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第１１回　人間活動圏（地球環境問題と資源枯渇問題）

配付プリント等

• 『人間活動圏（地球環境問題と資源枯渇問題）』。講義内容は以下について。
  �@人間圏：
  　１）地球システム：ボックスモデル
  　２）人間圏と四圏
  �A資源問題：
  　１）資源の分類：枯渇性（再生不能）／非枯渇性（再生可能）
  　２）埋蔵量（枯渇性の場合）：耐用年数〔可採年数、R/P〕＝ある年の確認可採埋蔵量／年間生産量
  　３）石油枯渇：究極可採埋蔵量
  �B廃棄物問題：
  　１）地球環境問題：〔原因〕人口増加と経済成長（１人当り消費量増加）
  　２）地球問題：〔影響〕弱者にまず被害（将来世代、途上国、他生物）
• 配布プリント３枚�I。出席票。
  【１枚目】
  図1.1、図1.2、図1.3、図2.1、図2.2、図2.7、図2.8、表2.2、図2.9、図2.12、図2.13、表2.8、図5.3、図5.4、図5.5、図5.6…『社会地球科学』（5,6,7,15,16,32,33,35,44,47,52,234,235,238,240p）
  （世界のエネルギー資源埋蔵量）…『エネルギー2000』（210p）
  【２枚目】
  図2.4、図2.7、図2.9…『地球環境論』（21,27,30p）
  図1・7、図1・8、図1・11、図1・12、図1・13、図1・14…『私たちのエネルギー』（21,24,39,40,41,42p）
  図1.2、表1.1、表1.2、図1.3…『持続可能な社会システム』（7,8,9p）
  【３枚目】
  図6.1、図6.2、表6.1、図6.8…『持続可能な社会システム』（187,188,190-191,220-221p）

補足説明

全 般	環境学関連は『地球環境学』の関連ページを参照。 地球科学用語は『地球科学用語集』のページを参照。 環境学用語は『地球環境関連用語集』のページを参照。 単位については『単位』のページを参照。

• 資源については『資源一般』の関係ページを参照。
• 石油枯渇については『石油とは』や『エネルギー問題』のページを参照。
• 鹿園（1996）による〔『地球環境論』（11-17,20-33p）から〕（一部加筆）
  

  エネルギー資源	化石燃料（石油、石炭、天然ガス、オイルシェール）
  	放射性物質（ウラン）
  	地熱
  	太陽熱･太陽光
  	水（水力）
  	風（風力）
  	バイオマス（燃料木、林産加工廃棄物、都市ゴミ）
  鉱物資源	金属（単元素金属まで分離）
  	非金属
  生物資源	食糧（農作物、畜産物、水産物）
  	森林（森林生態系も含む）
  水資源
  土壌資源
  図2.1　地球資源の分類 　エネルギー資源の化石燃料と放射性物質ならびに鉱物資源は本質的に枯渇性（再生不能）資源。その他は非枯渇性（再生可能）資源であるが、今や持続的な再生が困難になりつつあるものが増えてきている。

• 〔Association for the Study of Peak Oil&Gas（ASPO）の『Proceedings of the 3rd International Workshop On Oil&Gas Depletion』のOlivier RECH氏[IFP]による『A dynamic approach of oil production』の中から〕 石油生産のピークはいつ頃か？ 　資源消費の時間に対するパターンは、『釣鐘型』となることが経験的に知られている。１９７０年代の不規則な動きは、２度の「石油危機」のためである。残された石油の量（究極可採埋蔵量）についての『楽観的』および『悲観的』見積りが、それぞれ赤と緑の線で示してある。黄の線は、米国地質調査所が世界の油田に対して詳細な検討を行った結果である。