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最終更新日:2017年3月29日
リスク(Risk)とは、何らかの被害(Damage)を受ける危険性(Danger、Threat、Probability)のことであるが、環境リスク(Environmental Risk)とは環境問題(Environmental
Problem)から受けるリスクであり、その評価法等を学問的に研究する分野が環境リスク論(Environmental Risk Analysis)である。 有害物質(Harmful Substance、Toxic Substance)の場合、発癌性(Carcinogen)であるか否かなど、致死率(Case Fatality Rate)の高い場合とそうでない場合とでは、閾値(Threshold)の有無(Presence)も含めて取り扱いが異なる。 定量的な評価基準を汎用的に策定することは難しいので、金額(Amount of Money)や死亡率(Mortality rate)などの現実的な数値に換算する手法等が提案されている。 被害を与える原因物質が閾値を持つか否かはリスク評価に大きな影響を与えるが、人体実験(Human Experimentation)を行えないため、評価の指針作成も簡単ではない。例えば、有害物質であれば、医薬品(Medicine)と同様の問題があり、動物実験(Test on Animal)や人身事故(被害)(Accident Resulting in Injury or Death)などのデータなどから人体(Human Body)に対する影響を設定している。 |
リンク |
全般 | リスク全体 | 環境リスク | その他 |
リンク| 組織・機関| |
リスク| リスク分析| リスクコミュニケーション| リスクアセスメント(リスク評価)| リスクマネジメント(リスク管理)| |
環境リスク| 環境リスク論| |
カントリーリスク| 用語集| その他 |
リスク |
(独)日本原子力研究開発機構東海研究開発センター核燃料サイクル工学研究所(HP/2011/9)による『リスク情報ナビ』から |
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アームコンサルティング(株)(HP/2011/9)による『企業を取り巻くリスク』から |
伊藤(HP/2011/9)による『リスクの分類について』から |
リスク学 |
小林(2000)による〔『リスク学事典』(34-35p)から〕 |
環境リスク |
リスク評価 |
用量−反応 |
(A) ある用量以上では影響が見られなくなる場合 〔環境リスク診断、評価及びリスク対応型 (risk based) の意思決定支援システムの中の『リスクアセスメント』の『リスクアセスメントのプロセス』の『量−反応評価』の『外挿方法(健康影響)』から〕 |
食のリスク |
コラム 2: 食品関連のハザードで懸念されるものの例 コラム 4: 本章で取り上げるリスク分析の要点 コラム 5: リスク分析の原則 FAO(2005)〔食品安全委員会訳〕による『食品安全リスク分析 第一部 概観および枠組マニュアル 暫定版』から |