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配付プリント等|補足説明
- 『はじめに−地球資源とは』。講義内容は以下について。
授業全体の概説、参考書の紹介、および評価(成績)について。
- 紹介した参考書は次のとおり(日本語のみ):
【全般】
@エネルギー・資源学会(編)(1997):エネルギー・資源ハンドブック コンパクト版.
資源全般にわたる詳細な内容をもつ唯一の書。ただし、値段は少し高い。
AJ・M・コンラッド(2002):資源経済学.
翻訳ではあるが日本語で書かれたものの中で最も詳しい。経済学の基礎の理解が必要。
【エネルギー資源と鉱物資源】
BB・J・スキンナー(1982):地球資源学入門 第2版.
最も古くから読まれている代表的な本。
C山口梅太郎(編著)(1990):現代資源論(改訂版) 放送大学教材 56160-1-9011.
コンパクトに要領よくまとめられているが、絶版なのが残念。同題のビデオ教材の解説書でもある。
D佐々木信行(2001):資源論入門−地球環境の未来を考える−.
易しい入門書。
E西山 孝(2001):地球エネルギー論.
鉱物資源についても考察されている。値段と内容からはお奨めの書。
F谷口正次(2001):資源採掘から環境問題を考える 資源生産性の高い経済社会に向けて.
リーフレットではあるが、この種の内容は他にない。
【エネルギー資源】
G新田義孝(2001):演習 資源エネルギー論.
演習形式で、問題が与えられている。様々な側面からのアプローチがされている。
H世良 力(1999):資源・エネルギー工学要論.
工学的要素が強い。
Iエネルギー教育研究会(編著)(1997):講座 現代エネルギー・環境論.
エネルギーの環境との関わりの面からまとめられている。ただし、最近は、類書が多数出ている。
J(財)日本エネルギー経済研究所計量分析部(編)(2001):図解 エネルギー・経済データの読み方入門.
経済的側面からのエネルギー関係データの読み方を解説。とくに、編者が出している関係出版物の解説書でもある。改訂版(2004)の紹介はこちら。
K松井賢一(1994):新・エネルギーデータの読み方 使い方.
全般的なエネルギーデータの活用のしかたを解説。エネルギー情報源についても記されている。お奨めの書。
L濱川圭弘ほか(編)(2001):エネルギー環境学.
環境学のなかでエネルギー資源もその一部として扱ったものは多いが、比較的その扱いの比重が大きい本の一つ。
【鉱物資源】
M志賀美英(2003):鉱物資源論.
鉱物資源を総合的に扱っている。おそらく唯一の本(日本語の)。
- 評価(成績)の方法は、こちらを参照。
- 次回からプリントを配布し、それをもとに説明する。
また、出席を確認する。
- 資源のみを扱った参考書は少ないが、環境との関わりで資源とくにエネルギーを解説したものは多いので、環境関連の参考書を探す必要がある。いずれにしても、書店等のホームページから、『資源』、『エネルギー』、『鉱物』などのキーワードで検索すると、市販本の大部分についてリストをつくることができる。最後は、実際に書店あるいは図書館で内容を確認して、自分に合ったものを選定すればよい。
- 一般的な文献検索の方法については、『電子ジャーナルと文献検索』のページも参照。
- 鉱物資源関連で、紹介しなかった本:
・飯山敏道(1998):地球鉱物資源入門.
鉱物資源の参考書は少ないが、その一冊。ただし、成因論(鉱床学)的内容に偏る。
・西山 孝(1993):資源経済学のすすめ 世界の鉱物資源を考える.
・番場猛夫(1993):いま、地球の財産を診る−鉱床学と鉱物資源(増補改訂).
・吉田國夫(1992):鉱産物の知識と取引(改訂新版第10版).
- 資源問題関連で、紹介しなかった本:
・岩淵 孝(1996):現代世界の資源問題入門.
・森 俊介(1992):地球環境と資源問題.
- 今や、『資源』は『環境』と密接な関係にあるので、ある程度の環境学の知識も必要とされる。とくにエネルギー資源との関連において、『気候変動枠組条約』、『京都議定書』、『地球温暖化対策の推進に関する法律』などについても理解しておいて欲しい。そのためには、『地球温暖化とは』のページなどを参照。
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