戻る
<
1
|
2
|3|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|15<
第3回 地球誕生と進化
配付プリント等
|
補足説明
|
配付プリント等
地球は46億年前に太陽系の一員として誕生した。その当時の固体地球およびそれを取り巻く大気の状態は、現在とは非常に異なっていたと考えられている。授業では、46億年の間に地球がどのように変遷してきたかについて、遅れて誕生した生物の進化と地球との相互作用も含めて、現在の新しい地球観をもとに説明する。
配布プリント2枚。出席票。
【1枚目】
図1.3、図1.4、図1.5、図1.6、図1.8、図2.1、図2.2、図2.5、図2.6、図6.9…『
新しい地球史 46億年の謎
』(18,24,26,30,40,43,52,54,148p)
【2枚目】
図6.1、図6.2、図6.3、図6.4、図6.5、図6.10、図6.13、図6.14…『
新しい地球史 46億年の謎
』(128,129,131,133,136,150-151,163,164p)
新しい地球史について説明。
〔1〕大気の進化と気温
@地球の脱ガス説
〔1枚目図2・2〕
・連続脱ガス説
・
初期大規模脱ガス説(衝突脱ガス説)
A大気の組成の進化
〔1枚目図2・5〕
・窒素はほぼ一定。〔→〕
・酸素は光合成生物により生産。〔↑〕
・アルゴンは放射性Kの放射壊変により生成。〔↑〕
・二酸化炭素は海水中および炭酸塩鉱物(CaCO
3
)として固定(光合成および風化作用)。〔↓〕
B地表温度の時間変化
〔1枚目図2・6〕
・マグマオーシャン後は、ほぼ現在の気温に近い(生物の存在および堆積物などの証拠から)。
C
暗い太陽のパラドックス
〔1枚目図2・1〕
・地球誕生当時の太陽光度は現在の7割程度。
・他の条件が同じであれば、過去の地表温度は現在よりも低い(氷点下)。
・これは上記Bとは異なる。⇒『暗い太陽のパラドックス』
・しかし、上記Aのように二酸化炭素濃度が高いと、温室効果により気温は上昇しうる。』
〔2〕地球史6大事件
(1枚目図6・9および2枚目図6・10)
@地球の誕生−
微惑星
の集積テクトニクス(46億年前)
:
ジャイアント・インパクト
→月の形成
マグマの海(
マグマオーシャン
)
プルームテクトニクス
A原始海洋の形成と
プレートテクトニクス
の始まり(40億年前)
:
原始海洋誕生→プレートテクトニクス
花崗岩の形成←海洋プレート
生命
誕生
B
核
の安定密度成層の崩壊(27億年前)
:
地球磁場
誕生
C超大陸の形成と全マントル対流の出現(19億年前)
:
マントル対流(2層→1層)
D硬い外骨格をもたない多細胞生物の出現(8〜6億年前)
:
E人類の出現(350万年前)
:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
による説明を参照してください。(英文による説明の方が詳しい場合が多いので、そちらもご覧ください。
⇒各ページの左側の欄にある『各言語』から『English』を選んでください。
)
■
微惑星
(
Planetesimal
)/
ジャイアント・インパクト説
(
Giant impact hypothesis
)/
プレートテクトニクス
(
Plate tectonics
)/
超大陸
(
Supercontinent
)/
スノーボールアース
(
Snowball Earth
)/
■
地球史年表
(
History of the Earth
)/
地球
(
Earth
)/
核 (天体)
(
Planetary core
)/
内核
(
Inner core
)/
地磁気
(
Earth's magnetic field
)/
■
生命の起源
/
生物
(
Organism
)/
多細胞生物
(
Multicellular organism
)/
ヒト
(
Human
)/
補足説明
全般
地球科学用語
については『
地球科学用語集
』ページを参照。
単位
については『
単位について
』のページを参照。
地質年代
については『
地質年代表
』のページを参照。
|
地球の進化
|
神奈川県立生命の星・地球博物館
の『
地球を考える
』を参照。
地球の進化
については『
地球の進化について
』のページも参照。
【地球の進化】
〔
東北大学理学部自然史標本館
の『
ツアーコース
』の中の『
地球生命の進化
』から〕
戻る