はじめに
特許でわかる廃水処理技術
本書の使い方
第1章 特許からみた技術開発の動向
1.1 廃水処理技術全体の動向
1.1.1 廃水処理技術の広がり
(1) 廃水処理技術
(2) 高度廃水処理技術
1.1.2 技術開発の状況
(1) 全体の開発状況
(2) 技術分野別の動き
1.1.3 技術開発の主体
(1) 全体構造
(2) 技術分野別
(3) 国内企業、個人、官公庁
(4) 外国出願人
(5) 新規参入状況
1.2 物理化学的処理技術
1.2.1 全体動向
1.2.2 固液分離技術
(1) 凝集・沈殿処理
a 凝集剤の使用
b 対象となる廃水と凝集剤
(2) 膜分離および濾過処理
a 方法および装置
b 膜の汚染防止
c 対象となる廃水
(3) 浮上処理
1.2.3 溶解性物質分離技術
(1) 吸着処理
a 吸着材
b 対象となる廃水
(2) イオン交換処理
1.2.4 酸化・分解技術
(1) 酸化処理
a 酸化のためのエネルギー
b 対象となる廃水
(2) 殺菌処理
a 金属単体などの使用
b オゾンの使用
1.2.5 その他の処理技術
(1) 照射処理
a 紫外線照射
b 紫外線以外の照射
(2) 電気を利用する処理
1.3 生物学的処理技術
1.3.1 全体動向
1.3.2 好気性処理
(1) 全体動向
(2) 生物膜法による処理
a 生物膜法の担体
b 好気性流動床法関連の出願人
c 生物膜法担体関連の出願人
(3) 活性汚泥法による処理
a 活性汚泥法による処理の維持管理
1.3.3 嫌気性処理
1.3.4 好気性処理と嫌気性処理の併用技術
(1) 生物膜を用いる処理
(2) 装置
(3) 脱窒処理と脱リン処理
1.3.5 微生物の利用
(1) 微生物の調製
(2) 微生物による処理
1.3.6 動植物の利用
1.4 多段階処理技術
1.4.1 全体動向
1.4.2 多段階処理における生物学的処理
1.4.3 多段階処理における物理化学的処理
1.4.4 対象となる廃水からみた技術動向
(1) 全体動向
(2) 種類別
a 無(低)希釈し尿
b 生活廃水
c その他の有機性廃水
d 無機性廃水
1.5 廃水の種類と対応処理技術
1.6 米国特許の特質
第2章 権利化されている特許
2.1 代表的特許からみた技術開発課題
2.1.1 物理化学的処理
(1) 高分子凝集剤による処理
(2) 活性炭による処理
(3) 膜分離装置
(4) オゾンによる処理
(5) 紫外線による処理
2.1.2 生物学的処理
(1) 好気性流動床処理
(2) 生物学的脱窒処理
(3) 生物学的脱リン処理
2.2 技術発展図
2.2.1 物理化学的処理
(1) 高分子凝集剤による処理
(2) 活性炭による処理
(3) 膜分離装置
(4) オゾンによる処理
(5) 紫外線による処理
2.2.2 生物学的処理
(1) 好気性流動床処理
(2) 生物学的脱窒処理
(3) 生物学的脱リン処理
2.3 代表的特許の概要
2.3.1 物理化学的処理
(1) 高分子凝集剤による処理
(2) 活性炭による処理
(3) 膜分離装置
(4) オゾンによる処理
(5) 紫外線による処理
2.3.2 生物学的処理
(1) 好気性流動床処理
(2) 生物学的脱窒処理
(3) 生物学的脱リン処理
2.4 ライセンス提供の用意のある特許
2.4.1 PATOLISによる検索
2.4.2 特許流通データベースによる検索
第4章 技術の概要
4.1 廃水処理技術の歴史
4.2 廃水処理技術の概要
4.2.1 物理化学的処理
(1) 凝集・沈殿処理
(2) 吸着
(3) 膜分離法および濾過
(4) オゾン利用
(5) 紫外線利用
(6) 殺菌
(7) 電気を利用する処理
(8) 浮上分離
(9) イオン交換
4.2.2 生物学的処理
(1) 好気性処理
a 活性汚泥法
b 生物膜法
(2) 嫌気性処理
(3) 好気性処理と嫌気性処理の併用処理
4.3 用語解説
資料編
特許マップとは
検索式一覧
主要基礎データ
「技術分野別特許マップ作成委員会」名簿
21世紀を間近に迎えて、我が国経済の活性化と、創造性の高い知的基盤の強化を図ることが期待されています。このための施策として、創造的な技術開発を支援するとともに、その成果の製品化を通じた新市場・雇用の創出が求められています。
そして、技術開発を効率的に行うには、開発目標を設定するため、既に特許権が設定された権利情報を調査して重複した開発を防ぐこと、及び公開された技術情報を調査し、最先端の技術開発動向を把握することが必要であります。これらの権利化された、又は公開された膨大な技術情報を調査するには、特許情報を整理したマップを活用することが有効です。
しかし、このようなマップを作るには、皆様が相当の人的資源、時間等をかけて、個々の技術分野について広くかつ深く分析を行なわなければなりません。
このため、通商産業省特許庁は、技術情報の活用の一助となるべく、特定の技術分野別に特許マップを作成しました。これは、特定の技術テーマを題材として、特許情報を通じた権利化された特許、技術開発動向、ライセンス提供の用意のある特許などをマップ化すると共に、これらの情報の検索手法も含めた特許情報の加工・活用方法をわかりやすく解説したものです。
皆様が本マップを広く利用されることを期待しております。
特許庁長官
伊佐山建志
1971〜1998年公開された出願は、約34,000件 特許庁による『廃水処理技術』から |