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最終更新日:2019年12月5日
全般 |
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アルツハイマー病|
脳血管性痴呆症| |
MMSE(Mini-Mental State Examinaton)| 認知症チェックリスト(テストも)| |
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介護施設| |
加齢(Aging)によって脳機能(Brain Function)も低下するが、病的(Diseased)な低下を示す場合は認知症(Dementia)であることが多い。ボケ(いわゆる正常人の)と呼ばれていた症状との区別は見かけ上は困難な場合も多い。しかし、現在では脳内診断機器〔X線CT(コンピュータ断層撮影、Computed
Tomography)やMRI(核磁気共鳴画像法、Magnetic
Resonance Imaging)など〕の発達やその他の診断手法(Diagnosis Technique)の発達によって、確実に診断できるようになっている。 病的な場合は痴呆症(ちほうしょう)と呼ばれていたが、印象が悪いので、現在は認知症(にんちしょう)と呼ぶことになっている。 原因は多様であるが、認知症(病名ではない)を示す病名の代表的なものがアルツハイマー病(Alzheimer's Disease、AD、Alzheimer Disease、Senile Dementia of the Alzheimer Type、Alzheimer's)である。この病気の原因も確定していない。この病気に限らず、認知症を示すどの病気も現在は不治(Incurable)の病である(いくつかの病気については症状を緩和あるいは悪化させないための薬剤は開発されつつある)。従って、根拠のない民間療法(Folk Medicine)も多く行われている。 高齢になるほど認知症の罹患率(Morbidity Rate)は高くなり、80代では2桁となるとも言われている。しかし、ボケとの区別が見かけ上困難な場合も多いことから、実際の罹患率はさらに高いと推定されている。近年は、若年性の(Youth)認知症も知られている。 認知症の場合、最も問題なのは介護(Nursing)の側と言われている。患者本人は、自覚がない場合が多く、その介護の側に大変な労力(および経済力)が必要となる。多くは娘(女性)が支えており、その過労(Overwork)のために悲惨な事件も頻発している(全般的には、老々介護や夫婦共認知症の場合などで最も問題が多い)。国も介護保険(Long Term Care Insurance)や介護制度(Nursing System)や介護施設(Nursing Facilities)などの面で支援策(Assistance Measures)を打ち出しているが、諸問題を解決する見通しには至っていない。 |
認知症 |
認知症をよく理解するための9大法則・1原則 (社)認知症の人と家族の会(HP/2013/9)による『認知症をよく理解するための9大法則・1原則』から |
認知症の種類と割合 提供:小阪 憲司 先生 『認知症にはどんな種類があるの?』 |
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ヤンセンファーマ(株)(HP/2013/9)によるメンタルナビの『認知症』から |
JA福井県厚生連(HP/2013/9)による『認知症とは』から |
出典:認知症サポーター養成講座標準教材(特定非営利活動法人地域ケア政策ネットワーク 全国キャラバンメイト連絡協議会作成) 厚生労働省(HP/2013/9)による『認知症の症状−中核症状と行動・心理症状』から |
認知症(にんちしょう、英Dementia、独Demenz)は、後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が低下した状態をいう。これに比し、先天的に脳の器質的障害があり、運動の障害や知能発達面での障害などが現れる状態のことを、知的障害という。 ウィキペディアによる『認知症』から |
痴呆の分類 ウィキペディアによる『痴呆』から |
軽度認知障害(MCI) |
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MCIの4つのタイプ |
認知症ねっとによる『軽度認知障害(MCI)とは?』から |
認知症予防 |
認知症になりにくい生活習慣 |
認知症で初期に落ちる3つの能力の鍛え方 |
(株)エス・エム・エスによる認知症ねっとの『認知症は予防できる?』(HP/2019/8/8)から |
認知症患者数 |
グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC−J)によるメディ・ウォッチの『2024年の認知症有病率、70歳代前半で3.4%へ、後半で9.8%への低下目指す―認知症有識者会議』(2019/5/22)から |
山田正仁による『超高齢社会における「認知症」の特徴・取り巻く社会の変容』(2018/9/12)から |
山本一郎による『「認知症700万人時代」にどう立ち向かうべきか 避けられない認知症「破壊的増加」、今こそ抜本的対策を』(2017/3/17)から |
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OECD各国の65歳以上人口における認知症者(%) ウィキペディア(HP/2015/4)による『認知症』から |
出所:厚生労働省「新オレンジプラン」 認知症ねっとによる『認知症患者は2025年に700万人を突破。65歳以上の5人に1人』から(2015/1/27) |
快適スイスイ水素による『NHKスペシャル:アルツハイマー病をくい止めろ!』(2014/1/27)から |
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Alzheimer's Disease Internationalによる『La demencia es el mayor reto global para la salud que enfrenta nuestra generación』(2013/12/4)から |
WHO(2012/4)による『Dementia
cases set to triple by 2050 but still largely ignored』から |
厚生労働省(HP/2012/9)による『認知症』から |
65歳以上の高齢者における認知症の現状(平成22年・推計値) <厚生労働省「認知症高齢者の現状」/平成22年> (財)生命保険文化センターによる『認知症患者はどれくらい?』から |
前半5年(1990-1994)と後半5年(1995-1999)の比較 小阪(HP/2011/6)による『認知症をよく知り適切な治療を〜アルツハイマー病とレビー小体型認知症を中心に〜』(2007/5)から |
認知症の高齢者の推移 厚生省「1994年、痴呆性老人対策に関する検討会報告」より |
認知症の高齢者の年齢階層別出現率 平成4年2月老計第29号、老健14号「老人保健福祉計画策定に当たっての痴呆老人の把握方法等について」より |
自立度III:日常生活に支障をきたすような症状・行動や意志疎通の困難さがときどき見られ、介護を必要とする。 厚生労働省ホームページより 将来推計 (注)カッコ内は65歳以上人口比(%)。 老人保健福祉法制研究会編「高齢者の尊厳を支える介護」より |
アルツハイマー病の比率は著しく増加している 「平成7年度 東京都社会福祉基礎調査・高齢者の生活実態」より |
北多摩北部保健医療圏ネットワーク(HP/2011/6)による『認知症ホームページ』の『Archive for the '認知症とは何か' Category 認知症は身近な問題』から |
認知症フォーラム.com(HP/2011/6)による『認知症って、どんな病気ですか?』から |
我が国の認知症患者数の推移および将来推計
我が国の認知症患者の年齢階層別出現率
我が国の認知症の原因別割合の推移 〔doctor_k@nifty.comによる認知症・アルツハイマー病を理解するから〕 |
認知症の症状 |
老化によるもの忘れと認知症のちがい |
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三大認知症のそれぞれの特徴 |
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エーザイ(株)による相談e-65.netの『認知症について知っておきたい基礎知識』(HP/2019/8/8)から |
(株)メディカルリソースによる探しっくすの『【専門医監修】認知症の種類と症状一覧』(2018/11/12)から |
(株)エス・エム・エスによる認知症ねっとの『認知症の中核症状と行動・心理症状(BPSD/周辺症状)』(HP/2018/3/21)から |
中核症状とBPSD(行動・心理症状)はどう違う? 認知症フォーラムドットコム制作委員会による認知症フォーラム.comの『中核症状とBPSD(行動・心理症状)はどう違う?』(HP/2018/3/21)から |
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周辺症状の分類 |
(財)長寿科学振興財団による認知症の『認知症の中核症状』および『認知症の周辺症状』(HP/2018/3/21)から |
認知症の治療法 |
神 素子による『認知症の治療で期待できる効果』および『認知症の治療(薬物療法)について』(2018/9/18)から |
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神 素子による『認知症の治療で期待できる効果』および『認知症の治療(薬物療法)について』(2018/9/18)から |
村上和巳による『アルツハイマー型認知症治療薬開発のいま』(2018/8/7)から |
アルツハイマー病 |
坂牧 恵による『認知症の種類とケア』(2018/8)から |
アルツハイマー型認知症の経過を追った症状の変化 資料元:認知症の臨床評価について/国立長寿医療研究センター 遠藤英俊 若年性アルツハイマー初期症状・原因の診断チェック!による『初期症状から進行すると』(HP/2018/6/15)から |
山田正仁による『アルツハイマー病の原因−アルツハイマー病には3つの特徴がある』(2018/4/12)から |
認知症ONLINE編集部による『アルツハイマー型認知症の基礎知識』(2017/7/21)から |
アルツハイマー病の進行 |
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西田佐保子による『アルツハイマー病は発症の25年前から静かに進行する』(2017/7/15)から |
図1 アルツハイマー病の自然経過(平原氏による) |
表1 FASTによるアルツハイマー病の進行ステージ |
小板橋律子による『アルツハイマー病の自然経過は予測できる|この人に聞く◎平原佐斗司氏|梶原診療所在宅総合ケアセンター長』(2017/1/9)から |
カルー(株)によるCaloo Magazineの『静かに進行する怖さ。アルツハイマー型認知症の進行度を表す「3つの段階」』(2016/9/8)から |
図4 新しいアルツハイマー病の病態発現仮説 アルツハイマー病におけるtau病理とAβ病理は独立に出現し、ADではAβ病理が出現することで、正常加齢では内側側頭葉のみに限局していて重度の認知症の原因にはならない先行するtau病理が広く新皮質に拡散して、その結果、広範な神経細胞障害を生ずる。 カルー(株)によるCaloo Magazineの『静かに進行する怖さ。アルツハイマー型認知症の進行度を表す「3つの段階」』(2016/9/8)から |
食品医学研究所(HP/2011/6)による『認知症は地中海式の食事としょうが(ウコン)や赤ワイン(赤ぶどう果汁)で防げます!』(20110/4)から |
大脳皮質の著しい萎縮 アルツハイマー病では、脳全体(特に側頭葉や頭頂葉)が萎縮して(小さくなって)いきます。成人では通常1,400g前後ある脳の重さが、発症後10年位たつと800〜900g以下に減ってしまいます。正常な脳と比べてみると、大脳が小さくなっていることがわかります。 ワールドプランニング「痴呆性疾患の画像診断シリーズ(1) アルツハイマー型痴呆」(1997)より |
老人班、神経原繊維変化がみられる アルツハイマー病の脳内では、神経細胞と神経細胞の間に老人斑(シミのようなもの)や神経細胞の中に神経原線維変化(糸くずのようなもの)がみられます。そして老人斑や神経原線維変化の増加に伴い、神経細胞が減っていきます。 「Bodian 染色 平井俊策氏提供」 神経伝達物質の異常は、痴ほう症の発現に深く関与しているものと考えられます。アルツハイマー病では、いろいろな神経伝達物質の減少がみられますが、特に、初期に記憶の働きに関わる神経伝達物質アセチルコリンの減少が明らかにされています。 アルツハイマー病において減少する神経伝達物質 |
脳の血管が詰まったり破れたりします。 脳血管障害による認知症の原因としては、脳梗塞の多発によるものが大部分(70〜80%)を占めます。脳血管障害により脳の血流量や代謝量が減少し、その程度や範囲は認知症の程度と関係します。 ワールドプランニング「痴呆性疾患の画像診断シリーズ(2) 脳血管性痴呆」(1997)より |
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北多摩北部保健医療圏ネットワーク(HP/2011/6)による『認知症ホームページ』の『Archive for the '認知症とは何か' Category 認知症は身近な問題』から |
通常の老人の脳(左)とアルツハイマー型認知症患者の脳(右)。解剖学的な特徴の違いが示してある。アルツハイマー型認知症患者は大脳皮質、海馬の萎縮、および脳室の拡大が見られるようになる。 ウィキペディア(HP/2011/6)による『アルツハイマー型認知症』から |
アルツハイマー病の経過 |
中核症状とは 『認知症の中核症状と周辺症状』から |
doctor_k(HP)による『認知症・アルツハイマー病を理解する』から |
脳血管性認知症 |
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アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症の違い |
認知症ONLINE編集部による『脳血管性認知症の基礎知識』(2017/7/21)から |
認知症の診断 |
(社)日本老年医学会による『認知機能の評価法と認知症の診断』(HP/2018/3/14)から |
(株)小野経営サポートによる教えて!認知症予防の『認知症の診断』(HP/2018/3/14)から |
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MMSE(Mini-Mental State Examinaton) |
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MMSEの検査の具体的手技 |
≪設問 7≫
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(株)メディカグループによる『Mini-Mental State Examinaton (MMSE)』(HP/2018/3/15)から |
認知症チェックリスト(テストも) |
(株)エス・エム・エスによる『認知症・MCI早期発見テストの利用者増加、受検者数累計16万人を突破 認知機能の低下・予防意識の高まりから、受検者数は前年比約105%〜認知機能は50歳頃から徐々に低下、55歳から明らかな低下傾向〜』(2018/12/27)から |
長谷川式認知症スケール |
(株)エス・エム・エスによる認知症ねっとの『長谷川式認知症スケール』(HP/2018/3/15)から |
改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R) アリセプトによる認知症いろいろの『改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)のご紹介』(HP/2018/3/15)から |
介護保険法 |
厚生労働省老健局総務課(2013)による『公的介護保険制度の現状と今後の役割』から |
介護施設 |
認知症LABO(HP/2016/9/2)による『認知症ケア施設の種類』から |
MEDICAL RESOURCES Co., Ltd.(HP/2016/9/2)による『そこが知りたい!認知症.net』の『認知症の方が入れる施設の種類』から |
(株)エス・エム・エス(HP/2016/9/2)による『認知症ねっと』の『認知症の介護施設の種類』から |