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授業科目『地球構成物質論』（２０１２年度後期）〔大学院〕（終了）

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• シラバス
• 広島大学の授業時限
• 講義室位置図（J302）⇒H206（地学実験室）
• 2012年度学年暦はこちら（広島大学『もみじ』）
• 聴講者はもみじで登録をしておいて下さい。
• 欠席する場合は、メール（mfukuok@hiroshima-u.ac.jp）で連絡して下さい。
• 試験はレポートの提出（１回、課題は12月14日提示）に替えます。

【本授業科目について】

• 　本授業は、地表でみられるさまざまな現象を理解するために必要な、地球を構成する物質とその性質について概説します。『地球システム』は、おもに無機の世界である『地圏（geosphere）』・『水圏（hydrosphere）』・『気圏（atmosphere）』の３圏と、これらの重なり合う空間に存在する有機の世界の『生物圏（biosphere）』の４圏に分けて取り扱えますが、ここではとくに『地圏』について、その基本構成単位である鉱物（mineral）、そしてその集合体である岩石（rock）について説明し、これらと残りの３圏との相互作用について考えます。とくに地表で見られるさまざまなエネルギー・物質循環過程での諸作用（例、風化作用や土壌化作用など）のメカニズムについて、そして５番目の『人間圏（anthroposphere?）』の存在がこれらの過程に与える影響についても考えます。

【授業計画】

回	月日	内　　容
１	10/5	授業全体の概説
２	10/12	原子と元素について
３	10/19	鉱物について
４	10/26	鉱物の分類について
５	11/2	火成岩について
６	11/9	変成岩について
７	11/16	堆積岩について
８	11/30	水と大気の働きについて
９	12/7	生物の働きについて
１０	12/14	風化作用と土壌生成作用について
１１	12/21	土壌と粘土鉱物について
１２	振替　1/9（水）	土壌の生物性と化学性について
１３	1/11	土壌の物理性について
１４	1/25	土壌と環境問題
１５		全体のまとめ

※11/23（金）は勤労感謝の日で祭日。
※12/26（水）〜1/7（月）は冬季休暇。
※1/18（金）はセンター入試（1/19-20）の準備のため休講。
※1/28（月）〜2/8（金）は試験期間のため講義は行わない。

【レポートについて】

レポートの提出について 下記のテーマから一つを選んで、レポートを提出しなさい。 【テーマ�@】　地球構成物質について説明しなさい。　 【テーマ�A】　鉱物について説明しなさい。 【テーマ�B】　岩石について説明しなさい。 【テーマ�C】　土壌について説明しなさい。 【テーマ�D】　自分の修士論文内容と講義内容とに関連があれば、それを説明しなさい。 【様　式】　２０００字程度。 【提出〆切】　２０１３年２月８日（金）【後期試験期間最終日】 【提出先】　メール（添付ファイル）による〔mfukuok@hiroshima-u.ac.jp〕。 ※注意　 　インターネット上の情報（例えば、ウィキペディアなどから）を、そのままコピー＆ペースト（丸写し）しないこと。情報源（出典）を明示し、自分でまとめなおして、自分の言葉で表現すること。 　授業の中で説明した（あるいは配布した資料の）内容に基づいてまとめたレポートに対して高い評価を与える。

【参考】

• 　『資源一般』、『鉱物資源』、『地球科学一般』、『鉱物学関連』、『地質学関連』などのページには、インターネット上で参考になるサイトを集めています。また、関連する説明を、市販の図書などからの引用（一部）により行っています。
• 土壌については『土壌とは』、『粘土と粘土鉱物』、『風化とは』、『風化・土壌関連用語集』、『土壌資源』、『土壌汚染』などのページを参照。

※さらに授業に関連した内容について調べたい時には、インターネットのフリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』からキーワードを入力して検索を行うと簡潔な説明を読むことができます。ここでは、他言語（中国語を含む）による説明も見ることができます。また、参考資料についても教えてくれますので、非常に便利です。