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ランタン（La）　Lanthanum

• 『1839年にC.G.Mosanderによりセリウム塩中の不純物としてのLa2O3が見いだされ、“かくれる”の意味のギリシャ語から命名された。』

同位体 *印は天然放射性同位体	質　量	存在度 〔原子百分率〕 （　）内の数字は誤差
138La*	137.907108	0.090（1）
139La	138.906349	99.910（1）

放射性核種 （放射性同位体）	半減期	壊変形式
140La	1.6781日	β-壊変

電子構造

原子 番号	元素	原子の基底状態の 電子配置	原子の 基底状態	第1イオン化電位 E i1/V	イオンの 基底状態	第2イオン化電位 E i2/V
57	La	[Xe]5d6s2	2D3/2	5.61（−5d2）	3F2	10.85

物理的特性

物理的特性

原子番号		57
原子量		138.9055
結晶構造
密度	kg・m-3（×103）	6.145（25℃）
融点	℃	920
沸点	℃	3461
抵抗率（0℃）	Ω・m
抵抗の温度係数（0〜100℃）	℃-1
熱伝導率（0℃）	W・m-1・K-1
比熱（298.15K）	J・K-1・mol-1
熱膨張率（293K）	K-1
ヤング率	Pa

産状

【地圏】（mg/kg）

• 花崗岩：43。玄武岩：21。土壌：40。頁岩：49。石灰岩：10。砂岩：42。
• 普通鉱物：モナズ石。

【水圏】（mg/kg）

• 海水：0.0000034。淡水：0.0001。

【気圏】

• 空気：0.0005〜10ng/m³。

【生物圏】（mg/kgDM）

• 陸上植物：0.003〜15。可食野菜：＜0.0004〜2。哺乳動物の筋肉：0.0004。哺乳動物の骨：＜0.08〜9。海藻：10？　海水魚：0.014。
• 蓄積者：樹木Carya spp.（クルミ科の一種）；哺乳動物の骨。毒性：低い；720mg/日はラットに致死量。

【その他】

• 年循環量　天然：4〜128。採鉱量：0.3？×10⁹g/年。
• 総説：植物中のLa、Yliruokanen（1975b）。

リンク

• ランタン　　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3
  　フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』の中のページ。
  Lanthanum　　http://en.wikipedia.org/wiki/Lanthanum
  　Wikipedia, the free encyclopediaの中のページ。

文献

• Yliruokanen,I.(1975b): Annl.Acad.Sci.Fenn., A176, 1.