授業科目『地下資源論』


本授業科目について

 本授業科目は「(地下)資源利用に関わる現状を学び理解する」ことを目標にしています。講義の前半45分間は、放送大学教材ビデオ『現代資源論』を見ます。後半45分間はプリント(毎回配布)を用いて補足説明を行ないます。このビデオの説明書が『現代資源論(改訂版)』なのですが、残念ながら絶版になっています。内容の概要は『目次』を参考にしてください。

 『資源一般』のページの『リンク』に、資源関係のホームページを集めています。また、『文献(おもに図書)』は私の手持ちの市販本リストです。広島大学附属図書館に無いものは、お貸ししますのでご連絡ください。また、『鉱物資源』や『エネルギー資源』などのページも見てください。

 地下資源関係の市販本で、もっとも広範囲の内容をまとめたものの一つは『エネルギー・資源ハンドブック』(1997)です。


配布プリント補足説明

配布プリント

プリントは原則的に図表のみ。『現代資源論(改訂版)』および参考図書から。

第1回(4/14) なし

第2回(4/21) 2枚〔『現代資源論(改定版)』(9,11,13,14p)、『化学の目で見る地球の環境−空・水・土−』(67p、14p)、『鉱床学概論』(2-7p)〕

第3回(4/28) 2枚〔『現代資源論(改定版)』(17-27p)、『世界国勢図会1999/2000年版』(27p、165p、164p、187p、26p)、『2000年の資源ビジョン−2000年の資源産業と資源政策−』(162p、163p)〕

第4回(5/12) 3枚〔『現代資源論(改定版)』(28-30,32-34,36-38,40-42,44p)、『鉱物資源を考える(2)』(18,19p)、『鉱物資源を考える(4)』(16,17,20,21,28,32,34p)、『地球内部の構造と運動』(158-160,162p)、『地球の資源/地表の開発』(101,102p)、『いま、地球の財産を診る』(171,183p)〕

第5回(5/19) 4枚〔『現代資源論(改定版)』(49-53,55,56p)、『日本の工業原料鉱物資源(その1)』(25-32p)、『日本の工業原料鉱物資源(その2)』(41-49p)、『花崗岩系列と非金属鉱物資源』(22p)、『アジアの工業原料鉱物資源』(8p)、『東アジアのパイロフィライト鉱床』(40,43p)〕

第6回(5/26) 2枚〔『現代資源論(改定版)』(59,60,63-65,69,70p)、『レアメタル事典*』(5-8,16p)、『レアメタル資源 2.レア・アース…(1)』(18,20p)、『レアメタル資源の現状と将来』(117p)〕
*(株)フジ・テクノシステム・(社)日本工業技術振興協会(編)(1991):レアメタル事典.(株)フジ・テクノシステム、1132p.〔ISBN4-938555-21-2〕 \48,350

第7回(6/2) 2枚〔『現代資源論(改定版)』(73,75,76,78,79,81,83p)、『天然原子炉』(2,13,24p)、『Mineral Resources, Economics and the Environment』(148,149152,153,155p)〕

第8回(6/9) 2枚〔『現代資源論(改定版)』(87-92p)、『二酸化炭素問題を考える』(63,67,69p)、『エネルギー2000』(21,210-213p)、『総合エネルギー統計(平成11年度版)』(16-17p)〕

第9回(6/16) 3枚〔『現代資源論(改定版)』(96,98,100,101,104,105p)、『石油地質学概論−第二版』(2-4,6,8,9,101,102p)、『石油はどうしてできたか』(35,38,42,46,48,49,58,60,69,78-80,82,150,154,155,157p)、『世界国勢図会』〕

第10回(6/23) 2枚〔『現代資源論(改定版)』(108,109,111-115p)、『地球の資源/地表の開発』(65-67,69,70,73,79p)、『石炭技術総覧』(15,35,37,74p)、『コール・ノート』、『太陽の化石:石炭』(8p)〕

第11回(6/30) 2枚〔『現代資源論(改定版)』(119,121-123,125p)、『海洋鉱物資源』(76-77p)、『地球資源衛星』(13p)、『宇宙と人工衛星』(126,127p)、『比抵抗映像法』(2p)、『地球の観測』(37,39,41p)〕

第12回(7/7) 3枚〔『現代資源論(改定版)』(165,167,169,170,172,173p)、『鉱業便覧』、『海洋開発のおはなし』(18,54,59,63p)』)

第13回(7/14) 3枚〔『現代資源論(改定版)』(178,182-186,188p)、『最新ごみ事情Q&A』(13,78,214-220p)、『新・水とごみの環境問題』(215,218p)、『環境白書(各年版)』〕

第14回(7/21) 3枚〔『現代資源論(改定版)』(190-197p)、『エネルギー 2000'98』)

第15回(7/28)  〔試験〕

補足説明

第2回第3回第4回第5回第6回第7回


第2回(4/21)


第3回(4/28)

従業員100人以上の鉱山
都道府県名 鉱山名 鉱種名 鉱業権者名 従業員数
直轄 請負
北海道 豊羽(とよは) 鉛、亜鉛 豊羽鉱山(株) 216 40
岐阜 神岡(かみおか) 鉛、亜鉛 神岡鉱業(株) 384 217
鹿児島 菱刈(ひしかり) 金、銀 住友金属鉱山(株) 142 69

金属鉱山 計3
(注)
1.従業員数は鉱山製錬所名簿による。
2.豊羽鉱山は、昭和48年6月日本鉱業(株)から分離。
3.神岡鉱山は、昭和61年7月三井金属鉱業(株)から分離。
4.菱刈鉱山は、昭和63年10月から商業生産を開始。

従業員100人未満の鉱山

都道府県名

鉱山名

鉱種名

鉱業権者名

従業員数
直轄 請負
北海道 光竜(こうりゅう) 金、銀 野田玉川鉱発(株) 11
岩手 遠平夏畑(とうひらなつはた) 北上鉱業(株)  
長野 柏原(かしわばら) (株)吉田号  
富山 北神岡(きたかみおか) 鉛、亜鉛 三井金属鉱業(株)  
島根 鳥上羽内谷(とりがみはないだに) 砂鉄 (株)安来製作所  
熊本 第一阿蘇(だいいちあそ) 日本リモナイト鉱業(有)  
大分 新木浦(しんきうら) 木浦エメリー(株)
鹿児島 岩戸金山(いわときんざん) 金、銀 (代)宮内敬久  
鹿児島 春日(かすが) 金、銀 春日鉱山(株) 16  
鹿児島 赤石(あけし) 金、銀 (代)三井串木野鉱山(株) 14  

金属鉱山 計10
(注)
1.探鉱中の鉱山は除外して表示した。

都道府県

鉱山名

鉱種

鉱業権者

従業員数

平成9年の生産量(千トン)
直轄 請負
北海道 峩朗(がろう) 石灰石、ドロマイト 太平洋セメント(株) 46 53 石 7,082
ド     6
青森 尻屋(しりや) 石灰石 日鉄鉱業(株) 137 50 5,690
八戸石灰
(はちのへせっかい)
(代)住金鉱業(株) 101 72 5,467
岩手 大船渡(おおふなと) 太平洋セメント(株) 12 101 5,615
栃木 大叶(おおかのう) ドロマイト、石灰石 吉澤石灰工業(株) 216 56 ド 1,740
石 1,371
唐沢(からさわ) 石灰石、ドロマイト 住友大阪セメント(株) 18 72 石 1,900
ド 1,612
羽鶴(はねづる) 日鉄鉱業(株) 62 31 石 3,011
ド    81
村樫(むらかし) 村樫石灰工業(株) 104 石   427
ド    71
群馬 叶山(かのうやま) 石灰石 (代)太平洋セメント(株) 50 11 3,067
埼玉 宇根(うね) 菱光石灰工業(株) 97 70 3,388
武甲(ぶこう) 武甲鉱業(株) 63 11 4,062
三輪(みのわ) 太平洋セメント(株) 15 64 2,262
東京 古里(こり) けい石、石灰石 (株)昭和石材工業所 68 け 2,096
石   157
氷川(ひかわ) 石灰石 奥多摩工業(株) 101 59 2,182
新潟 青海(おうみ) 電気化学工業(株) 58 3,752
田海(とうみ) 石灰石、けい石 明星セメント(株) 44 18 石 2,639
け   442
岐阜 金生山石灰石
(きんしょうざんせっかいせき)
石灰石 (代)矢橋龍太郎 635 130 2,743
三重 藤原(ふじわら) (代)(株)イシザキ 73 4,617
滋賀 伊吹(いぶき) 住友大阪セメント(株) 43 2,626
近江(おうみ) 近江鉱業(株) 121
岡山 足立(あしだち) 足立石灰工業(株) 130 678
金平(かなひら) (株)同和カルファイン 105 230
山口 宇部伊佐(うべいさ) (代)宇部興産(株) 62 147 8,642
重安(しげやす) 太平洋セメント(株) 47 2,244
住友セメント秋芳
(すみともせめんとしゅうほう)
(代)秋芳鉱業(株) 102 8,131
高知 鳥形山(とりがたやま) 日鉄鉱業(株) 252 167 14,049
白木谷(しらきだに) (代)四国鉱発(株) 38 2,022
福岡 宇部苅田(うべかんだ) (代)(株)技建工務所 61 11 3,063
香春(かわら) 太平洋セメント(株) 49 29 3,204
関の山(せきのやま) 三井鉱山(株) 27 93 4,730
東谷(ひがしたに) 三菱マテリアル(株) 43 131 10,095
船尾(ふなお) 船尾鉱山(株) 54 2,192
大分 大分(おおいた) (代)大分鉱業(株) 75 48 2,862
願寺(がんじ) 太平洋セメント(株) 22 171 9,925
津久見(つくみ) (代)太平洋セメント(株) 217 84 9,808
戸高津久見
(とだかつくみ)
〃、ドロマイト (株)戸高鉱業社 122 118 13,144
沖縄 安和(あわ) 琉球セメント(株) 10 56 2,481

非金属鉱山計 37鉱山
(注)
1.平成10年4月1日現在稼働しているもので、従業員数80人以上または年間生産量200万トン以上の鉱山。
2.非金属稼働鉱山数は539鉱山(探鉱中の鉱山は除外)である。
3.生産量は9年(暦年)であり、単位は千トン。
4.従業員数は鉱山製錬所名簿により、生産量は鉱業課調べによる。


第4回(5/12)


第5回(5/19)


第6回(5/26)


第7回(6/2)