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◆2012年度から、『博物館法施行規則』の改正に伴って、大学における学芸員養成教育の内容が大幅に改定されました。それに伴って、『博物館実習』も、広島大学総合博物館によって実施されることになりましたので、2012(平成24)年度以降の入学生は履修できません。
◆本授業科目について
スケジュール |
1) 博物館名 2) その住所 3) 担当者の氏名 4) その連絡のための電話番号 |
広島大学大学院総合科学研究科学生支援グループ 〒739-8521 東広島市鏡山一丁目7番1号 電話(082)422-7111(代表) 学士課程担当(小原直樹さん): 電話(082)424-4628 |
※実習に当っては、広島大学の学生であることを意識して行動してください。皆さんの実績が、今後の(後輩の)受入れ状況に影響します。 ※実習には、博物館とはどういうものかを十分理解した上で臨む必要があります。とくに実習受入れ条件に『博物館概論』などの基礎的な授業科目の履修を含むところもあります。実習に先立って、必要な授業科目は履修しておくようにしてください。 |
参考情報 |
Q&A |
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Q | 実習時の万一の事故などに備えて、保険に入っておく必要がありますか? | |||||||||||||||||||||||||||
A |
入学時に加入を勧められたはずですが*、『学生教育研究災害傷害保険』(略称「学研災」)および『学研災付帯賠償責任保険』(略称「学研賠」、「医学賠」)があります。既に加入してあればよいのですが、まだでしたら加入されることをお勧めします(随時加入できる)。
○保険金が支払われない「傷害」及び「事故」 ア)「傷害」とは… ・被保険者の故意、闘争行為、自殺行為、犯罪行為、無免許運転、飲酒運転、脳疾患、疾病、心身喪失、外科的手術、その他医療行為 イ)「事故」とは… ・山岳登はん、航空機操縦、スカイダイビングなどの危険な運動 ○事故が発生したときの手続 ア)保険の対象となるかどうかを学生総合支援センターで確認した後、「事故通知はがき」により、東京海上日動火災保険(株)中国損害サービス部(TEL082-247-2033)へ通知してください。 事故の日から30日以内に通知しない場合は、保険金が支払われないことがありますので注意してください。 イ)「保険金請求書」及び「診断書」用紙を学生総合支援センターで受け取り、保険金請求書記載例をよく読んで事故の内容等を記入し、事故証明を受け、保存しておいてください。 ○保険金の請求手続き ア)保険金の請求にあたっては、本人又はその代理人が、原則として傷病が治ゆした後、「保険金請求書」及び「診断書」等を学生総合支援センターへ提出し、保険加入証明及び届け出団体証明(学校施設外の課外活動中の事故のみ)の証明印を受けてください。 イ)学生総合支援センターから証明の済んだ書類を受け取り、速やかに、東京海上日動火災保険(株)中国損害サービス部へ提出してください。 保険金は、約1か月で指定の銀行へ振り込まれます。 その他詳細については、「学生教育研究災害傷害保険のしおり」を参照し、不明な点は、学生総合支援センターに問い合わせてください。 A学研災付帯賠償責任保険(略称「学研賠」、「医学賠」)とは この保険は、授業、学校行事、インターンシップ、介護体験活動、教育実習、保育実習、ボランティアクラブの活動中や、その活動のための往復途中等、国内で、他人にケガをさせたり、他人の財物を壊したことで発生した法律上の損害賠償を補償する保険で、上記@の学研災に加入していることが加入の前提となります。学研災同様、本学では原則全員加入です。 所属する学部が医学部(医学部・保健学科)・歯学部の場合は医学生教育研究賠償責任保険(略称「医学賠」)に、それ以外の学部・学科の場合は、学生教育研究賠償責任保険(略称「学研賠」)に加入することになります。補償内容は次のとおりです。 補償金額
入学時に加入しなかった人も、随時加入できますので、学生総合支援センターへ申し出てください。 ○事故が発生したときの手続 電話で、東京海上日動火災保険(株)中国損害サービス部(TEL082-247-2033)へ知らせてください。 ○保険金の請求手続き 学生総合支援センターで保険金請求書類を受け取り、必要事項を記入した後保険会社へ請求します。(保険金は、被害者の過失割合や、他の者の責任割合を勘案し決定されます。) その他詳細については、「学研災付帯賠償責任保険のしおり」で約款等を参照してください。 * 平成22(2010)年度の新入生(学部および大学院)から、学生教育研究災害傷害保険〔学研災、(財)日本国際教育支援協会〕に、広島大学が費用を負担して、全員加入となりました。その前年度までは、学生本人の費用負担による任意加入です。 |
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Q | 博物館実習の『博物館』は、どのような施設でなければならないのでしょうか? | |||||||||||||||||||||||||||
A |
制度上、「登録博物館」、「博物館相当施設」、「博物館類似施設」に区分されていますが、できれば「登録博物館」が望まれます。ただし、実際の実習内容が『博物館実習』として適切であれば、上記の区分を厳密に考える必要はないと思っています。しかし、あまりにも娯楽的内容ばかりですと問題がありますので、このあたりの判断ができない場合はご相談ください。 実習の受入れ依頼をするときに、博物館の担当者に実習内容の概要を訊ねて、それを判断の材料にするのが一番よいと思います。 また、博物館側に学芸員の資格を持った方がおられない場合でも、実際の実習内容が『博物館実習』として適切であれば問題ないと思います。 例えば、広島県での「登録博物館」と「博物館相当施設」は、『ひろしままなびネット』による『こちら』の資料を参照。また、「博物館類似施設」については広島県による『こちら』の資料を参照。 |
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Q | 『自然系博物館』とは? | |||||||||||||||||||||||||||
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文部科学省によれば、『「自然系博物館」とは、自然界を構成している事物若しくはその変遷に関する資料(博物館法第二条第三項に規定する博物館資料をいう。以下同じ。)又は科学技術の基本原理若しくはその歴史に関する資料若しくは科学技術に関する最新の成果を示す資料を扱う博物館をいう。』となっています。また、『「総合博物館」とは、人文科学及び自然科学の両分野にわたる資料を総合的な立場から扱う博物館をいう。』および『「人文系博物館」とは、考古、歴史、民俗、造形美術等の人間の生活及び文化に関する資料を扱う博物館をいう。』とされています。 実際には、明確に区分されない場合もあると思いますので、最終的には当該施設が自身をどのように位置付けているかを参考にすればよいでしょう。 |
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Q | 受入れ博物館の事情などで、実習が前期の期間にできないときは、どうすればよいのでしょうか? | |||||||||||||||||||||||||||
A | 前期の成績提出〆切は8月の中〜下旬ですので、これに間に合うように実習期間を設定してほしいのですが、『受入れ博物館』側の事情などもありますので、夏季休業中には修了するようにお願いします。『受入れ博物館』が決まらないなど、問題が起こりそうな場合にはご相談ください(連絡先はこちら)。 | ||||||||||||||||||||||||||||
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Q | 『博物館実習ノート』は、いつ・どのように提出すればよいのですか? | |||||||||||||||||||||||||||
A | 実習修了後、直ちに、学生支援グループ(住所などは上記)に送付してください。(『直ちに』というのは、質問4に記すように、成績提出期限とのかねあいがありますので、これ以後に修了する場合は修了後『迅速に』という意味であると理解してください。また、送付方法も、郵便あるいは宅配便など、どのような方法を用いるかは併せて判断してください。) |
博物館 |
種別 | 設置主体 | 設置要件 | 登録又は指定主体 |
館数 (2005年) |
備考 |
登録博物館 |
・地方公共団体 ・民法第34条法人 ・宗教法人 ・政令で定める法人 |
・館長、学芸員必置 ・年間150日以上開館 ・地方公共団体の場合は、教育委員会が所管等 |
都道府県教育委員会による審査・登録 | 907 | 博物館法上の博物館 |
博物館相当施設 | 制限無し |
・学芸員に相当する職員必置 ・年間100日以上開館等 |
都道府県教育委員会による審査・指定。ただし、設置主体が国、独立行政法人、国立大学法人の場合は国が審査・指定 | 341 | 博物館法上の博物館 |
博物館類似施設 | 制限無し | 制限無し(「社会教育調査」上は、博物館相当施設と同程度の規模を持つ施設) | 制限無し | 4,527 | 博物館法に基づかない施設 |
博物館関連の法令 |
その他 |
博物館に関する科目 | 単位数 | 授業科目 | 履修期 | 開設学部 |
博物館概論 | 2 |
博物館概論 サイエンスミュージアム教育論 |
5 7 |
総合科学部 文学部 教育学部 |
博物館経営論 | 1 | 博物館経営論 |
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文学部 |
博物館情報論 | 1 | 博物館情報論 |
|
文学部 |
博物館資料論 | 2 | 種生物学 | 3・4 | 教養教育 |
博物館実習※ | 3 |
基礎生物学実験T 基礎生物学実験U 生物学基礎実験 生物学実験 生物学実験法・同実験 地学基礎実験 地学実験 地学実験法・同実験 博物館実習C(注3) 博物館実習(注4) 博物館実習(注5) |
3 3 4 3・4 3・4 4 3・4 3・4 5 5・6 7 |
生物生産学部 生物生産学部 総合科学部 教養教育 教養教育 総合科学部 教養教育 教養教育 総合科学部 理学部 生物生産学部 |
※博物館実習の3単位には、(注3)、(注4)、(注5)のいずれかの博物館実習を必ず含めること。 1又は2セメスターで修得した授業科目については、特定プログラム登録後に特定プログラムの単位既修得科目として組み入れることができる。 博物館経営論、博物館情報論については、総合科学部においても開講しており、科目名は「博物館経営論・博物館情報論」である。また、単位数は2単位である。 |