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ロジウム（Rh）　Rhodium

• 『1803年にW.H.Wollastonにより発見され、その塩（Rh^III）が水溶液中でバラ色を呈することから“rose”に対応するギリシャ語に基づいて命名された。』

同位体 *印は天然放射性同位体	質　量	存在度 〔原子百分率〕 （　）内の数字は誤差
103Rh	102.905504	100

放射性核種 （放射性同位体） mは準安定状態	半減期	壊変形式
99Rh	16.1日	軌道電子捕獲、 β+壊変
103mRh	56.12分	核異性体転移
105mRh	45秒	核異性体転移
105Rh	35.36時	β-壊変
106Rh	29.80秒	β-壊変

電子構造

原子 番号	元素	原子の基底状態の 電子配置	原子の 基底状態	第1イオン化電位 E i1/V	イオンの 基底状態	第2イオン化電位 E i2/V
45	Rh	[Kr]4d85s	4F9/2	7.461	3F4	18.07

物理的特性

物理的特性

原子番号		45
原子量		102.90550
結晶構造
密度（20℃）	kg・m-3（×103）	12.41
融点	℃	1960
沸点	℃	3697
抵抗率（0℃）	Ω・m（10-8）	4.3
抵抗の温度係数（0〜100℃）	℃-1
熱伝導率（0℃）	W・m-1・K-1
比熱（298.15K）	J・K-1・mol-1	24.5
熱膨張率（293K）	K-1（×10-6）	8.2
ヤング率	Pa

産状

【地圏】（mg/kg）

• 玄武岩：0.0002？
• 普通鉱物：なし；ダナイト／蛇紋石に随伴。

【気圏】

• 空気：≦0.3ng/m³。

【その他】

• 総説：AuerbachとOlson（1963）；医薬中のRh、WilliamsとDa Silva（1978）。

リンク

• ロジウム　　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0
  　フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』の中のページ。
  Rhodium　　http://en.wikipedia.org/wiki/Rhodium
  　Wikipedia, the free encyclopediaの中のページ。

文献

• Auerbach,S.I. and Olson,J.S.(1963): “Radioecology”, p.509 (Schultz,V. and Klement,A.W., eds.), Reinhold, New York.
• Williams,R.J.P. and Da Silva, J.R.R.F.(eds.)(1978): “New Trends in Bio-Inorganic Chemistry”, Academic Press, London, New York.