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配付プリント等 |
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海水中の18Oの割合(海水−水蒸気) | 増加 | 減少 | 16Oは氷床へ:軽い同位体は水蒸気(→雲→雪→氷)へ、残った海水には重い同位体が増える。 |
海水中に生息する有孔虫などの炭酸カルシウム殻中の18Oの割合(海水−殻) | 増加 | 減少 | 低温では18Oは殻へ |
海洋堆積物(有孔虫の殻をつくるCaCO3)中のδ18Oは、間氷期よりも氷期に大きい値を示す。 |
同位体 | 質量 |
存在比 (原子百分率) |
R=[18O]/[16O] δ18O=〔(R試料−R標準試料)/R標準試料〕×1000 (‰、パーミル) =〔(R試料/RSMOW)−1〕×1000 標準試料=SMOW:標準平均海水(Standard Mean Ocean Water)≒2.005×10-3 |
16O | 15.9949146 | 99.762 | |
17O | 16.999131 | 0.038 | |
18O | 17.999160 | 0.200 |
補足説明 |
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The shape of Earth’s orbit becomes more or less oval (eccentricity), Earth wobbles as it spins (precession), and Earth's axis changes too (tilt). All these changes, over thousands of years, causes Earth's climate to change. 〔University Corporation for Atmospheric ResearchによるWindows to the Universeの中から〕 おもな地球軌道要素は、地軸の傾き(tilt)、公転軌道の離心率(eccentricity)、歳差運動(precession)。 |
〔NASAのearth obsertoryの『On the Shoulders of Giants(Milutin Milankovitch, 1879-1958)』の中から〕 地軸の傾き(obliquity)の周期変化は4.1万年、公転軌道の離心率の周期変化は10万年、地軸の歳差運動に基づく太陽と地球の位置関係の周期変化は2.3万年と1.9万年。 |
大鹿村中央構造線博物館(HP/2011/4)による『地球史の「現在」の始まりが、海洋と大気の環境を重視して見直されました』から |
【南極氷床コアによる過去40数万年間の気温・二酸化炭素濃度・メタン濃度の変動】
Long Term Climatic Changes The above diagram from Petite et al, 1999 shows the results
of the 2623m ice core drilled above Lake Vostok by an international
consortium. While not the first it is the most convincing demonstration
of climatic changes in the last half million years. 〔Bernie Gunn氏によるANTARCTICA GEOLOGY, GLACIOLOGY AND WILDLIFEの『Glaciers of Antarctica』から〕 南極のLake Vostok上のコア試料(氷:2623m長)から求められた、過去40数万年間の気温(現在との差)・二酸化炭素濃度・メタン濃度の変動。 |
【グリーンランド氷床コアによる過去1万7000年間の気温と降雪速度の変動】
Temperature changes in central Greenland over the Holocene. (modified from Committee on Abrupt Climate Change report, National Academy Press, 2002) 〔Lowell E. Waitee氏によるWelcome to Geocomplexity.comの中の『Climate Change: Lessons from Geology and Complexity Science』から〕 中央グリーンランドの氷床コアから得られたデータによる、過去1万7000年間の気温と降雪速度の変動。 |
国際海洋環境情報センターによる浮遊性有孔虫データベースから 現在の浮遊性有孔虫の例(グロビゲリナ、Globigerina)。約0.1ミリメートル程度の大きさ。糸状の仮足は剥がれてしまっていて見えない。 |
参考 |
〔NASAによるVisible Earthの『Atmosphere』の中から〕 アルベド(反射率)〔太陽系の天体(惑星や衛星など)の、太陽からの入射光に対する反射光の強さの比〕。この図は、2002年4月7日〜22日の16日間にわたる、人工衛星TerraのModerate Resolution Imaging Spectroradiometer (MODIS)により観測されたデータから作成されている。 因みに、地球の平均アルベドは約30%(=0.3)である。 |
〔NASAによるVisible Earthの『Atmosphere』の中から〕 1984〜1993年の10年間における1月と4月の平均太陽輻射。さまざまな地球観測衛星によるデータをInternational Satellite Cloud Climatology Project (ISCCP)がまとめたもの。 赤道付近が最も高く、高緯度ほど低くなっている。 |
〔NASAによるVisible Earthの『Biosphere』の中から〕 クロロフィル(葉緑素)aの濃度分布。 気温だけでなく、栄養(陸から供給される量が多い)などの他の条件によっても変わる。 |
〔NASAによるVisible Earthの『Oceans』の中から〕 地表温度。2001年5月のデータ。 |
〔NASAによるVisible Earthの『Oceans』の中から〕 海氷の分布。人工衛星AquaのAdvanced Microwave Scanning Radiometer - EOS (AMSR-E)により、2002年6月2日〜7月22日に観測されたデータから。 |