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展開研究|自然環境実験(溶液化学の演習)|
- パッケージ別科目9「人間と自然との共生」の『地球の姿と歴史』はこちら
日程|論文内容|推薦図書|その他
【日程】(2005年)
- 1/31(月):「展開研究論文題目届」提出⇒事務へ(終了)
- 5/16(月):展開研究論文の初稿提出⇒担当教員へ(終了)
⇒初稿返却中(終了)
- 6/15(水):展開研究(1)論文提出届、(2)論文要旨、(3)論文の提出
⇒事務へ(総合科学部学生支援グループ:午後5時半まで)(終了)
- 7/6(水) :展開研究ポスター発表会(終了)
4コマ目及び5コマ目
総合科学部第1会議室(事務棟3階)
◆第1セッション(15:00〜16:30)
◆第2セッション(16:50〜18:20)
※ポスター発表の展示方法および『見本』を示すポスター(表裏)が『事務棟1階』の中央部に展示されている。
また、上記場所に『展開研究ポスター発表要領』というチラシ(A4サイズ1枚・裏表)が置いてあるので、参考にすること。
※ポスター発表での一人当りのスペースは『90×210cm』。
【論文内容】
●論文とは
論文とは、
- ある問題に対して、論理的に導かれたオリジナリティーのある解答を提示した文であり、
- 一般的には、下記の『様式』に従って書かれ、
- 厳格なレフェリー制度をもつ雑誌に、審査の過程を経て『論文』として掲載されたもの。
- なお、追試可能な内容である必要がある。
厳密に言えば、『卒業論文』は『論文』に倣って書かれはするものの、一般的には『手記』であるために『論文』とは呼べない。つまり、『卒業論文』を作成することも『論文』の書き方の練習と言える。したがって、本『展開研究』においては、「『卒業論文』の書き方」というよりも「『論文』の書き方」を学ぶことを目的とし、様式の整った『論文』を実際に書いてみることを目標とする。
※ 具体的な論文の例:広島大学附属図書館の『電子ジャーナル』(約8,000誌⇒約13,000誌)の『洋雑誌』の中から、さまざまな分野の雑誌を選んでいろんな論文の例を比較してみること。
●論文の様式について
一般的には、以下のような構成とする。
題目(Title)
著者名(Author)
要旨(Abstract)
1.はじめに(Introduction)
2.方法(Methods)
3.結果(Results)
4.考察(Discussion)
5.結論(Conclusions)
謝辞(Acknowledgements)
引用文献(References) |
- まず、読者に分かりやすい書き方を心がけること。
- 「はじめに」では、本研究の『目的』を明確に示すこと。
『目的』を決定するに至った経緯も書く。この中で、過去の研究のまとめを行い、問題点を整理し、本研究の『目的』との関係を説明すること。
- 「方法」では、本研究で「結果」を導くために行ったすべてのことを書くこと。
例えば、文献調査だけの場合にも、その旨を記し、「結果」との関係が分かるように書くこと。
- 「結果」では、基本的に『事実』のみを記載すること。
例えば、文献調査の場合は、文献で結論づけられている内容を整理してまとめたものが「結果」になる。
(注)文献は内容がチェックされているものを選ぶ必要がある。
- 「考察」では、「結果」に基づき、著者の考えを論理的に展開し、『目的』に沿った「結論」を導くように検討を行う。
- 「結論」では、『目的』で述べた問題の解となる内容を書く。未解決の問題が残された場合には、『今後の問題』として示しても構わない。
- 研究の過程でお世話になった人(および組織等)に対して、「謝辞」で感謝の意を示す。
- 他の人が言っていること(書いていること)を本文で使う場合には、必ず引用する形をとり、その文献は「引用文献」にリストアップすること。
●日本語について
- 1つの段落には、1つの内容を含むように、意識して書くこと。
【推薦図書】
詳細は市販の関連図書やインターネット情報を参考にすること。
とくに理科系の場合に定評のあるものは、下記の木下氏によるもので、同氏による類書も参考になる。
- 木下是雄(1981):理科系の作文技術 中公新書.中央公論社、244p.〔ISBN4-12-100624-0〕<目次> \699
日本語の書き方としては、下記の本多氏によるものが非常に有益である。同氏による類書も参考になる。
- 本多勝一(1982):日本語の作文技術 朝日文庫.朝日新聞社、342p.〔ISBN4-02-260808-0〕 \540
【その他】
- 論文賞は、各組の担当教員2名から推薦された1論文(7組あるので計7論文)について、担当の全教員が審査を行って決定される。(結果はこちら)
- ポスター賞は、会場での投票によって決定される。(結果はこちら)
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