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最終更新日:2016年12月2日
世代ごとを分けた図。第4世代は2030年ごろからの技術になっている。
ウィキペディア(HP/2013/3)による『第4世代原子炉』から |
ウィキペディア(HP/2013/3)による『第3世代原子炉』から |
グリーンウッド事務所(2012)による『なぜ西日本がPWR、東日本がBWRということになったか?』から |
Figure 1. Number of operational reactors by type and net electrical power (as of 31 Dec. 2011). |
Figure 2. Reactors under construction by type and net electrical power (as of 31 Dec. 2011). |
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IAEA(2012)による『Nuclear Power Reactors in the World』から |
ウィキペディア(HP/2011/3)による『原子炉』から(一部補記) |
5重の壁(ごじゅうのかべ)とは、原子炉からの放射能漏洩を防ぐ為に設けられた5つの障壁のことで、原子炉の安全設計の「多重防護」のうちの一つである。設けられた障壁が、「燃料ペレット」、「燃料被覆管」、「原子炉圧力容器」、「原子炉格納容器」、「原子炉建屋」の5つであった事からこの名が定着したが、原子炉格納容器が設けられていない原子力発電所も存在し、VVER、RBMKなどが例として挙げられる。なお、RBMK型の原子炉は、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所の炉型として知られている。障壁が設けられているのは原子炉建屋だけでなく、施設内で放射能を伴う箇所全てが遮蔽されている。BWR(沸騰水型原子炉)の場合は、炉心で発生した蒸気をそのままタービンに送る為、蒸気タービンも遮蔽する必要がある。なお、PWR(加圧水型原子炉)のように二重間接熱サイクルを採用した原子炉についてはこの限りではない。 燃料ペレット 発生する放射性物質をペレット内部に保持する。 燃料被覆管 燃料ペレットから発生する放射能が外部に漏洩することを防ぐ。 原子炉圧力容器 冷却材に溶け込んだ放射能が外部に漏洩することを防ぐ。 原子炉格納容器 原子炉圧力容器が破損した際に、放射能および放射線の漏洩を防ぐ。 原子炉建屋 原子炉格納容器外部まで放射能が漏洩した場合に、外部への漏洩を防止する。 |
表1 原子炉の炉型と中性子減速材・原子炉冷却材の組合せ 表2 世界における運転中の発電用炉型シェア一覧 原子力百科事典ATOMICA(2007)による『発電用原子炉の炉型』から |
Figure 1. Nuclear reactors by type and net electrical power (as of 31 Dec. 2005) |
Figure 2. Reactors under construction by type and net electrical power (as of 31 Dec. 2005) |
Only reactors for which construction had commenced are counted for cancellations and suspensions. |
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IAEA(2006/4)による『Nuclear Power Reactors in the World』から |
出典:「原子力・エネルギー」図面集 2004-2005 核分裂の熱を利用して「水を沸かす=ボイルする」ことから、BWR(Boiling Water Reactor)と呼ばれています。 |
出典:「原子力・エネルギー」図面集 2004-2005 |
出典:「原子力」図面集 2004-2005 核分裂の熱を利用して「加圧した水を沸かす=水にプレッシャーをかける」ことから、PWR(Pressurized Water Reactor)と呼ばれています。 |
出典:「原子力・エネルギー」図面集 2004-2005 沸騰水型炉(BWR)と加圧水型炉(PWR)では、原子炉圧力容器の構造自体が違っていることがわかります。 |
出典:「原子力・エネルギー」図面集 2004-2005から抜粋 ペレット状のウラン燃料が充てんされた燃料棒などでできています。この燃料集合体4本の間に、十字型をした制御棒が挿入されており、制御棒を引き抜いていくと、核分裂の連鎖反応が起こって熱エネルギーが発生します。水(冷却水)がこの燃料棒の間を通り抜けることで熱せられ、蒸気に変わります。 |
出典:「原子力・エネルギー」図面集 2004-2005から抜粋 ペレット状のウラン燃料が充てんされた燃料棒などでできています。制御棒を引き抜いていくと、核分裂の連鎖反応が起こって熱エネルギーが発生します。水(冷却水)が燃料棒間を通り抜けると熱せられます。 |
〔電気事業連合会による日本の原子力の『原子力への取り組み』の『原子力発電のしくみ』の中の『軽水炉のしくみ』から〕 |