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中国のエネルギー資源（化石燃料）

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• 石炭関連の『リンク』はこちらを参照。

【2015】

• JCOAL（HP/2015/4）による『コールデータバンク』の『各国の石炭事情』の『中国』の『中国の石炭賦存状況』から
  

  石炭資源の地域分布では、華北地区が最も多く、全国総埋蔵量の49.25%を占める。その次に、西北地区30.39%、西南地区8.64%、華東地区5.7%、中南地区3.06%、東北地区2.97%である。省、市、自治区単位でみると、山西、内蒙古、陜西、新疆、貴州と寧夏の6つの省区が最も多く、埋蔵総量の約81.6%を占める。炭田分布を下図に示す。 　一般炭の資源量は華北地区では全国の40.99%を、西北地区は同45.13%を占める。工業地帯の華東地区は1.72%、東北地区と中南地区は3%である。各省、市別の一般炭資源の分布では、表5.6.5-1の通りに内蒙古が最も多く、27.66%占める。以下、陝西省24.98%、新疆ウイグル自治区15.44%、山西省12.47%、貴州省5.72%である。 　石炭資源量・埋蔵量について全国的にまとめられたデータは最近発表されていないが、2009年中国煤炭発展報告によると、2001年から2007年の間に約2,862億トンの新規埋蔵量発見があったとされ、2007年時点で地質調査により確認された全国石炭埋蔵量は約7,241億トン、うち生産・建設中の石炭埋蔵量が1,868億トンに上るという記述がある。その一方で、WECに報告されている可採埋蔵量は1,145億トンであり、この数値は10年以上変わっていない。 図2-1　中国の石炭資源 JCOAL（HP/2015/4）による『コールデータバンク』の『各国の石炭事情』の『中国』の『中国の石炭賦存状況』から

【2012】

• Shen et al.(2012)による『China's coal policy since 1979: A brief overview』から【見る→】
  

  Fig. 3. Coal production by mine type (1979-2008). Source: China Coal Industry Yearbook (1982-2009). Shen et al.(2012)による『China's coal policy since 1979: A brief overview』から MSC＝Major State Coal mines（大） LSC＝Local State Coal mines（中） TVC＝Township and Village Coal mines（小）

【2011】

• Wang et al.(2011)による『Coal production forecast and low carbon policies in China』から【見る→】
  

  Fig. 8. Coal production comparisons of traditional approaches and the improved models. Wang et al.(2011)による『Coal production forecast and low carbon policies in China』から

【2010】

• Lin & Liu(2010)による『Estimating coal production peak and trends of coal imports in China』から【見る→】
  

  Fig. 1. Trends for China’s coal production and consumption. Source: National Bureau of Statistics of China China Energy Statistical Yearbook. Fig. 2. Trends of coal export and import. Source: General Administration of Customs of the People’s Republic of China. Lin & Liu(2010)による『Estimating coal production peak and trends of coal imports in China』から

  
  

  表5　中国の石炭輸入の予測（億トン）

  西暦年	石炭需要量			石炭生産量	石炭純輸入量
  	低	中	高		低	中	高
  2010	29.4	30.1	31	29.17	0.29	0.99	1.89
  2015	34.7	37.0	39.4	34.00	1.03	3.33	5.73
  2020	40.1	44.3	48.9	37.67	3.14	7.34	11.94
  2025	43.5	49.9	57.0	39.47	5.20	11.60	18.7
  2030	48.4	57.5	68.0	39.01	11.00	20.10	30.6

  
  

  表6　2015年と2030年における石炭純輸入量と世界石炭貿易でのその割合

  西暦年	世界石炭貿易*（億トン）			中国の石炭純輸入量（億トン）			世界石炭貿易の石炭輸入割合（％）
  	低	中	高	低	中	高	低	中	高
  2015	9.25	13.74	16.63	1.03	3.33	5.73	11	24	34
  2030	27.04	43.14	57.12	11.00	20.10	30.60	41	47	54
  *　世界石炭貿易のデータは、本論文の石炭輸入予測に従って、EIAによるIEO 2008の世界石炭貿易を修正したものから得られた。

• Chen & Xu(2010)による『Clean coal technology development in China』から【見る→】
  

  Fig. 3. Coal consumption for power and the % of coal used for power in the total coal consumption.	Fig. 5. Coal Consumption and Percentage in the total final energy consumption from 1991to2005.
  Chen & Xu(2010)による『Clean coal technology development in China』から

• Cattaneo et al.(2010)による『Industrial coal demand in China: A provincial analysis』から【見る→】
  

  表1　主要石炭鉱山の生産量

  石炭鉱山	省	生産量 （100万トン／年）
  大同（Datong）	山西（Shanxi）	31.7546
  （Kailuan）	河北（Hebei）	17.6048
  平頂山（Pingdingshan）	河南（Henan）	17.1478
  淮北（Huaibei）	安徽（Anhui）	14.2321
  西山（Xishan）	山西（Shanxi）	14.1277
  鶴崗（Hegang）	黒竜江（Heilongjiang）	13.1307
  徐州（Xuzhou）	江蘇（Jiangsu）	13.1031
  阜新（Fuxin）	遼寧（Liaoning）	12.6987
  龍口（Longkou）	山東（Shandong）	12.0031
  （Yanzhuo）	山東（Shandong）	12.0031
  鶏西（Jixi）	黒竜江（Heilongjiang）	11.6442
  淮南（Huainan）	安徽（Anhui）	11.4985
  （Yangquan）	山西（Shanxi）	10.4769
  馮峰（Fengfeng）	河北（Hebei）	10.3700
  （Jincheng）	山西（Shanxi）	10.3206
  鉄法（Tiefa）	遼寧（Liaoning）	10.2410
  （Xinwen）	山東（Shandong）	10.0890
  七台河（Qitaihe）	黒竜江（Heilongjiang）	10.0601
  雙鴨山（Shuangyashan）	黒竜江（Heilongjiang）	10.0155

  
  

  表2　選ばれた省の産業用石炭需要（100万トン）

  省	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002
  山西（Shanxi）	140.0	143.8	137.7	143.5	128.4	133.2	138.8	170.1
  河北（Hebei）	90.8	92.0	92.3	94.8	96.7	101.6	106.5	117.8
  山東（Shandong）	86.6	91.6	91.5	87.1	86.1	75.3	94.7	110.9
  江蘇（Jiangsu）	83.1	83.2	79.9	81.8	83.4	84.5	87.1	94.0
  河南（Henan）	66.7	69.6	65.4	68.1	71.0	76.9	83.1	93.7
  遼寧（Liaoning）	81.5	80.9	79.7	76.4	73.9	86.0	81.2	84.0
  広東（Guangdong）	45.3	47.7	48.6	48.1	50.8	57.3	58.9	64.8
  内モンゴル自治区（Inner Mongolia）	37.7	40.6	48.6	44.1	48.3	53.4	57.1	63.4
  安徽（Anhui）	44.8	47.5	49.3	48.0	50.0	53.2	57.2	59.7
  浙江（Zhejiang）	39.5	43.2	45.1	44.3	45.8	48.3	53.5	58.6

【2009】

• 石炭エネルギーセンター（2009）による世界の石炭事情の中の『中国』から
  

  表.1.3-1 石炭需給統計 （出所： IEA Coal Information 2008）	図.1.3-1 石炭関連組織
  図．1.3-2 中国13大型石炭基地	図.1.3-3 中国の石炭輸出入推移 （出所：JCOAL Magazine 第6 号P-3）
  石炭エネルギーセンター（2009）による世界の石炭事情の中の『中国』から

【2004】

• NEDOによる『国別石炭情報　-　中国　-』から
  

  〔NEDOの『各部の活動』の『石炭事業部』の『石炭情報検索データベース』の『国別石炭情報　-　中国　-』から〕

【1999】

• IEAによる『Coal in the Energy Supply of China 1999』から
  

  Figure 5 Coalfields in China Source: US DoE. EIA. Country Energy Profile. China. February 1995. 〔IEAのInformation Centerの中の『Co-operation with Non-OECD Countries - China』の『Coal in the Energy Supply of China 1999』から〕〕

• 世界のピーク・資源生産については『ピーク・資源生産』のページを参照。
• 世界のピーク・コールは『石炭とは』のページを参照。

【2012】

• Lin et al.(2012)による『Impact of carbon intensity and energy security constraints on China's coal import』から【見る→】
  

  Fig. 3. The coal peak of China. Source: National Bureau of Statistics of China. Lin et al.(2012)による『Impact of carbon intensity and energy security constraints on China's coal import』から

【2011】

• Patzek and Croft(2011)による『The key coal producers Online supporting materials to a global coal production forecast with multi-Hubbert cycle analysis』から【見る→】
  

  Figure 1: The best multi-Hubbert cycle match of the historical cumulative production of anthracite, bituminous, and lignite coal in China. The year of peak production is 2011, and the ultimate coal production is 146.5 Gt. The broad base peak is in the year 2019. Data source: Supplemental Materials to Mohr and Evans (2009) [9].	Figure 2: The best multi-Hubbert cycle match of the historical rate of production of anthracite, bituminous, and lignite coal in China. Data source: Supplemental Materials to Mohr and Evans (2009) [9].
  Patzek and Croft(2011)による『The key coal producers Online supporting materials to a global coal production forecast with multi-Hubbert cycle analysis』から

【2010】

• Lin & Liu(2010)による『Estimating coal production peak and trends of coal imports in China』から【見る→】
  

  Fig. 4. The coal peak of China. Source: National Bureau of Statistics of China. Lin & Liu(2010)による『Estimating coal production peak and trends of coal imports in China』から

  
  

  表3　詳細な結果とSTELLAモデルとの比較

  モデル	単位	ロジスティック曲線	ガウス曲線	STELLA
  埋蔵量	億トン	1886	1886	シナリオ1	シナリオ２	シナリオ３
  tmax（ピーク年）	西暦年	2025	2027	2033	2029	2027
  Pmax（ピーク埋蔵量）	億トン	38.30	36.65	33.39	37.84	42.29

  
  

  表4　URR（究極可採埋蔵量）における変動の感度分析結果

  モデル	埋蔵量	2086	1986	1886	1786	1686	1145
  ロジスティック成長曲線	ピーク生産量（億トン）	41.31	39.85	38.30	37.08	36.35	30.46
  	ピーク年	2027	2026	2025	2024	2023	2016
  ガウス成長曲線	ピーク生産量（億トン）	38.51	37.58	36.65	35.72	34.79	30.10
  	ピーク年	2029	2028	2027	2026	2025	2017

• Hook（両方のoの頭に¨）,M.(HP)による『Coal future of China and the World』から
  

  Forecasting the future（26/48） Chinese coal forecast（28/48） Hook（両方のoの頭に¨）,M.(HP)による『Coal future of China and the World』から

【2007】

• Energy Watch Group(2007)による『Coal: Resources and future production』から
  

  Figure A-3: Coal Production in China−scenario based on present reserve estimates（図Ａ−３　中国の石炭生産−現在の埋蔵量見積りを基にしたシナリオ） 〔Energy Watch Group(2007)によるCoal: Resources and future productionから〕

• 油田・ガス田の『リンク』はこちらを参照。
• 石油・天然ガス関連の『リンク』はこちらを参照。

【2013】

• 竹原（2013/4）による『中国のシェールガス開発近況』から　
  

  中国のシェールガス資源量に関する現時点の評価 米EIA（2011年4月）　1,275Tcf（36兆m3） 中国国土資源部（2012年3月）　883Tcf（25兆m3） 中国石油化学工業連合会(2013年1月）　海成層は310Tcf（8.8兆m3） 中国にとりシェールガスはエネルギー輸入依存抑制、環境問題への対応で心強い存在 2012年消費：5.3Tcf（1,500億m3）R/P20年 2020年消費：13.6Tcf（3,850億m3）R/P20年超 （天然ガス確認埋蔵量110Tcf、当面の開発対象となるシェールガス資源量150〜300Tcf） シェールガス生産目標 2015年シェールガス生産目標 ・政府：65億m3（0.6Bcfd） ・企業：40〜50億m3（0.4〜0.5Bcfd） 2020年シェールガス生産目標 ・政府：600〜1000億m3（5.8〜9.7Bcfd） ・企業：PetroChina200億m3（1.9Bcfd） まとめ 当面の開発対象：古生代海成層8.8兆m3（310Tcf）←埋蔵量追加、消費拡大 有望地域：南部海成層（特に四川・重慶） 課題：法整備や政策調整 生産：2015年40〜50億m3（0.4〜0.5Bcfd） 開発：PetroChina主導。ガスは南部市場へ 開発の重点は長慶のタイトガス、四川はシェールガスで巻き返す？

  中国のシェールガス有望地域：南部古生代海成層 中国の一次エネルギー消費見通し 12次五か年計画等にもとづく比率（試算）

  　
  

  竹原（2013/4）による『中国のシェールガス開発近況』から

【2012】

• Lin and Wang(2012)による『Forecasting natural gas supply in China: Production peak and import trends』から【見る→】
  

  Fig. 1. Predictions of China’s natural gas peak in different scenarios. Lin and Wang(2012)による『Forecasting natural gas supply in China: Production peak and import trends』から

• 竹原（2012）による『上海ハブ、シェールガス大国誕生か？― 中国のガスをめぐる状況 ―』から
  

  図19 主な油ガス堆積盆地と開発中の主なタイトガス田	図20 主な油ガス堆積盆地とCBM資源
  図21 中央アジアの天然ガスパイプライン網	図11 中国の主な天然ガスパイプラインおよびLNG受入基地
  図22 ミャンマー〜中国間の石油・天然ガスパイプライン
  竹原（2012）による『上海ハブ、シェールガス大国誕生か？― 中国のガスをめぐる状況 ―』から

• Forbes（2012）による『China's Prospects for Shale Gas and Implications for the U.S.』から
  

  Figure 1. Major Shale Gas Basins in China (Figure Courtesy of Advanced Resources International) Forbes（2012）による『China's Prospects for Shale Gas and Implications for the U.S.』から

【2010】

• Leung(2010)による『China's oil use, 1990-2008』から【見る→】
  

  表1　中国の一次エネルギー消費とその内訳^*、1990〜2008年
  出典：中国統計年報2008、CD-ROM

  	合計 （Mtce）	石炭 （％）	石油 （％）	天然ガス （％）	一次電力** （％）
  1990	987.0	76.2	16.6	2.1	5.1
  1991	1037.8	76.1	17.1	2.0	4.8
  1992	1091.7	75.7	17.5	1.9	4.9
  1993	1159.9	74.7	18.2	1.9	5.2
  1994	1227.4	75.0	17.4	1.9	5.7
  1995	1311.8	74.6	17.5	1.8	6.1
  1996	1389.5	74.7	18.0	1.8	5.5
  1997	1378.0	71.7	20.4	1.7	6.2
  1998	1322.1	69.6	21.5	2.2	6.7
  1999	1338.3	69.1	22.6	2.1	6.2
  2000	1385.5	67.8	23.2	2.4	6.7
  2001	1432.0	66.7	22.9	2.6	7.9
  2002	1518.0	66.3	23.4	2.6	7.7
  2003	1749.9	68.4	22.2	2.6	6.8
  2004	2031.3	68.0	22.3	2.6	7.1
  2005	2233.2	69.1	21.0	2.8	7.1
  2006	2462.7	69.4	20.4	3.0	7.2
  2007	2654.8	69.5	19.7	3.5	7.3
  2008	2850.0	68.7	18.7	3.8	8.9
  中国統計要約2009、145ページ。 *　商業エネルギーのみが含まれるが、非商業バイオマスエネルギーが中国の地方においては依然として特に広く消費されていることに注意。1990年では263.0 Mtceで、2007年では263.0 Mtceである。 **　一次電力には、水力・原子力・風力発電が含まれる。商業エネルギーのみ。 Mtce＝100万トン石炭換算

  
  

  表2　中国の石油生産量・消費量・貿易量、1990〜2008年

  	石油生産量 （Mt）	石油消費量 （Mt）	石油輸入量 （Mt）	石油輸出量 （Mt）	正味の石油輸入量 （Mt）	正味の輸入依存率* （％）
  1990	138.3	114.9	7.6	31.1	-23.5	-20.5
  1991	141.0	123.8	12.5	29.3	-16.8	-13.6
  1992	142.1	133.6	21.2	28.6	-7.3	-5.5
  1993	145.2	147.2	36.2	25.1	11.1	7.5
  1994	146.1	149.5	29.0	23.8	5.2	3.5
  1995	150.1	160.6	36.7	24.5	12.2	7.6
  1996	157.3	174.3	45.4	27.0	18.4	10.6
  1997	160.7	194.1	67.9	28.2	39.7	20.5
  1998	161.0	198.2	57.4	23.3	34.1	17.2
  1999	160.0	210.7	64.8	16.4	48.4	23.0
  2000	163.0	224.4	97.5	21.7	75.8	33.8
  2001	164.0	228.4	91.2	20.5	70.7	31.0
  2002	167.0	247.9	102.7	21.4	81.3	32.8
  2003	169.6	271.3	131.9	25.4	106.5	39.3
  2004	175.9	317.0	172.9	22.4	150.5	47.5
  2005	181.4	325.3	171.6	28.9	142.8	43.9
  2006	184.8	348.8	194.5	26.3	168.3	48.2
  2007	186.3	366.5	211.4	26.6	184.8	50.4
  2008**	197.8	396.0	-	-	197.2	50.0
  EIA(2009)、http://tonto.eia.doe.gov/country/country_energy_data.cfm?fips=CH *　正味と輸入依存率とは、全石油消費量に対する正味の石油輸入量の割合 **　EIA(2009)の見積り

【2004】

• 浜松（2004）による『急拡大する中国のエネルギー消費−石油輸入の急増−』から
  

  中国の2004年の原油輸入量は、上半期の増加の趨勢から見て１億ｔを突破すると見られている。 　中国のエネルギー消費量は、2000年前後に大きな落ち込みがあった後、急拡大を示している。 　ただし、この落ち込みの間も高い経済成長が持続しており、統計の正しさが疑問視されている。【こちらを参照】 　中国のエネルギー消費の内容を種類別に区分して見ると、2000年前後には石炭の消費が落ち込んでいる。 　これは、石炭の生産現場での安全対策が不十分で、いろいろと事故が発生したため、多くの炭坑の閉山が指示され減産があったためとされるが、実際の生産は、ここまでは落ち込んでいないようである。 　また、速い経済成長に伴って、今後ともエネルギー需要が急拡大していくことは間違いない。 　しかし、国内の供給余力が乏しいことなどから、このエネルギー需要を石油を主体として賄っていくことは困難である。 　このため、石炭の消費も今後とも急速に拡大していかざるを得ない。 　しかし、一方では、石炭の利用に伴う環境汚染への対処が重大な課題となっている。 　中国の石油消費の内容を見ると、工業生産の拡大、自動車利用の拡大に伴い、石炭では代替し難い消費が急拡大している。 　このため、例え石炭の利用を図るとしても、石油消費の拡大は避けられない状況にある。 　なお、ガソリン以外の燃料としての利用は、抑制され横ばいで推移している。 　中国の石油消費量については、現在急拡大を示しており、2002年には日本の消費量を超えたようである。 　中国は、石油資源には恵まれておらず、2004年には原油の輸入量が100百万ｔを超えるものと見られている。 　さらに、経済成長とともに石油の輸入量を拡大していくことが確実である。 　しかし、2003年で既に世界各国の原油輸入量全体の５％を超えており、その輸入先の確保は容易ではない。… 〔浜松誠二氏による急拡大する中国のエネルギー消費−石油輸入の急増−から〕

【2000】

• IEAによる『China's Worldwide Quest for Energy Security 2000』から
  
  

  Map of China Indicating Major Provinces and Oil Fields Source: China OGP, 1999, Vol.2	Figure 1.1: Total Primary Energy Demand
  China's Tarim, Junggar and Turpan Basins Source: CNPC
  〔IEAのInformation Centerの中の『Co-operation with Non-OECD Countries - China』の『China's Worldwide Quest for Energy Security 2000』から〕

• USGSによる『USGS World Energy Assessment Regions』から
  

  	Asia Pacific　Region 3 Assessed Geologic Provinces 3115 Junggar Basin（ジュンガル盆地） 3127 Bohaiwan Basin（渤海湾盆地） 3128 Ordos Basin（オルドス盆地） 3142 Sichuan Basin（四川盆地） 3144 Songliao Basin（松遼盆地） 3154 Tarim Basin（タリム門地） 3701 Baram Delta/Brunei-Sabah Basin 3702 Greater Sarawak Basin 3703 Malay Basin 3808 Central Sumatra Basin 3817 Kutei Basin
  〔USGSのU.S. Geological Survey World Petroleum Assessment 2000 − Description and Resultsの『USGS World Energy Assessment Regions』から〕

【2013】

• JPECによる『第3ルート建設まで進んだ中国の西気東輸パイプライン』（2013/4）から　　

  JPECによる『第3ルート建設まで進んだ中国の西気東輸パイプライン』（2013/4）から

【2011】

• Leung(2011)による『China's energy security: Perception and reality』から
  

  Fig. 1. China's existing, planned and speculative cross-border oil pipelines, 2010. Source: The author's production. Leung(2011)による『China's energy security: Perception and reality』から 国外とのパイプライン（既設・計画・推定）。

【2000】

• IEAによる『China's Worldwide Quest for Energy Security 2000』から
  

  China's Oil, Gas and Products Pipelines Sources: IEA and Energy in Japan No. 158, July 1999, p.26 〔IEAのInformation Centerの中の『Co-operation with Non-OECD Countries - China』の『China's Worldwide Quest for Energy Security 2000』から〕 おもに国内。

【2012】

• Wikipedia（HP/2012/1）による『PetroChina』から
  

  China National Petroleum Corporation（CNPC、中国石油天然気集団公司）｜PetroChina（中国石油天然気）／ China Petrochemical Corporation（中国石油化工集団、中石化集団、シノペック）｜China Petroleum & Chemical Corporation⇒Sinopec｜Sinopec（中国石油化工）／ China National Offshore Oil Corporation（CNOOC Group、中国海洋石油総公司）／ CITIC Resources／China Clean Energy／China Natural Gas／China Oilfield Services／China United Coalbed Methane Corporation／Fushun Petrochemical Company／Gushan／Shaanxi Yanchang Petroleum／Shanghai Petrochemical／Shenergy Company／Shenergy Group／Sinochem Group／Towngas China Wikipedia（HP/2012/1）による『PetroChina』から 太字は３大石油会社

• ３大石炭会社
  神華集団（Shenhua Group Corporation Limited）、中国神華（China Shenhua Energy Company Limited：子会社）
  中煤集団（China National Coal Group Corporation）、中国中煤（：China Coal Energy Company Limited：子会社）
  ヤン州煤業