは岩手粘土鉱山であって古第三紀の夾炭層中にある。カオリナイトを主体とするが、ギブサイトおよび不純物として菱鉄鉱を含むことが多い。少量のセリサイトを含む軟質の耐火粘土層がその上位に発達している。石狩炭田、常盤炭田、筑豊炭田などでは古第三紀の夾炭層中に硬軟必ずしも区別しにくい耐火粘土層が見られる。これらも粘土鉱物はおもにカオリナイトで通常微細な石英粒をどれほどか混じえている。特に炭質物に富み石炭の薄層を夾むものを「ぼた」とよび、焼いてシャモットとして利用される。
〔ろう石鉱床〕　わが国のろう石鉱床の大部分はパイロフィライトを主体とする鉱床であるが、地域的にも成因的にもこれと密接な関連があり類似の外観をもつカオリン・セリサイト質粘土鉱床にもろう石鉱床とよばれているものが少なくない。また古くはタルクもそのろう感のためろう石とよばれていた。わが国のパイロフィライト鉱床はすべて熱水性であって、おもに白亜紀から第三紀の時代に地表近い部分からやや深い部分にわたって流紋岩、同凝灰岩あるいは砂岩などを母岩として生成された。中国地方の各地域にもっともよく発達しているが、長崎県五島列島の一部や韓国南部にも及び、中部、関東、東北などの各地方にも分布している。鉱床の形は筒状、塊状、くらげ状、層状などさまざまである。パイロフィライトを主とするものが大半を占めるが、流紋岩に由来する石英粒や微細な石英粒を伴うことが多い。また、熱水溶液の温度と化学的性質との時空的変化の幅の広さを反映して随伴鉱物の種類と分布とが多様である。
〔セリサイト鉱床〕　多くの鉱床はセリサイトを主とする白色セリサイト粘土からなる浅熱水性の脈状鉱床（例：田子倉、振草）で、レンジ状鉱床も見られる（例：村上粘土）。硫化鉄鉱その他の硫化鉱物を伴うものは水ひにより精製される。山陰の三刀屋を中心とする花こう岩中の筒状～脈状鉱床群には淡緑色でやや粗粒のフェンジャイト質セリサイトからできているものがあり、方解石を随伴するなど特殊な例である。日立鉱山の坑内外には白色粗粒のセリサイトが石英・セリサイト片岩として発達し高品位鉱もあるが成因の詳細は明らかでない。また稼行されたこともない。
〔陶石鉱床〕→陶石
〔バーミキュライト鉱床〕　わが国では花こう岩の黒雲母の風化物でまだすっかりバーミキュライトになっていないものをひる石とよんで利用している。しかし世界で著名な本来のバーミキュライト鉱床は黒雲母や金雲母を含む輝岩やかんらん岩が、地下の深い部分で閃長岩やカーボナタイトに貫入され、そのうち特に黒雲母や金雲母に富んだ部分が熱水変質あるいは非常に深くまで風化作用を受けてバーミキュライト鉱床となったものとされている。鉱床は南ア連邦と米国Montana州のものが質量ともに他を抜き広くバーミキュライトを世界に供給している。
〔ベントナイトおよびゼオライト鉱床〕　モンモリロナイトを主体とする粘土をベントナイトとよぶ。モンモリロナイトおよびゼオライトはいずれも熱水溶液の作用によって地下の浅い部分にも生成され、鉱床を形成している例がある。しかし内外の多くの地域で鉱床となっているのは続成作用により軽石質堆積物から変化したものであって層状をなしている。すなわち、湖底または海底に堆積埋没した軽石は続成作用により結晶を残したままガラス質の部分がクリストバライトの生成を伴いつつモンモリロナイトまたはゼオライトに変わっていることが多い。特に堆積物中の間隙水の塩分濃度が高いとゼオライトが生成されやすく、北アメリカその他の内陸には塩湖底堆積物中に生成されたゼオライト鉱床が多い。わが国のベントナイト鉱床はおもに新第三系のデーサイトないし流紋岩質の海底浮石流または凝灰岩を原岩としているものが多く、Na-モンモリロナイトを主成分として、少量のセリサイト、炭酸塩鉱物などを混じえることもある。ベントナイトの主産地は国内では新潟県と群馬県であり、世界ではWyoming州のベントナイトが著名である。ゼオライト鉱床も原岩は同じで、斜プチロ沸石を主とし、モルデン沸石を伴うものも多い。
〔ばん土頁岩鉱床〕　中国東北部に広く発達するばん土頁岩は古生代の広大な不整合面の上にできた高アルミナ質（Al2O3 40～65％くらい）の耐火粘土鉱床であって、その上位の夾炭層中にも数層が認められている。耐火度が高くダイアスポアおよびベーマイトを主とするが、カオリナイトの多いもの、セリサイトを伴うものもあって、品位にはかなりの幅がある。このような古生層中の耐火粘土鉱床は広大な地域で風化作用と堆積作用とが重なり合っていた大陸内湾特有の古いボーキサイト鉱床の一種であって、米国、ソ連など大陸の各地にも広く発達している。
〔ボーキサイト鉱床〕　ばん土頁岩の鉱床の生成には堆積作用が重要な要因のひとつであったのに対し、ボーキサイトの標式的な鉱床は堆積作用を伴わない風化残留鉱床である。すなわち、ラテライト断面の上位に近い部分におもにギブサイトあるいはベーマイトからなる結核状またはピソライト状の構造をもつボーキサイトからなる層が発達している。特に世界の埋蔵量の大部分を占める新しい地質時代にできたものではこのようなものが多い。ばん土頁岩を含め古生代以前に生成されたボーキサイト鉱床はおおむね堆積構造を示し、その上位をおおう地層によって侵食から免れたものだけが現存し稼行されている。地質時代の古いものにダイアスポアの多いのは続成作用ないし弱い変成作用の結果である。ボーキサイトは風化の最終産物であって原岩の種類にかかわりなく生成されている。たとえば地中海沿岸諸地域には石灰岩の風化により、インド、オーストラリア、南アメリカ、アフリカ諸地域には火成岩、変成岩、砂岩、頁岩などの風化によって生成されたボーキサイト鉱床が多い。〔岩生周一〕』

燃料電池（fuel cell）⑦
『通常の電池は、電池内部の電極部分に活物質としてエネルギーが保持されているが、燃料電池は外部から燃料を供給する方式の電池である。すなわち、正極（酸化剤極）に酸化剤を、負極（燃料極）に燃料を連続的に供給して、燃料を電気化学的に酸化させながら、燃料のもつ化学的エネルギーを熱とせず、直接電気エネルギーに変換させる電池であり、水素と酸素を電気化学的に反応させて直接電気を発生させる“化学的発電機”と解釈すれば理解しやすい。燃料電池も図112（略）のように正極と負極の電極で構成され、電極間は電解質により分離されている。電解質にはイオンを通すが電子絶縁性である材料が使われ、電解質としてリン酸を用いた場合を例に原理を示す。燃料の水素はLNG、メタノール、石炭などの原料を改質してつくり、これが負極に供給され、正極には空気（酸素O2）が供給される。多孔質の電極上に担持された触媒により、水素分子H2はプロトンH⁺と電子に解離される。電解質が酸性の場合は、このH⁺が電解質中を移動して正極に到達する。一方、外部回路の負荷を通ってきた電子とO2とが、このH⁺と反応して水H2Oになる。両極を適当な負荷で結ぶと反応によってつくられた電子がこの負荷を通過、つまり、発電され電流が流れるのであり、H2とO2がH2Oになったということは、水素が燃焼したのと同じことになり水素が燃焼するのと同じだけのエネルギーが電気エネルギー（直流）に変換される。このように原理的には燃料（水素）を外部から供給すれば連続発電が可能となる。燃料電池を電解質の種類で分類すれば表62（略）のようになる。』
→『燃料電池とは』のページを参照。
⇒駒橋（2000）による
⇒（燃料電池の種類）清水（2000）による
⇒（基本原理）清水（2000）による
⇒（水素供給法）槌屋（2003）による

【の】

濃縮ウラン（enriched uranium）①
『天然ウランの中には熱中性子によって核分裂をおこす²³⁵Uは0.71％しか含まれていない。ウラン中の²³⁵Uの濃度を高めたものを濃縮ウランという。濃縮度（ウラン中の²³⁵Uの濃度を％で表わす）が大きいほど臨界量は小さくなる。濃縮はUF6を用いたガス拡散法、遠心分離法による。そのほかレーザー法、イオン交換法などの化学的方法が研究されている。濃縮過程では、一方で天然ウランよりも²³⁵Uの少ない劣化ウラン（0.2～0.4％²³⁵U）が生じる。研究用原子炉の核燃料としては天然ウランから濃縮度90％まで、各種の濃縮度のウランが使われている。』
濃縮ウラン（enriched uranium）⑦
『天然の同位体に比べてウラン235²³⁵Uの比率を高めたウラン。法律的には、²³⁵Uの²³⁸Uに対する比率が天然の混合率を超えたウランと定義されている。濃縮ウランは高度の技術、高額な投資、大量の電力などを必要とするウラン濃縮操作（同位体分離）によってつくられ、濃縮度に応じて濃縮率1％程度以下の微濃縮ウラン、1から10％程度の低濃縮ウラン、20％以上の高濃縮ウラン、93％以上の超高濃縮ウランと称することがある。高濃縮ウランは核兵器の原料、原子力潜水艦用動力炉の燃料、高温ガス炉など特殊な原子炉の燃料として用いられる。軽水炉は濃縮率3％程度の低濃縮ウランを使用する。』

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