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第4回 鉱物の分類について

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 ケイ酸塩鉱物日本の20世紀初期の3大鉱物標本

【ケイ酸塩鉱物】(Silicate minerals)
 珪酸塩鉱物グループ〔正確には類(class)〕(silicate mineral class)は造岩鉱物(rock-forming mineral)の大部分を占め、その産出量は圧倒的に多いため、サブ・グループ〔正確には亜類(subclass)〕に分けることが多い。この場合は、構成単位であるSiO4四面体(SiO4 tetrahedron)の結合様式の違いに基づいた結晶構造の違いによっている。これは、マグマから段階的に晶出する鉱物の順序〔ボーウェンの反応系列(Bowen's reaction series)〕とも一致しており、重要である。火成岩の成因を考える場合だけでなく、地表での風化作用などに対する抵抗性(分解や溶解に対する)を考える場合にも有用である(ただし、その順序は逆になる)。

【日本の20世紀初期の3大鉱物標本】
 学術的に価値の高い鉱物標本(mineral collection、コレクション)の例である。


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