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人工衛星(Artificial Satellites)

最終更新日:2019年7月2日

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 太陽(Sun)のような恒星〔Star:核融合反応(Nuclear Fusion Reaction)によって、自ら輝く天体(Astronomical Object)の周囲を回る天体は惑星(Planet)であり、現在地球を含めて8つが定義されている。惑星の周囲を回る天体は衛星(Satellite)であり、地球(Earth)衛星(Moon)の1つだけである。
 人工的に、地球の周囲を回る軌道を持つ物体が人工衛星(Artificial Satellite)であり、何らかの目的(通信、気象、地球観測など)のためにその機能を備えているものであるが、宇宙ステーション(Space Station)のように人工衛星ではあるが、そのように呼ばないケースもある。また、太陽の周りを回るものは人工惑星と呼ばれる。他の惑星を回るものも人工衛星であるが、その場合には惑星名を付ける。
 人工衛星の軌道(Orbit)には大きく分けて2種類がある。
 1つは地球の自転方向である西から東へ回る軌道であるが、その自転速度と同じ速さで回る軌道が赤道上空の高度(Altitude)約3.6万キロメートル付近にある。この軌道では、地表から見ると衛星が静止しているように見えるため静止軌道(Geostationary Orbit)と呼ばれる。地球を約1日で回る軌道であるが地表の特定場所を連続的に観測できるために、気象衛星(Weather Satellite)など多くの目的の衛星がこの軌道上を回っている。気象観測目的の場合、地球の全領域はほぼ等間隔に並んだ5つの衛星でカバーされており、そのうちの1つが日本の『ひまわり(MTSAT)である。ただし、極を含む高緯度地域はカバーできない。
 もう1つは南北方向を回る軌道であり、高度数100〜1000キロメートル程度の上空を回るものが多く、1周は数時間程度であるので1日に何周も回ることになるが、地球の自転のため西側へずれていき、何周かで元の位置に戻ってくる。この軌道は極軌道(Polar Orbit)と呼ばれる。気象観測目的の場合、米国の『NOAA(National Oceanic and Atmospheric Administration)が有名である。

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