Qi(チー)は、ワイヤレスパワーコンソーシアム(Wireless Power Consortium; WPC)が策定したワイヤレス給電の国際標準規格である。現在、携帯電話やスマートフォンを対象とした5W以下の低電力向け規格のみ策定されている。 NTTドコモでは、Qi規格に準拠したワイヤレス充電機能をおくだけ充電と称しており、登録商標を保有している。
交流回路において位相を変化させる要素である。アドミタンスの虚数成分と等しい。単位は国際単位系では、ジーメンス(S)が用いられる。かつては、パーミタンスという言葉が用いられた。アドミタンスとの関係は以下のように表される。 Y = G + jB j : 虚数単位 Y : アドミタンス G : コンダクタンス B : サセプタンス アドミタンスは並列回路において回路全体のアドミタンスを和で表すことができるので、サセプタンスは並列回路の計算に用いられる。また、インピーダンスZ
= 1/Y であるので、コンダクタンスが0の場合はリアクタンス
X = -1/B となる。
交流電圧又は電流の値の表現方法の一種である。交流電圧を抵抗負荷に加えた場合と、ある直流電圧を加えた場合とで交流電圧の1周期における平均電力が等しくなるときに、この交流電圧は先の直流電圧と同じ値の実効値をもつと定義される。交流電力の計算に使用される電圧・電流は普通は実効値で表される。 電気抵抗成分を
R (Ω)、加える電圧の瞬時値を
v (t ) (V)、最大値(波高値と称する場合もある)を Vm (V)、実効値を Ve (V)、平均値を Vav (V)、流れる電流の瞬時値を i (t
) (A)、最大値を
Im (A)、実効値を
Ie (A)、平均値を
Iav (A)、有効電力の瞬時値を
P (t ) (W)、平均値を
PR (W)、交流の角速度(角振動数または角周波数)を ω (rad/s)、周期を T
とする。
電力会社(electric power
industry, electric power company)とは、電力を発電したり、あるいは配電したり、あるいは送電する会社のこと。
アメリカ、ヨーロッパでは1990年代半ばから発送電分離を行うようになった。 日本の電力会社は、発電および送電を行っているが、従来から欧米同様に分離すべきだとする見解もあった。特に2011年東日本大震災以降、日本の電力会社(電力業界)について様々な問題点が指摘されるようになり、欧米同様に発送電分離を進める方向での話が国会などで活発化している。
非接触電力伝送(Contactless
power transmission、Wireless energy transfer)は、コードレス電話、電気シェーバー、電動歯ブラシなどに使用されており、金属接点やコネクタなどを介さずに電力を伝送すること、およびその技術である。ワイヤレス給電や非接触電力伝達、無接点電力伝送などとも呼ばれる。二次電池を内蔵した機器に電力を送る場合、非接触充電(Inductive
charging)などと呼ばれる。
この技術は、19世紀に電磁気学として集大成された中の相互誘導作用を利用している。