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授業科目『地球科学A』（２００７年度前期）（休⇒代理終了）

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• シラバス
• 広島大学の授業時限
• 講義室位置図

【本授業科目について】

• 【お詫び】福岡は４月１日に発病し、入院しました。そのため、急遽　於保幸正　教授に講義を代わって頂きました。ここに示すシラバスと若干の相違はあるかもしれませんが、基本的には同じ内容をお話頂けることと思っています。質問などは於保先生へして下さい。なお、本ホームページのメールアドレスへの質問も受け付けます。
  　申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
• 本授業科目は｢現在の地球の姿｣を理解することを目標にしています。講義はプリント（毎回配布）を用いて行ないます。教科書はとくに使いませんが、『教養の地学　改訂版』（1985）の目次の順番に説明を行ないますので参考にしてください。
  また、『基礎地球科学』（2002）には新しい地球観が盛り込まれていますので、地球科学における最近の動向を知りたい場合には参考になります。
• 今まで関連する授業（高校まで）を受けたことがない人も理解できるように基礎的な内容を中心に講義を行いますが、もっと詳しい内容を学びたい人のために本ホームページで参考となる情報源を示していますので参照してください。
• 質問などはメールでどうぞ。

【授業計画】

回	月日	プリント 番号	内　　容
１	4/9		全体の紹介
２	4/16	�@	地球の概観：　地球の形と大きさ
３	4/23	�A	地球の概観：　重力とアイソスタシー
４	5/7	�B	地球の概観：　地磁気
５	5/14	�C	地球の概観：　地震波と地球の内部
６	5/21	�D	地殻の構成：　地殻
７	5/28	�E	地殻の構成：　鉱物
８	6/4	�F	地殻の構成：　岩石
９	6/11	�G	気圏と水圏：　地球の大気、レーダー観測および気象衛星
１０	6/18	�H	気圏と水圏：　海水
１１	6/25	�I	気圏と水圏：　湖沼、河川、氷河
１２	7/2	�J	地殻の進化：　プレートテクトニクス
１３	7/9	�K	地殻の進化：　新しいモデル
１４		�L	全体のまとめ
１５			試験

※7/16（月）は「海の日」で休み。
※7/17（火）〜7/31（火）は試験期間。

【試験について】

【参考】

• 少し専門的な参考書としては、岩波書店から出版された『プルームテクトニクスと全地球史解読』（2002）（目次）が新しい地球観を理解するのに非常に参考になります。これは、雑誌『科学』に比較的最近掲載された論文等を編集したものです。
  また、東京大学出版会から出版された『全地球史解読』（2002）も、最近の地球観をまとめたものです。
• 『地球科学一般』のページの『リンク』に、地球科学関係のホームページを集めています。また、『文献（おもに図書）』は私の手持ちの市販本リストです。広島大学附属図書館に無いものは、お貸ししますのでご連絡ください。
  （例）岐阜大学教育学部理科教育講座地学教室による「Ｗｅｂ教材」などがとくに参考になります。
• 地球科学の市販本で、もっとも推薦したいのは『新版地学教育講座　全16巻』（1994-1996）です。より専門的な内容を知りたい場合は『岩波講座　地球惑星科学（全14巻）』（1996-1998）がよいでしょう。
• この授業で紹介している図書の実物を見たいとき（私以外）：
  【図書館】広島大学附属図書館のＯＰＡＣ（On-line Public Access Catalog）から探します。OPACで見つかれば、広島大学のどこかにありますので、どこに配架されているかを確認して探して下さい。OPACで見つからなければ、校費で購入されてはいないので、別の探し方が必要です。（教官が私費で購入した分のリストはどこにもないので、直接に関連しそうな教官に尋ねるしかない。）
  【書店】生協や大型書店にある場合があります。ない場合は、書店ホームページで検索すると内容がわかる場合があります。購入する場合は、生協組合員であれば１割引ですので、生協がお得です。
  文献検索については『電子ジャーナルと文献検索』のページを参照。
• 地球科学を含む自然科学研究の最新情報が扱われている世界的な二大雑誌は、Nature（英国）とScience（米国）です。これらは広島大学附属図書館の電子ジャーナルの中に含まれていますので、広島大学の構成員は読むことができます。その他、ScienceについてはRICOHによるAbstract Clubの日本語要約があります。Natureについては日本語ホームページNature Japanがあります。
• 高校地学の復習あるいは学習には、『われわれはどこから来て、どこへ行こうとしているのか　そして、われわれは何者か−宇宙・地球・人類−／君たちの地球はどうなっているのか　そして、どうなっていくのか−かけがえのない地球−』（山賀　進氏による）、『地学教室』（georoom@jul.nifty.jp氏による）、『地学�T・地学�U』（啓林館のユーザーの広場）などが参考になります。
• 関係のテレビ番組としてNHKスペシャル『地球大進化　46億年・人類への旅』（終了）（NHKビデオ）が参考になります。
• NHK『サイエンスZERO』は最先端の科学情報番組ですが、中には地球科学関係のものも含まれます。
• TV-Asahi『素敵な宇宙船地球号』は地球環境全般を対象にした番組ですが、中には地球科学関係のものも含まれます。
• NHK『地球！ふしぎ大自然』は生き物が主役ですが、地球科学にも関係した番組です。
  （終了）⇒『ダーウィンが来た！　生きもの新伝説』