理科系の作文技術

目次


1 序章
1.1 チャーチルのメモ 2
1.2 この書物の目標 3
1.3 <作文>について 9
2 準備作業(立案)
2.1 準備作業の必要 13
2.2 文書の役割の確認 14
2.3 主題の選定 17
2.3.1 与えられた課題/2.3.2 一文書一主題/2.3.3 長さの制限/2.3.4 読者/2.3.5 なまの情報
2.4 目標規定文 22
2.5 材料あつめ 25
2.5.1 思いつくままのメモ/2.5.2 ジャーナリストの定石その他/2.5.3 図・表/2.5.4 文献
3 文章の組立て
3.1 記述の順序 30
3.1.1 起承転結/3.1.2 重点先行主義/3.1.3 新聞記事/3.1.4 序論・本論・結び
3.2 序論 35
3.3 結び 40
3.4 本論の叙述の順序 41
3.4.1 概観から細部へ/3.4.2 細部の記述の順序/3.4.3 論理展開の順序
3.5 文章の構成案のつくり方 50
3.5.1 構成表をつくるやり方/3.5.2 スケッチ・ノート法/3.5.3 カードによる整理・収束法
4 パラグラフ
4.1 パラグラフ序説 58
4.2 パラグラフのみたすべき条件 61
4.3 トピック・センテンス 64
4.4 展開部 68
4.5 文章の構成要素としてのパラグラフ 71
4.5.1 パラグラフの立て方/4.5.2 パラグラフの長さ/4.5.3 パラグラフの連結
5 文の構造と文章の流れ
5.1 レゲットのいうこと 75
5.2 文の構造−逆茂木型の文 78
5.3 文章の流れ−逆茂木型の文章 82
6 はっきり言い切る姿勢
6.1 レゲットのいうこと(続) 89
6.2 明言を避けたがる心理 92
6.3 明確な主張のすすめ 94
6.4 <はっきり言い切る>ための心得 97
7 事実と意見
7.1 事実と意見 101
7.2 事実とは何か 意見とは何か 104
7.3 事実の記述 意見の記述 107
7.4 事実と意見の書きわけ 110
7.5 事実のもつ説得力 114
8 わかりやすく簡潔な表現
8.1 文は短く 118
8.2 格の正しい文を 122
8.3 まぎれのない文を 125
8.4 簡潔 130
8.5 読みやすさへの配慮 135
8.5.1 字面の白さ/8.5.2 漢語・漢字について/8.5.3 受身の文/8.5.4 並記の方法
8.6 文章の中の区切り記号 142
8.7 私の流儀の書き方 149
8.7.1 漢字の使い方/8.7.2 文末の述語/8.7.3 書きことばと話しことば
9 執筆メモ
9.1 日付 153
9.2 辞書 154
9.3 単位・量記号 155
9.3.1 単位/9.3.2 量記号
9.4 文献引用 161
9.5 原稿の書き方 167
9.5.1 原稿用紙の使い方/9.5.2 数式の書き方/9.5.3 字体その他の指定/9.5.4 書直し清書
9.6 図と表の書き方 175
9.7 読直しと校正 179
10 手紙・説明書・原著論文
10.1 手紙 181
10.1.1 用件の手紙の扱い方/10.1.2 用件の手紙の形式/10.1.3 本文
10.2 説明書 186
10.2.1 説明書の書き方の教育/10.2.2 使用説明書/10.2.3 説明書の模範例
10.3 原著論文 196
10.3.1 科学論文の区分/10.3.2 論文のオリジナリティー/10.3.3 原著論文の書き方/10.3.4 再検討・仕上げ/10.3.5 閲読制度について
11 学会講演の要領
11.1 「読む」のでなく「話す」 214
11.2 話の構成 217
11.3 スライドの原稿 219
11.4 手持ち用メモ 225
11.5 登壇するときの心得 227
11.6 英語講演の原稿 230
文献
索引
あとがき
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240
244