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最終更新日:2017年2月22日
全般 | 惑星・準惑星(+衛星) | 小天体 | その他 |
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惑星| 冥王星(準惑星)| 衛星(月)| |
小惑星帯| カイパーベルト| 彗星| オールトの雲| |
円錐曲線| |
我々の銀河系(Milky Way、The Galaxy)の中の我々の太陽系(Solar System)を構成するのは、太陽(Sun)・惑星(Planet)・衛星(Satellite)・小惑星帯(Asteroid Belt)・カイパーベルト(Kuiper
Belt)・オールト雲(Oort Cloud)などである。 太陽は核融合反応(Nuclear Fusion)によって輝く恒星(Star)であり、太陽系の質量(Mass)の99.9%程度を占めると言われている。 惑星は、地球を含めて8個が定義されている。水星(Mercury)・金星(Venus)・地球(Earth)・火星(Mars)は地球と同じような固体(Solid)物質からなる地球型惑星(Terrestrials)であり、木星(Jupiter)・土星(Saturn)は主に気体に覆われた巨大な木星型惑星(Gas Giants、Jovians)であり、天王星(Uranus)・海王星(Neptune)は主に氷からなる天王星型惑星(Ice Giants)である。また、水星と金星以外の惑星には衛星を伴う。 火星と木星の間に主として存在する小さな天体の集合体は小惑星帯(Asteroid Belt)と呼ばれる。地球に落下してくる隕石(Meteorite)の大部分は、小惑星帯からである。 海王星の軌道の外側に存在するカイパーベルト、およびさらにその外側に存在するオールト雲は、彗星(Comet)の故郷と考えられている。 |
太陽系 |
ウィキペディア(HP/2015/7)による『太陽系』から |
水星 Mercury |
金星 Venus |
地球 Earth |
火星 Mars |
木星 Jupiter |
土星 Saturn |
天王星 Uranus |
海王星 Neptune |
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(固体惑星) |
(巨大ガス惑星) |
(巨大氷惑星) |
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0.38710 〔0.39〕 |
0.72333 〔0.72〕 |
1 〔1〕 |
1.52368 (軌道長半径) 〔1.5〕 |
5.20260 〔5.2〕 |
9.55491 〔9.6〕 |
19.21845 〔19〕 |
30.11039 〔30〕 |
|
(km) |
4,879 〔0.38〕 |
12,104 〔0.95〕 |
12,756 〔1〕 |
6,794 〔0.53〕 |
142,984 〔11〕 |
120,536 〔9〕 |
51,118 〔4〕 |
49,528 〔4〕 |
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(×1024 kg) |
0.3302 〔0.06〕 |
4.869 〔0.82〕 |
5.9736 〔1〕 |
0.64191 〔0.11〕 |
1899 〔318〕 |
568.8 〔95〕 |
86.86 〔15〕 |
102.4 〔17〕 |
|
(K*) |
440 90〜700 |
737 228〜773 |
282 184〜333 |
210 133〜293 |
152 110〜 |
143 82〜 |
68 59〜 |
53 50〜 |
|
(K*) |
− | − | − | − | 105 | 85 | 54 | 52 | |
(kPa) |
10-13 | 9321.9 | 101.325 | 0.7〜0.9 | 70 | 140 | − | − | |
(kPa) |
− | − | − | − | 14 | 8 | 10 | 20 | |
(℃) |
− | − |
15 -70〜55 |
-43 -130〜15 |
− | − | − | − | |
(%) |
CO2 (二酸化炭素) |
- | 96.5±0.8 | 0.035 | 95.32 | − | − | − | − |
N2 (窒素ガス) |
- | 3.5±0.8 | 78.084 | 2.7 | − | − | − | − | |
Ar (アルゴン) |
- | 0.007±0.0025 | 0.934 | 1.6 | − | − | − | − | |
O2 (酸素ガス) |
- | − | 20.949 | 0.13 | − | − | − | − | |
H2O (水) |
- | 0.002〜0.015 | <4 | 〜0.021 | 0.003±0.002 | <0.000002 | − | − | |
H2 (水素ガス) |
- | − | 0.000055 | − | 89.8±2.0 | 96.3±2.4 | 〜82.5±3.3 | 〜80±3.2 | |
He (ヘリウム) |
- | 0.0012 | 0.000524 | − | 10.2±2.0 | 3.25±2.4 | 15.2±3.3 | 19.0±3.2 | |
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の各惑星データ(リンクも)および『比較惑星学(1997)』から。 * K(ケルビン温度)=℃(摂氏温度)+273.15。⇒熱力学温度 |
わかりやすく緊密配置で描かれた太陽系。実際の天体同士はとても離れている ウィキペディア(2010)による『太陽系』から |
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太陽の周りを回る天体 | 惑星 | 地球型惑星 |
木星型惑星 | ||
天王星型惑星 | ||
準惑星 | 小惑星帯にあるもの(ケレスのみ) | |
冥王星型天体 | ||
太陽系小天体 | 冥王星型天体以外の太陽系外縁天体 | |
小惑星 | ||
彗星 | ||
惑星間塵 | ||
太陽以外の天体の周りを回る天体 | 衛星(未定義) |
Although Sedna has an extremely large orbit around the Sun, it appears to move well within the hypothesized location of the inner Oort Cloud, (more).(R. Hart, Spitzer, CalTech, JPL, NASA) 〔Sol CompanyによるSolStation.comの『Stars』の『Solar System』の中の『Edgeworth-Kuiper Belt, Dust Disk, and Pluto』から〕 |
〔東京工業大学理学部地球惑星科学科の井田研究室の中の『惑星系形成過程の基礎物理』から〕 |
図2-2: 標準モデルに基づく太陽系形成過程 福井(2004)による『惑星系形成論の現状- 特に原始惑星系円盤の形成過程について-』から |
太陽 |
ウィキペディア(HP/2015/7)による『太陽』から |
An illustration of the structure of the Sun: Wikipedia, the free encyclopediaの『Sun』から その他:Solar flare(太陽フレア)など |
Sun Spots This image shows the region around a sunspot. Notice the mottled appearance. This granulation is the result of turbulent eruptions of energy at the surface. (Courtesy National Solar Observatory/Sacramento Peak) 〔Calvin J. Hamilton氏によるViews of the Solar Systemの『Sun』から〕 |
Sunspot Numbers Sunspots 〔Solar Physics Group at NASA's Marshall Space Flight Centerによる『Solar Physics』の『The Sunspot Cycle』から〕 |
惑星 |
木星型惑星の直径と内部構造の比較 木星型惑星は、構造から2つに大別できる。木星(左)は中心に地球ほどの大きさをもつ岩石や氷からなるコア(茶)があり、その外側を金属水素(藍色)が取り巻く。大気に相当するのは水素ガス(灰色)である。土星は木星よりやや小ぶりながら構造はほぼ同じである。ところが天王星ではコアのすぐ外側に水、アンモニア、メタンの3種類が混合した氷からなるマントルがあり、その外側を水素、ヘリウム、メタンの混合ガスが覆う。全体積に占めるガス成分の割合も木星などと比べて少ない。海王星(右)もほぼ同じ構造。右上は同縮尺で描いた地球 ウィキペディア(HP/2015/2)による『木星型惑星』から |
わかりやすく緊密配置で描かれた太陽系。実際の天体同士はとても離れている ウィキペディア(2010)による『太陽系』から |
〔Calvin J. Hamilton氏によるViews of the Solar Systemの中から〕 太陽と九つの惑星の大きさの比較。左から、太陽、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星。ただし、最近、冥王星は惑星からはずされた。 |
〔NASAによるSolar System ExplorationのPlanetsから〕 太陽系の8つの惑星〔一番外側の冥王星(Pluto)は最近はずされた〕: |
同縮尺の太陽(左端)、惑星(上段)、準惑星(Dwarf planet)(下段)。距離は実際と異なる。 |
冥王星 |
冥王星(めいおうせい、134340
Pluto)は、太陽系外縁天体内のサブグループ(冥王星型天体)の代表例とされる、準惑星に区分される天体である。2006年までは太陽系第9惑星とされていた。
ウィキペディア(HP/2015/7)による『冥王星』から |
衛星 |
表側(地球から見える側) |
裏側 黒っぽく見える海が少ない |
月の北極周辺 夏期 ルナー・リコネサンス・オービターによる写真の合成イメージ |
月の南極周辺(南緯70-90度)クレメンタイン (探査機)による写真の合成イメージ 常に日光が当たらない領域(永久影)が中心のクレーター内に見られる。 |
ウィキペディア(HP/2015/9)による『月』から |
月のウサギのシルエット |
月の模様の見立て方は、国や地域によって様々です。 |
JAXA宇宙教育センターによる『2014年10月8日『みんなで皆既月食を観察しよう』キャンペーン』から |
Short(HP/2011/10)による『Post-Apollo Lunar Exploration』から |
〔日本惑星協会の『IMAGE LIBRARY 太陽系』からアースライズ(Earthrise)〕 月から見た地球 |
小惑星帯 |
The current position of known asteroids within Jupiter's orbit can be found in a real-time Plot of the Inner Solar System at the Minor Planet Center. (NASA/Goddard Space Flight Center) 〔Sol CompanyによるSolStation.comの『Stars』の『Solar System』の中の『Main Asteroid Belt』から〕 小惑星帯(Asteroid Belt)は火星と木星の公転軌道の間に存在し、隕石(Meteorite)の故郷である。数100万の小惑星が存在すると推定されている。 |
小惑星帯 小惑星は主として火星軌道と木星軌道の中間に分布する。このほか、木星軌道上の太陽から見て木星に対して前後60度の位置にトロヤ群と呼ばれる小惑星の集まりが存在する。図の単位は光分(左:光年の分単位)と天文単位(右)。 軌道長半径 6 AU までの小惑星の分布。縦軸は軌道傾斜角。赤い点はメインベルト小惑星。 ウィキペディアによる『小惑星』から 火星は1.5AU付近、木星は5.2AU付近に存在する。赤色部分のメインベルトの他に、木星軌道付近にはトロヤ群(Trojan asteroids:周期約12年)と呼ばれる小惑星群も存在する。これは太陽と木星との間を一辺とする正三角形の一頂点、すなわち両天体の系でのラグランジュ点(Lagrangian point、ラグランジュポイント、L点)に位置する。小惑星帯にある最大のものは、準惑星のケレス(Ceres)であり、直径は約952km、質量9.445×1020kgである(因みに、月は、直径約3,474km、質量約7.348×1022kgであり、直径は月の27%程度で質量は1.3%程度)。 |
カイパーベルト |
Edgeworth-Kuiper Belt objects have been found as much as 55 AUs outwards from the Sun, but some may orbit much farther.(Courtesy of Johns Hopkins University) 〔Sol CompanyによるSolStation.comの『Stars』の『Solar System』の中の『Edgeworth-Kuiper Belt, Dust Disk, and Pluto』から〕 |
彗星 |
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e < 1 | 周期彗星 | 短周期彗星 | 短周期彗星 | P < 200 |
長周期彗星 |
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P ≧ 200 | ||
e ≧ 1 | 非周期彗星 | 非周期彗星 | ||
特徴的な彗星 |
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成因上の関連 |
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分類上の関連 |
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Comets: Two types of tails 〔University of OregonのJim Brau氏によるPhysics and Astronomy Course Pages of J. Brauの『Astronomy 121: The Solar System』の中の『Solar System Debris Keys to Our Origin』から〕 Mass of the Solar System |
オールトの雲 |
Sandblasted by interstellar dust gains and irradiated over eons, long-period comets from the Oort Cloud are not exactly pristine relics from the birth of the Solar System (more). Orbit diagrams of many comets in relation to planetary orbits are available at the Comet Lists of the Minor Planet Center. (Southwest Research Institute) 〔Sol CompanyによるSolStation.comの『Stars』の『Solar System』の中の『Oort Cloud & Sol b?』から〕 |
円錐曲線 |
〔フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の中の『円錐曲線』から〕 |