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授業科目『地球科学A』（２０１２年度前期）（終了）

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• シラバス（月３・４時限）
• 広島大学の授業時限
• 講義室位置図〔K210教室〕
• 2012年度学年暦はこちら（広島大学『もみじ』）

【本授業科目について】

• 本授業科目は｢現在の地球の姿｣を理解することを目標にしています。講義はプリント（毎回配布）を用いて行ないます。教科書はとくに使いませんが、『教養の地学　改訂版』（1985）の目次の順番に説明を行ないますので参考にしてください。
  また、『基礎地球科学』（2002）〔第2版（2010）〕には新しい地球観が盛り込まれていますので、地球科学における最近の動向を知りたい場合には参考になります。
• 今まで（高校まで）関連する授業を受けたことがない人も理解できるように基礎的な内容を中心に講義を行いますが、もっと詳しい内容を学びたい人のために本ホームページで参考となる情報源を示していますので参照してください。
• この授業では、現在進行中の地球環境問題を考えるためにも不可欠な地球の基本を学ぶことができます。
• 2011年3月に発生した2011年東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）関連情報は『東日本大震災』のページを参照して下さい。
• 質問などはメールでどうぞ。

【授業計画】

回	月日	プリント 番号	内　　容
１	4/9		全体の紹介
２	4/16	�@	地球の概観：　地球の形と大きさ
３	4/23	�A	地球の概観：　重力とアイソスタシー
４	5/7	�B	地球の概観：　地磁気
５	5/14	�C	地球の概観：　地震波と地球の内部
６	5/21	�D	地球の概観：　地震波と地球の内部（続き）
７	5/28	�E	地殻の構成：　地殻
８	6/4	�F	地殻の構成：　地殻、鉱物
９	6/11	�G	地殻の構成：　岩石
１０	6/18	�H	気圏と水圏：　地球の大気
１１	6/25	�I	気圏と水圏：　レーダー観測および気象衛星、海洋
１２	7/2	�J	気圏と水圏：　湖沼、河川、氷河
１３	7/9	�K	地殻の進化：　プレートテクトニクス
１４	7/17（火）（振替）	�L	地殻の進化：　新しいモデル
１５	7/23		試験
			全体のまとめ

※4/30（月）は（昭和の日の）振替休日で休み。
※7/16（月）は「海の日」で休み。
※7/20（金）〜8/2（木）は試験期間。

【評価（成績）について】

出席点について 2回目（4/16）から出席を確認する。評価全体の50％程度。 病気や就職活動等でやむを得ずに欠席する場合、メールで連絡すれば配慮する。 試験点について 選択穴埋め問題の試験を試験期間中（7/23）に行う予定。評価全体の50％程度。 丸暗記をする必要は無く、内容を理解するように努めること。 持込み不可。ただし、語句は選択であるので、内容を理解しておけば、それほど暗記する必要はない。 【日時】　7／23（月）の３・４時限後半（１1：２０〜１２：００）４０分間 【場所】　K２１１　座席指定（講義の教室とは異なるので注意） 【内容】　 （１）出題範囲はプリント番号�@〜�J〔第２回〜第１２回〕。 （２）選択穴埋め問題（５０×１点＝５０点満点）。 ・１）地球の形と大きさ、２）重力とアイソスタシー、３）地磁気、４）地震波と地球の内部、５）地殻／鉱物、６）岩石、７）大気、８）水から、それぞれ５〜８問の計５０問。 ・それぞれの項目をまとめた文章からキーワード（ないし数字）が取り除かれて空欄となっており、取り除かれたキーワードはまとめて『語句』として数字を付けて五十音順に並べられている（ダミーの語句も含まれている）ので、それぞれの空欄（計５０）に最も合う語句を選んでその数字を記入する。 【備考】　 　持込み不可。ただし、語句は選択であるので、内容を理解しておけば、それほど暗記する必要はない。

【参考】

• 地球科学の市販本で、もっとも推薦したいのは『新版地学教育講座　全16巻』（1994-1996）です。より専門的な内容を知りたい場合は『岩波講座　地球惑星科学（全14巻）』（1996-1998）がよいでしょう。
• この授業で紹介している図書の実物を見たいとき：
  ・広島大学附属図書館のＯＰＡＣ（On-line Public Access Catalog）から探します。OPACで見つかれば、広島大学のどこかにありますので、どこに配架されているかを確認して探して下さい。OPACで見つからなければ、校費で購入されてはいないので、別の探し方が必要です。（教員が私費で購入した分のリストはどこにもないので、直接に関係しそうな教員に尋ねるしかない。）
  ・文献検索については『電子ジャーナルと文献検索』のページを参照。
• 高校地学の復習あるいは学習には、『地質分野』（地層・岩石・火山）など（岐阜大学教育学部理科教育講座地学教室によるWeb教材の中のページ）、『地学�T・地学�U』（啓林館によるユーザーの広場）、『われわれはどこから来て、どこへ行こうとしているのか　そして、われわれは何者か−宇宙・地球・人類−』（山賀　進氏による。また、『君たちの地球はどうなっているのか　そして、どうなっていくのか−かけがえのない地球−』も）などが参考になります。
• （独）科学技術振興機構（JST）によるSciencePortal（不明）⇒ポータルサイトの『楽しむ科学』l（不明）には関連するたくさんの情報があります。また、その中の『科学館・やさしい科学サイト』l（不明）から関連するウェブサイトへ行くことができます。