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最終更新日:2016年7月22日
(株)森のエネルギー研究所(HP/2015/2)による『全国木質バイオマス発電所状況』から |
図:木質バイオマス発電の出力規模別分布 (FIT認定・相談・申請中の案件【調達価格等算定委員会「平成26年度調達価格および調達期間に関する意見」】) バイオマス産業社会ネットワークによる『バイオマス白書2014』の中の『1 再生可能エネルギー電力買取制度導入後の概観』から |
再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)買取価格と買取期間(バイオマス) 燃料種別で買取区分、木質バイオマスのトレーサビリティシステム、コジェネや発電規模への配慮は無し |
FIT制度の設備認定・運転開始実績バイオマス発電 ・2013年5月以降に設備認定が増加し71万kW(2013年10月末)運転開始は11万kW 日本のFIT制度 認定設備の発電設備の平均規模の推移 ・未利用材と一般木材では平均で1万kW以上の設備規模 |
松原(2014/2)による『日本のFIT制度への提言〜木質バイオマス発電の現状と課題〜』から |
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・発電効率が低い |
3.今後の課題 3−1.林業と連携したバイオマス供給 (1)皆伐の場合 (2)間伐の場合 3−2.全木集材による林地残材供給 3−3.輸送コストの削減:チップ化して輸送 3−4.チップの低コスト生産 3−5.欧州型への転換 (1)直送 (2)高付加価値化 レオベンバイオマス流通センターの事例 |
4.まとめ 1. 木質バイオマス発電の低い経済性 ・大規模は有利⇔燃料単価は上昇 ・熱電併給によって経済性向上 2. 燃料チップ価格は上昇する可能性大 ・4000円/m3→6000円/m3@チップ工場 ・低コスト供給必須:林業連携、全木集材、山土場チップ化 →5000円/m3@山土場 3. 国産材の競争力向上による林業活性化が重要 ・加工・流通費・伐出・再造林コストの削減 |
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久保山(2014/1)による『木質バイオマス発電の動向と課題』から |
第1図 RPS認定を受けた木質バイオマス発電所 の設備容量推移 資料 資源エネルギー庁,RPS法認定設備データ(12年3月末)をもとに作成 |
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資料 資源エネルギー庁,RPS法認定設備データ(12年3月末),NEDO(2010),各事業者ホームページ,報告書等 から作成 |
第2図 発電出力と事業費および費用単価の関係(RPS認定19施設) 資料 資源エネルギー庁,RPS法認定設備データ(12年3月末)から作成 |
資料 各種報道,各事業者プレスリリース,ホームページ等から作成 |
第3図 発電出力と事業費および費用単価の関係(FIT後発表27施設) 資料 第2図に同じ |
第5図 原料別木質バイオマス発電のコスト 資料 経済産業省(2012)から作成 |
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安藤(2013/10)による『木質バイオマス発電の動向と課題への対応』から |
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木質バイオマスエネルギー利用推進協議会(2013/8)による『バイオマスの近代型利用に向け動き始めた世界の状況(1)』から |
資料 調達価格等算定委員会資料などから作成 |
第3図 出力1,000kW規模当たりの年間必要チップ量(スギ・チップを前提にした試算) 資料 国家戦略室「コスト等検証委員会」資料などから作成 |
資料 調達価格等算定委員会(第4回)資料から作成 |
第4図 未利用材バイオマス発電の燃料供給の流れとコスト(試算) 資料 調達価格等算定委員会・資料などを基に,筆者作成 |
渡部(2012/10)による『木質バイオマス発電の特性・特徴と課題』から |
調達価格区分と木質バイオマスの証明と流通の主な流れ(模式図) 林野庁(2012/8)による『木質バイオマス発電・証明ガイドラインQ&A』から |