井澤(1993)による〔『よみがえる黄金のジパング』(48p)から〕


もくじ
はじめに
1 日本列島は黄金の島 1
2 菱刈金鉱床はどのようにして発見されたか 21
3 地球史のなかの金 39
4 火山がつくった金鉱床 63
5 日本列島の金鉱床のありそうな場所 87
6 地球資源としての金の将来 97

表1 地質時代ごとの金の産出割合

地質時代

鉱床タイプと例

区分

割合
始生代 グリーンストン帯金鉱床
ランド地方、西オーストラリア)
初成 16%

68%
古期砂金 43%
砂金 9%
古生代 堆積岩中の石英脈
(バララット)
初成 1%

2%
砂金 1%
中生代〜
新生代初期
グリーンストン帯金鉱床
(マザーロード)
初成 2%

7%
砂金 5%
新生代 浅熱水金鉱床 初成 12%

20%
カーリン型 初成 6%
ポーフィリ金銅鉱床 初成 2%
そのほかの鉱床の副産物 初成 3% 3%


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