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第９回　プレートテクトニクス（その２）

配付プリント等

• （お詫び）雪のためバスが来ず、４０分遅刻しました。すみません。
• ビデオ『大陸移動』（14分）。
• 地球の歴史『プレートテクトニクス（その２）』。講義内容は以下について（前回からの続き）。
  �C１９５０年代：　<海洋研究の進展>
  　１）古地磁気学（極移動、海底地磁気異常の縞模様、地球磁場の逆転）
  　２）海洋底地形（海嶺、海溝、トランスフォーム断層）
  �D１９６０年代（復活）：　
  　・海洋底拡大説
  　・テープレコーダー・モデル
  　・球面上の回転モデル（オイラー極を中心とする）
  　・１９６７年　プレートテクトニクス確立
• プリント３枚�G。出席票。
  【１枚目】
  図1.6、図4.9…『地球のダイナミックス』（18,146p）
  図0.3、図0.4、図0.8…『地球ダイナミクスとトモグラフィー』（4,5,11p）
  図1、図2、図4、図10、図2、図1…『プルームテクトニクスと全地球史解読』（4,5,7,20,285,315p）
  図4.2.2…『地震発生と水　地球と水のダイナミクス』（309p）
  【２枚目】
  図4.16、図4.4.3、図4.6.5…『地球のダイナミックス』（162,322,340p）
  図1、図6、図1、図1、図5、図1、図2…『プルームテクトニクスと全地球史解読』（13,16,74,20,281,291,330p）
  【３枚目】
  図4.2.3…『地震発生と水　地球と水のダイナミクス』（310p）
  図3.11、図4.5…『地球のダイナミックス』（111,139p）
  図7.1、図8.5…『地球ダイナミクスとトモグラフィー』（138,166p）
  図3、図7、図9、図3、図5、図2、図1、図2、図6…『プルームテクトニクスと全地球史解読』（7,17,19,286,288,296,305,306,322p）

補足説明

全般	地球科学用語については『地球科学用語集』ページを参照。 単位については『単位について』のページを参照。 地質年代については『地質年代表』のページを参照。

• 時間切れで説明していない内容。
  �D１９６０年代（復活）：　
  　　　プレート境界（収束、発散、トランスフォーム断層）、
  　　　地殻（海洋と大陸）、プレート、リソスフェア、アセノスフェア、マントル、プルーム
  �Eプレートテクトニクスからプルームテクトニクスへ：
  　・100km幅のプレートから2900km幅の全球マントルへ
  　　新たな地球深部の情報〔地震波トモグラフィー／シミュレーション（理論とコンピュータの進展）／高温高圧実験〕
  　・スーパープルーム（ホットプルームとコールドプルーム）
• NHKビデオ『大陸移動』
  『〔内容〕
  １．ドイツの気候学者アルフレッド・ウェゲナーは、1910年壮大な大陸移動説を提唱した。ウェゲナーの考えた超大陸パンゲアを現在の大陸分布と比較して説明する。
  ２．ウェゲナーの大陸移動説の根拠となった南アメリカとアフリカの海岸線の形の類似、南半球の氷河遺跡の分布の復元を見る。
  ３．ウェゲナーのパンゲアと現代のパンゲア復元図を比較して示す。新しいパンゲアでは、北のローラシア大陸と南のゴンドワナ大陸の２つのブロックに分かれることをのべる。
  ４．次に、現代の新しい証拠の数々を紹介する。まず、南アメリカとアフリカの地質構造や古い岩石のつながりをとりあげ、両大陸がかつて接続していたことをのべる。
  ５．ローラシア大陸では、４億年前おカレドニア造山帯が１つにまとめて復元できることを示す。
  ６．ゴンドワナ大陸のうち、南極大陸とオーストラリアでの造山帯のつながりを見る。
  ７．パンゲア全体での造山帯や地層の年代のつながりを見る。
  ８．古地磁気上での移動の証拠についてのべる。地質時代の磁北極の移動経路は、各大陸で個々に調べると別のルートになるが、大陸がまとまっていたとすれば１つのルートになることを説明する。
  ９．海底での移動の証拠として、海底山脈の両側に海底の拡大を示す地磁気の縞模様があることをのべる。あわせて海底堆積物の微化石にもその証拠があることをのべる。
  １０．大陸移動の原動力として有名な仮説であるマントル対流について、シリコンオイルとパラフィンを使ったモデル実験で説明する。
  １１．マントル対流の仮説などをもとに発展させられたプレート・テクトニクス理論を、アニメーションを用いて説明し、大陸移動のしくみがうまく説明できることをのべる。
  １２．最後に、将来も大陸移動がつづくならば世界地図はこう変わるだろうという予想図を示してしめくくる。』
• 『プルーム・テクトニクスとは』のページを参照。

• 地震波で見る地球の内部 熱対流が作り出すプルーム スーパープルームが地上環境を支配する 〔JAMSTEC, ESTOによる地球内部のダイナミズム　スーパープルームから〕

• NASA Tomographic data were used to produce a convection model of Earth's mantle. 〔McDougal Littell Inc.によるExploring Earthの『Investigations』の『Chapter 4: Earth's Structure and Motion』から〕 地震波トモグラフィーが示すマントルの状態。相対的に、赤が高温で、青は低温。

• 〔Gillian R. Foulger氏によるwww.MantlePlumes.orgの『Localities』から〕 プルーム・モデルとプレート・モデル。