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最終更新日:2019年8月11日
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脳卒中(のうそっちゅう、Apoplexy:脳血管障害、Cerebrovascular
Disease)およびその後遺症(Sequelae)を改善するためのリハビリテーション(Rehabilitation:略してリハビリ、Rehab)に関連する情報を集めている。 脳卒中は、脳梗塞(のうこうそく、Stroke、Cerebrovascular Accident、CVA、Cerebral Infarction:血管が詰まる)と脳出血(のうしゅっけつ、Cerebral Hemorrhage、Intracerebral Hemorrhage、ICH、Brain Hemorrhage:血管が破れる)とからなるが、いずれも脳の組織に血液が届かないために組織の機能が低下ないし欠損するために、さまざまな障害を発生し、最悪の場合は死亡する。脳出血の場合には、出血した血液が組織を圧迫して障害を起こすこともある。 脳卒中の原因は様々であるが、脳出血の場合の直接の原因は高血圧(Hypertension、High Blood Pressure、HTN、HPN)が圧倒的に多い。また、一般にメタボ(メタボリックシンドローム、代謝症候群、Metabolic Syndrome)も、関連するらしい。 外科手術(Surgery、Operation)および脳内診断装置〔核磁気共鳴画像法(MRI、Magnetic Resonance Imaging、Nuclear Magnetic Resonance Imaging、NMRI)やX線CT(コンピュータ断層撮影、Computed Tomography、CT、Computed Axial Tomography、Body Section Röntgenography)など〕が発達していなかった時代では、致死率(Case Fatality Rate)が非常に高かったが、現在では延命する場合が多い。しかし、後遺症の発生確率は高い。後遺症の内容と程度は脳の損傷部位と程度に応じて様々であるが、治療方法と時期およびリハビリの効果の違いによっても変わる。60歳代以上の場合が多いが、最近は40歳代またはそれ以下の若い年齢でも発生することが多くなったと言われる。特に、脳梗塞の軽いものでは、明確な症状(Symptom)が分かりにくい場合が多いため、自覚(Consciousness)しないことも多いと言われるため、実際の発生頻度は高いと考えられている。 現在の治療法は、早急に必要な血液の供給路の確保と余分な血液の除去とであるが、一般に外科手術で行われる(非常に軽度の場合は内科的に対応できることもある)。一度障害を受けた脳組織(Brain Tissue)の快方は期待できない。快方したと見える場合はバイパス(Bypass)の形成や別組織の代理機能であると言われている。 外科手術の失敗で脳組織に損傷を与え、そのために障害が発生することもあると言われているが、真実は判断不能である。 現在の医学では、脳細胞の治療(Treatment、Cure、Remedy、Therapy)は不可能である。 現在では、できるだけ早期にリハビリを行う方が良いと考えられており、手術直後から実施される場合も多い。 |
リハビリテーション |
池永 透による『脳卒中のリハビリテーション』(HP/2018/5/4)から |
(株)QLifeによる保険外リハビリの『「要介護」「リハビリ難民」…いま脳卒中のリハビリに何が起こっているのか』(2017/12/22)から |
急性期 |
一般病棟 |
理学療法師(PT) 寝返りを打つ、起き上がる、座る、立つ、歩くなど筋肉や関節が関係する基本的動作能力の回復を図る訓練を行います。 理学療法(運動療法)、物理療法などを通じて、残存能力を活かしながら自立を促します。 作業療法士(OT) 上肢や手指の運動機能の回復を促すリハビリを行います。折り紙、手芸、手遊び、箸や茶碗などを使った食事動作、ゲームなどを通じて、日常生活動作がスムーズに行えるように訓練します。 言語療法士(ST) 失語症や構音障害など言葉によるコミュニケーションの回復を図るための療法を行います。また、言葉を発する際に用いる口や舌の動きと関連して、嚥下障害や摂食障害などの訓練も行います。 臨床心理士(CP) 心理的不適合、知的機能低下などに対して評価を行い、病気を受け入れる為のカウンセリングや知的刺激アプローチなどを行います。 医療ソーシャルワーカー(MSW) 在宅での療養に向けて、社会資源を有効に活用するための援助を行います。また、転院が必要な場合の援助も行います。 ケアマネージャー 障害の為に在宅での介護が必要となった場合に、介護保険制度で受けられるサービスプランを作成します。 家族 期待したような成果が得られないとリハビリに対する意欲を失ったり、自暴自棄になるようなケースが多く見られます。この様な場合は本人の最大の理解者でもある家族の応援が何よりも大きな支えになります。 |
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アットホーム介護編集部による『脳出血・梗塞のリハビリはどうするの? 知っておきたいリハビリの基礎知識』(2017/1/31)から |
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アットホーム介護編集部による『脳梗塞や脳出血の麻痺はリハビリでどこまで回復するのか』(2016/12/10)から |
熊本市民病院による『不整脈と脳梗塞』(2015/3/16)から |
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図表V−D 通所リハビリテーションと通所介護の利用状況 |
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厚生労働省による『高齢者の地域における新たなリハビリテーションの在り方検討会報告書(案)』(2015/3)から |
脳卒中にならないためのリハビリテーションによる『脳卒中の予後予測C 上肢』(2012/3/10)から |
後遺症 |
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(株)MMS・(株)アジンコートによるリハビリ.netの脳梗塞のリハビリテーションの『(2)主な脳卒中の後遺症(その2)』(HP/2018/5/2)から |
看護師ミカの健康ブログによる『脳梗塞後遺症の症状まとめ!しびれ・めまい・認知症・言語障害など』(HP/2018/5/2)から |
増田 励による『脳卒中の輸液療法』(2015/10/19)から |
脳卒中 |
脳卒中とは脳血管障害(Cerebral Vascular Disorder、CVD、脳血管疾患、Cerebrovasucular Disease、CVD)であり、脳出血(脳溢血、のういっけつ:脳内出血とクモ膜下出血が主)と脳梗塞(のうこうそく)とに2分されるのが一般的である。日本における死亡者数は、悪性新生物(ガン)と心疾患に次いで多く、3大死因の1つである。近年の日本人の年間死亡数の合計は約110万人(2007年)であるが、脳血管疾患によるものは約13万人である(因みに、悪性新生物は約34万人弱で、心疾患は約18万人弱)。悪性新生物によるものは増加傾向であるが(心疾患は微増傾向)、脳血管疾患は減少傾向にある。(こちらも参照)
秋田県立脳血管研究センター疫学研究部ITグループ(HP/2011/6)による『知れば防げる脳卒中』の『3.脳卒中の病型別割合』から |
図表2 脳卒中の死亡率と受療率の推移 |
図表1 脳卒中の種類と特徴 |
図表3 脳卒中の病型・年齢別の発症頻度 |
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ニッスイ(HP/2011/6)による『脳卒中』の『脳卒中は脳血管の病気』から |
脳卒中の分類 日本橋病院(HP/2011/6)による『脳卒中の分類』から |
脳卒中の分類 聖マリアンナ医科大学東横病院脳卒中センター(HP/2011/6)による『脳卒中とはどんな病気?』から |
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[ 脳出血 ] 脳内の細い動脈がもろくなり、破れて出血する。 症状:昏睡状態、半身麻痺など。 [ くも膜下出血 ] 動脈瘤(脳動脈にできた瘤)が破れて、くも膜下腔(脳の表面)に出血する。 症状:頭痛、悪心、嘔吐、意識の混濁など。 [ ラクナ梗塞 ] ラクナとは「小さな穴」という意味。脳の細い動脈が詰まって血流が止まり、その先の脳細胞が壊死する。 症状:意識がなくなることはない。朝晩の手足のしびれ、ろれつが回らないなど。 [ アテローム梗塞 ] アテローム硬化(動脈硬化)によって血管の内腔が狭くなり、そこに血栓ができて詰まる。 症状:片マヒ、感覚障害、言語障害、意識障害など。合併症の危険性あり。 [ 心原性脳塞栓症 ] 不整脈などが原因で、心臓にできた血栓がはがれて、脳内の血管に流れ込んで詰まる。 症状:症状は急にあらわれ、意識の喪失、死に至る危険性も高い。心臓病患者は要注意。 |
Kenko-Networkによる脳卒中ネットから |
脳出血が起こる部位 万有製薬(株)によるメルクマニュアル医学百科の『脳出血』から |
小脳の脳卒中 |
小脳出血の症状 脳卒中に関する悩みを解決するブログによる『小脳出血の原因と症状|頭痛・回転性めまい・嘔吐は要注意!』(2016/3/1)から |
脳出血 |
生活習慣病の基礎知識による『脳出血の原因と予防』(HP/2018/8/13)から |
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佐賀県医療センター好生館による『脳出血』(HP/2018/8/13)から |
(株)ナースアテンダントによる『脳出血』(HP/2018/8/13)から |
生活習慣病の基礎知識(HP/2011/6)による『生活習慣病〜脳出血の原因と予防、症状』から |
図表6 脳出血の出血部位と頻度 ニッスイ(HP/2011/6)による『脳卒中』の『脳の血管が破裂する脳出血』から |
脳出血が起こりやすい部位 白石脳神経外科病院(HP/2011/6)による『脳出血』から |
クモ膜下出血 |
MSDマニュアル家庭版による『くも膜下出血』(HP/2018/8/13)から |
東海大学病院脳神経外科による絵で見る脳と神経の病気の『くも膜下出血』(HP/2018/8/13)から |
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テルモ(株)によるくも膜下出血を防ぐための情報サイトの『くも膜下出血に注意!』(HP/2018/8/13)から |
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NTTタウンページ(株)によるメディカルiタウンの医療特集の病気を知ろうの『脳卒中について - 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の仕組みと症状』(2017/4/13)から |
脳梗塞 |
脳梗塞の初期症状 「一過性脳虚血発作(TIA)」とは |
一過性脳虚血発作(TIA)のチェック方法「FAST」 |
ABCD2スコア 万が一、一過性脳虚血発作(TIA)のFASTチェックに当てはまり、一過性脳虚血発作を引き起こしてしまった場合、その後に脳梗塞を発症する可能性は非常に高いと言えます。 |
日常的に意識をしておきたい脳梗塞の前兆 ・原因不明の頭痛や肩こりが、突然発生する |
脳梗塞の症状 |
かくれ脳梗塞 「かくれ脳梗塞」とは、非常に小さな脳梗塞のこと。MRI検査などで発見されることが多く、40代では3人に1人、50代では2人に1人の割合でこの症状が認められるとのことです。 かくれ脳梗塞は無症状であることが多く(無症候性脳梗塞)、たとえ症状が合っても短時間で回復してしまうのが特徴。そのため重大な事態だと認識されず、放置されることがほとんどです。 |
わかりやすい脳梗塞の予防ガイドによる『脳梗塞の前兆と初期症状』(HP/2019/8/11)から |
ラクナ梗塞 脳に入った太い血管は、次第に細い血管へと枝分かれしていきます。この細かい血管が狭くなり、詰まるのがラクナ梗塞です。日本人に最も多いタイプの脳梗塞で、主に高血圧によって起こります。ラクナは「小さなくぼみ」という意味です。 |
動脈硬化(アテローム硬化)で狭くなった太い血管に血栓ができ、血管が詰まるタイプの脳梗塞です。動脈硬化を発症・進展させる高血圧、高脂血症、糖尿病など生活習慣病が主因です。 |
心臓にできた血栓が血流に乗って脳まで運ばれ、脳の太い血管を詰まらせるものです。原因として最も多いのは、不整脈の1つである心房細動。ミスターG・長嶋茂雄氏を襲ったのも、このタイプの脳梗塞です。 |
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田辺三菱製薬によるNO!梗塞.netの『脳梗塞の種類』(HP/2018/4/10)から |
身体障害者 |
身体障害者
知的障害者 厚生労働省職業安定局によるハリーワークインターネットサービスの『障害の種類・等級・程度について』(HP/2018/5/3)から |
長野県による長野県立総合リハビリテーションセンターの『身体障害者手帳』(2016/8/30)から |
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身体障害、知的障害、精神障害の3区分で障害者数の概数をみると、身体障害者393万7千人(在宅者386.4万人)、知的障害者74万1千人(在宅者62.2万人)、精神障害者392万4千人(外来患者361.1万人)となっている。 「身体障害者」 |
内閣府による平成28年版 障害者白書(全体版)の『参考資料 障害者の状況(基本的統計より)』(2016?)から |
マッサージ |
コトバンクによる『あんま』(HP/2018/5/12)から |
特定非営利活動法人日本手技療法士認定協会による『関係法規(医業類似行為について)』(HP/2018/5/12)から |
大安吉日治療店による『業界の話』(HP/2018/5/12)から |
中尾浩之によるRehatoraの『リハビリで用いるマッサージ手技の分類』(HP/2018/5/11)から |
(社)日本指圧協会による『あん摩マッサージと指圧の違い』(HP/2018/5/11)から |
指圧とマッサージの違い アサヒナ指圧鍼灸院による『指圧とマッサージの施術方向の違いについて』(HP/2018/5/11)から |
けやきの森整体院鍼灸マッサージ院による『国家資格と民間資格の違い』(2018/2/19)から |
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工藤 司による『消費者庁の発表資料「法的な資格制度がない医業類似行為の手技による施術は慎重に」について』(2017/5/27)から |
shimoによる棚ブログの『無罪リラクゼーション!!ライバルはマッサージ師でなく映画や美容院』(2016/8/11)から |
骨盤矯正専門店癒し家ブログ「大阪骨盤物語」による『コンビニより多いマッサージ屋!その種類とあなたが選ぶべき基準』(2013/5/6)から |
がんばらねばいかんぜよ〜による『マッサージについて 生理的反応編』(2011/4/23)から |