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ウラニウム(Uranium)

最終更新日:2017年8月2日

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 ウラニウム(Uranium)ウランとも呼ばれる。天然に存在する同位体(Isotope)のうち最も多いのは質量数(Mass Number)238のもの(約99.3%弱)であるが、核分裂反応(Nuclear Fission)を起こすのは質量数235のもの(約0.7%強)である。
 原子力発電における軽水炉(Light Water Reactor)では、ウラン235の濃度を3〜5%程度に濃縮した低濃縮ウラン(Low-enriched Uranium)が用いられている。20%以上は高濃縮ウラン(Highly Enriched Uranium)と呼ばれるが、原爆(Atomic Bomb)には90%を超えるものが使われると言われる。また、劣化ウラン(Depleted Uranium)天然ウラン(Natural Uranium)より低い濃度(約0.7%以下)の場合を指すが、使用済み燃料の場合には減損ウラン(Depleted Uranium)と呼ばれることが多い。

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ウラン資源

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2011

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2010

【2010】

濃縮ウラン

2005|−|2009

天然ウランは約99.3%のウラン238238U)と約0.7%のウラン235235U)からなるが、核燃料(核分裂性)なのはウラン235である。従って、様々な濃縮方法によってウラン235の割合を増やしたウランを濃縮ウランと呼ぶ。通常の軽水炉(普通の水を減速剤および冷却剤とする原子炉)は3〜5%程度である。フッ化ウランの形にして気体状態(約56.5℃以上)で濃縮を行うことが多い。

【2009】

【2005】

ピーク・ウラン

2006|−|2009

【2009】

【2006】


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